国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
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スタッフの紹介

浜田明範
浜田明範HAMADA Akinori
先端人類科学研究部・機関研究員
専門分野
  • 医療人類学、アフリカ地域研究
各個研究
  • 西アフリカにおける生権力の複数制に関する人類学的研究
個人ホームページ 
※2016年3月31日をもって本館を退職いたしました。

経歴

学歴
  • 千葉大学 文学部 行動科学科卒業(2003.3)
  • 千葉大学 文学研究科 人文科学専攻 修士課程修了(2005.3)
  • 一橋大学 社会学研究科 総合社会科学専攻 単位取得退学(2010.3)
  • 一橋大学 社会学研究科より博士号取得(2012.1)
職歴
  • 日本学術振興会 特別研究員(DC2)(2008.4-2010.3)
  • 日本学術振興会 特別研究員(PD)(2010.3-2013.3)
  • 産業能率大学 経営学部 兼任教員(2008.4-)
  • 江戸川大学 社会学部 非常勤講師(2011.4-)
  • 国立民族学博物館 先端人類科学研究部 機関研究員(2013.4-)
  • 高知大学 医学部 非常勤講師(2013.5-)
  • 立命館大学 生存学研究センター 客員研究員(2013.6-)

専門分野

  • 医療人類学、アフリカ地域研究

研究のキーワード

  • 医療、薬剤、健康保険、装置、ガーナ

研究概要

  • 生物医療への装置論からの接近
  • 抗生物質や解熱剤といった薬剤の流通過程について
  • 健康保険と相互扶助のあり方について
  • 再分配を通じた集団の生成について
  • コミュニケーションと人物評価の関係について

所属学会

  • 日本文化人類学会、日本アフリカ学会

主要業績

2015
「書き換えの干渉 :文脈作成としての政策、適応、ミステリ」『一橋社会科学』第7巻(別冊)pp. 125-150。
2015
『薬剤と健康保険の人類学:ガーナ南部における生物医療をめぐって』、風響社。
2010
「医療費の支払いにおける相互扶助:ガーナ南部における健康保険の受容をめぐって」『文化人類学』75巻3号 pp. 371-394。

国際会議の主催

2015
How Do Biomedicines Shape Life, Sociality and Landscape? (2015.9.25-27)

研究プロジェクト

  • 澁澤民族学振興基金(大学院生等に対する研究活動助成)「多元的医療状況における薬剤の使用実践:ガーナ共和国イースタン州を事例として」(2006-2007)
  • 科学研究費補助金(特別研究員奨励費)「西アフリカにおける薬剤の普及と医療状況の変容に関する人類学的研究」(2008-2010)
  • 科学研究費補助金(特別研究員奨励費)「西アフリカにおける健康保険の普及と生物医療の特性に関する人類学的研究」(2010-2013)
  • 科学研究費補助金(研究活動スタート支援)「西アフリカにおける生権力の複数性:ガーナ南部における結核対策を事例に」(2013-2015)
  • 国立民族学博物館共同研究(若手)「再分配を通じた集団の生成に関する比較民族誌的研究――手続きと多層性に注目して」(研究代表者)(2013-2016)
  • 日本文化人類学会課題研究懇談会「医療人類学教育の検討」(代表)(2014-2018)
  • 国立民族学博物館館長リーダーシップ経費「生物医療はアフリカに何を作り出しているのか」(2015.04-2016.03)

