国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

国際学術交流室

国際学術交流室は、組織的な国際交流を円滑に進めることを目的にして、平成22年(2010年)に設立されました。

本館は、その設立以来グローバルな視野を持ち、積極的に海外の研究機関や研究者と連携、協力しながら研究活動と博物館活動を行ってきました。国際学術交流という点では大学共同利用機関の中でも先駆的な役割を果たしてきたといえるでしょう。しかし、それは多分に研究者の個人的な関係と努力に負うところが大きく、組織的、戦略的な連携協力関係の構築はどちらかというと立ち後れていました。

20世紀末に始まった情報技術革命は、国際的な情報交換のスピードと量を飛躍的に増大させ、その結果、館の国際的な活動ももはや個人的な努力や関係では処理しきれない状態となりました。そこで、これまで蓄積された海外の研究機関、研究者との関係を活かしつつ、館としてより戦略的、より組織的に国際的な連携、協力を推進します。

現在、国際学術交流室では、国際的な学術交流を推進するための戦略の策定、海外の研究機関との学術交流協定の締結およびそれに基づく研究交流事業の支援、研究情報の国際発信などの活動を行っています。

国際学術交流室長
西尾哲夫

スタッフ

室長
西尾哲夫(研究戦略センター・教授)
室員
印東道子(民族社会研究部・教授)
韓敏(民族社会研究部・教授)
齋藤晃(先端人類学研究部・教授)
ピーター J. マシウス(民族社会研究部・教授)
山中由里子(民族文化研究部・准教授)
相島葉月(先端人類科学研究部・准教授)

活動内容

海外機関との研究交流協定締結の支援
国際研究集会開催の支援
情報の国際発信の支援
外国人研究員(客員)への支援
外国人研究員受け入れについて[館員専用]