業績詳細

著書
2015
『薬剤と健康保険の人類学:ガーナ南部における生物医療をめぐって』、風響社。
学術論文
2015
「書き換えの干渉 :文脈作成としての政策、適応、ミステリ」『一橋社会科学』第7巻(別冊)pp. 125-150。
2010
「医療費の支払いにおける相互扶助:ガーナ南部における健康保険の受容をめぐって」『文化人類学』75巻3号 pp. 371-394。
2008
「薬剤の流通をめぐるポリティクス:ガーナ南部における薬剤政策とケミカルセラー」『文化人類学』73巻1号 pp. 25-48。
2006
「薬剤の氾濫と生物医療」『くにたち人類学研究』vol.1 pp. 23-38。
共著書
2014
'Medical Technology as Cultural Interface' In Heung Wah Wong and Keiji Maegawa (eds.) Revisiting Colonial & Post-Colonial: Anthropological Studies of Cultural Interface. Los Angeles: Bridge21.
2014
'Payment and Milieu of Mutual-Aids: The National Health Insurance Scheme and Multiple Cares in Southern Ghana' In Mohasci Gergely (ed.), Ecologies of Care: Innovations through Technologies, Collectives and the Senses. Readings in Multicultural Innovation, Vol. 4O, pp.161-177. Osaka: Doctoral Program for Multicultural Innovation.
2014
「アフリカにおける薬剤の流通と副作用:ガーナ南部のカカオ農村地帯を事例として」落合雄彦(編)『アフリカ・ドラッグ考:交錯する生産・取引・乱用・文化・統制』、pp. 169-190、晃洋書房。
2012
「薬剤と顕微鏡:ガーナ南部における疾病概念とモノの布置」前川啓治(編)『カルチュラル・インターフェイスの人類学』、pp. 189-207、新曜社。
2012
「提喩的想像の多層性:ガーナ南部における「われわれ」の生成」風間計博、中野麻衣子、山口裕子、吉田匡興(編)『共在の論理と倫理:家族・民・まなざしの人類学』、pp. 51-71、はる書房。
学位論文
2012
「薬剤と健康保険の人類学:ガーナ南部の農村地帯における生物医療的な布置についての民族誌」一橋大学社会学研究科博士論文140p。
2005
「氾濫する薬剤:生物医療からの離脱と現地社会への統合」千葉大学大学院文学研究科提出修士論文。
その他
2015
「エボラへの備え」、毎日新聞「旅・いろいろ地球人」、2015年2月5日号。
2015
「人間学のキーワード 再分配」、『月刊 みんぱく』2015年2月号p. 20。
2015
「薬剤から見る西アフリカの医療:医療人類学の視点から」、THE LUNG perspectives vol.23 No.1 pp.95-97。
2014
「書評 浜本満著『信念の呪縛』」、『くにたち人類学研究』vol.9、pp.1-9。
2014
「カカオ畑のハチミツ」、毎日新聞「旅・いろいろ地球人」、2014年6月26日号。
2014
「なぜいま再分配の人類学なのか」、『民博通信』154号 pp.24-25。
2014
「ガーナの楽しい選挙」、『月刊 みんぱく』2014年10月号 p. 19。
2013
「フィールドで考える 知り合いを助ける、見知らぬ誰かを助ける」『月刊みんぱく』2013年9月号 pp. 18-19。
2013
「エリック・ンティリ・メンサの選挙:2012年ガーナ大統領選挙の一側面」『くにたち人類学研究』vol.8 pp. 1-18。
2008
「フィールドで考える ガーナの薬屋さん」『月刊 みんぱく』2008年3月号 pp. 22-23。
2006
「書評 奥野克巳著『帝国医療と人類学』」『文化人類学』71巻3号 pp. 405-408。
口頭発表
◇ 学会発表
2015
「再分配研究の再始動:行為から集団の生成を考える」、『日本文化人類学会第49回研究大会』、大阪国際交流センター(2015.5.31)
2014
'Payment and Milieu of Mutual-Aids: The National Health Insurancce Scheme and Multiple Cares in Southern Ghana', The International Union of Anthropological and Ethnological Sciences Inter-Congress 2014, Makuhari-Messe, Japan (May 18, 2014).
2013
「ドキュメントを通じた統治の連鎖:ガーナ南部のヘルスセンターを事例として」、日本文化人類学会第47回研究大会、慶応大学において(2013.6.9)
2013
「遊びを食べること:ガーナ南部における人物評価についての一考察」、日本アフリカ学会第50回学術大会、東京大学において(2013.5.26)
2011
'Mutual Aid in the Payment of Medical Fees : Acceptance of National Health Insurance Scheme in Southern Ghana', 4th European Conference on African Studies, Uppsala University, Sweden (June 18, 2011).
2011
「ヘルスセンターにおける2つの確定化装置:ガーナ南部における診断とモノの布置」、日本文化人類学会第45回研究大会、法政大学において(2011.6.11)
2011
「ヘルスセンターに行けること:ガーナ南部における健康保険と生物医療へのアクセス」、日本アフリカ学会第48回学術大会、弘前大学において(2011.5.22)
2010
6月「からだを強くする薬:ガーナ南部における複数の身体観の共存をめぐって」、日本文化人類学会第44回研究大会、立教大学において(2010.6.13)
2009
「健康保険の入り方:ガーナ南部における商品としての健康の複数性をめぐって」、日本文化人類学会第43回研究大会、大阪国際交流センターにおいて(2009.5.30)
2008
「慣習化する診断、供給される薬剤:ガーナ南部におけるヘルスセンターの薬剤化をめぐって」、日本文化人類学会第42回研究大会、京都大学において(2008.5.31)
2006
「ガーナにおける薬剤の流通と薬剤政策:無認可の薬剤販売者を取締ること」、日本文化人類学会第40回研究大会、東京大学において(2006.6.3)
◇ その他の口頭発表
2015
「西アフリカのカカオ農村地帯における生物医療と感染症」、『海外学術調査フォーラム』、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所((2015.6.27)
2015
'Interference in a Milieu: On Multiple Governments of Multiple Actors around Tuberculosis Treatment Projects in Southern Ghana', International Symposium "How Do Biomedicines Shape Life, Sociality and Landscape?", National Museum of Ethnology, Japan (September 27, 2015).
2015
「再分配研究の射程について」、『現代人類学研究会』、東京大学。(2015.1月)
2014
「環境の書き換え:ガーナ南部における結核と複数の統治」、『京都人類学研究会』、京都大学。(2014.5月)
2013
「フィールドでただ生きているということ」、現代社会エスノグラフィ研究会、立命館大学において(2013.9.21)
2013
「医療人類学における布置論の可能性:開発途上国における医療現象を記述・分析するための一つの方法について」、武井秀夫先生退官記念企画ワークショップ:医療人類学のこれまでとこれから、千葉大学において(2013.2.12)
2012
「薬剤と健康保険の人類学:ガーナ南部の農村地帯における生物医療的な布置についての民族誌」、日本文化人類学会関東地区懇談会、首都大学東京において(2012.3.31)
2012
'Possibility and Impossibility of Critique: Document making in Rural Health Center of Southern Ghana', Graduate Workshop in Translational Movements, Osaka University, Japan (March 4, 2012).
2011
2月「薬剤と顕微鏡:ガーナ南部における疾病概念とモノの布置」、International Workshop: Anthropology of Cultural Interface、香港大学において(2011.2.23)
2010
「血の薬のポピュラリティ:ガーナ南部における貧血のネットワーク」、現代人類学研究会、東京大学において(2010.4.17)
2010
「2つの相互性を往復する:ガーナ南部における健康保険の受容をめぐって」、「生存」の人類・社会学研究会、立命館大学において(2010.2.27)
2007
「薬剤の流通をめぐるポリティクス:ガーナ南部におけるケミカルセラーと薬剤政策」、社会人類学研究会、首都大学東京において(2007.5.18)
2005
「薬剤と生物医療の奇妙な関係:薬剤の人類学序説」、現代人類学研究会、東京大学において(2005.4.10)
2005
「氾濫する薬剤:生物医療からの離脱と現地社会への統合」、日本文化人類学会関東地区懇談会、東京都立大学において(2005.3.19)