百越の会
百越の会
ベトナム戦争は20世紀東南アジア大陸部の構図を大きく変えました。その痕跡は研究面にも大きく、その時期を境として、ベトナム、ラオス、カンボジア、ビルマ(ミャンマー)などの東南アジア大陸部の社会主義諸国において、外国人が現地調査を実施することは困難になりました。
しかし、1990年前後にそれらの諸国家が市場経済化政策を導入して以来、これらの地域における現地調査も再び行われるようになり、東南アジア研究は新局面を迎えました。ベトナム戦争当時のさまざまな政治運動を直接知らない世代の研究者が、様々な学問関心から、フィールドに密着した調査を行うようになってきているのです。この研究会も、ベトナムを中心とする東南アジア大陸部において、フィールドワークを貴重とする研究を実施している人たちが、最新の現地情報と資料を持ち寄って研究発表を行う場となっています。
研究会
- 第23回
- 「百越の会」(2013年5月25日、 於・国立民族学博物館)
発表者:
末成道男(国立民族学博物館客員教授)「中部ベトナム短期調査(サーベイ)見聞記」 - 第22回
- 「百越の会」(2013年3月9日、 於・国立民族学博物館)
発表者:
今井彬暁(総合研究大学院大学博士課程)「観光地サパの一村落における大通り上の経済活動の様態:民族間の差異に関する一考察」
下條尚志(京都大学ASAFAS博士課程)「集団化を回避する―集団化政策時代におけるメコンデルタ村落とベトナム国家」 - 第21回
- 「百越の会」(2013年1月12日、 於・国立民族学博物館)
発表者:
北沢直宏(京都大学大学院)「解放後ベトナムにおけるカオダイ教の分裂:宗教政策の影響から」
瀬戸徐映里奈(京都大学大学院) 「『食の確保戦略』からみるベトナム難民の定住過程-兵庫県姫路市を事例として」 - 第20回
- 「百越の会」(2009年3月18日、 於・国立民族学博物館)
発表者:
下條尚志(京都大学大学院)「サイゴン政権による領域国家形成―ベトナム中部高原における土地支配と山地民」
北沢直宏(京都大学大学院)「ベトナムの宗教政策―ドイモイ後の行政組織から」 - 第19回
- 「百越の会」(2008年8月22日、於・ 国立民族学博物館)
発表者:
佐藤まり子(総合研究大学院大学)「親密性が生成する社会空間:ベトナム・ハノイにおけるカオダイ教コミュニティ」
樫永真佐夫(国立民族学博物館)「東南アジア大陸部の書承文化に関する考察」 - 第18回
- 「百越の会」(2007年12月8日、於・国立民族学博物館)
発表者:
樫永真佐夫(国立民族学博物館)「黒タイ年代記『クアム・トー・ムオン』の継承について」
吉本康子(国立民族学博物館)「バニはローカルなムスリムか?:イスラーム化とシンクレティズムに関する一考察」
加藤敦典(大阪大学大学院)「政策の多声性:ハティン省の農村における小規模金融―プロジェクトの場合」 - 第17回
- 「百越の会」(2007年8月4日、於・国立民族学博物館)
発表者:
佐藤まり子(総合研究大学院大学)「カオダイ教バン・チ ン・ダオ派における活動実態―80年聖会年次大会での報告を事例に」 - 第16回
- 「百越の会」(2007年4月12日、於・国立民族学博物館)
発表者:
Eric Crystal(Group in Asian Studies) 'FROM HIGHLAND VILLAGE TO CALIFORNIA: HMONG AND MIEN MIGRATION ISSUES' - 第15回
- 「百越の会」(2007年4月7日、於・国立民族学博物館)
発表者:
松井生子(広島大学大学院)「在カンボジア・ベトナム人の親族関係および祖先祭祀」 - 第14回
- 「百越の会」(2006年7月15日、於・国立民族学博物館)
発表者:
比留間洋一(静岡県立大学)「ロシアにおけるベトナム研究」
比留間洋一(静岡県立大学)「ロシア在住ベトナム人についての覚え書き─2006年3月モスクワ訪問の報告」
樫永真佐夫(国立民族学博物館)「黒タイの系譜認識」 - 第13回
- 「百越の会」(2006年4月8日、於・国立民族学博物館)
発表者:
飯國有佳子(総合研究大学院大学)「解釈される儀礼-ビルマ・仏教儀礼におけるジェンダーの非対称性と可変性-」 - 第12回
- 「百越の会」(2005年4月15日、於・国立民族学博物館
発表者:
樫永真佐夫「西北ベトナムにおける民族すみ分けの現在」 - 第11回
- 「百越の会」(2005年2月5日、於・国立民族学博物館)
国立民族学博物館機関研究プロジェクト「テクスト学の構築」研究会との合同開催
発表者:
樫永真佐夫「ベトナムの黒タイ村落における固有文字の継承について」 - 第10回
- 「百越の会」(2004年7月3日、於・国立民族学博物館)
国立民族学博物館機関研究プロジェクト「テクスト学の構築」研究会との合同開催
発表者:
中井潤子「ビルマのマイノリティ・ヒンドゥー教徒の宗教活動の政治性」 - 第9回
- 「百越の会」(2004年5月8日、於・国立民族学博物館)
発表者:
岡田雅志「18世紀ベトナム前近代王朝の異民族認識―<儂人>の分析から」 - 第8回
- 「百越の会」(2004年4月24日、於・国立民族学博物館)
発表者:
鈴木伸二「ベトナムのエビ生産コストはなぜ高くなるのか?―制度・言説・移民」 - 第7回
- 「百越の会」(2004年1月17日、於・国立民族学博物館)
発表者:
比留間洋一「ベトナムの村の暮らしと子どもの自然利用―紅河デルタ農村の事例」 - 第6回
- 「百越の会」(2003年12月6日、於・国立民族学博物館)
発表者:
中村真里絵「タイの農村工業研究序説」 - 第5回
- 「百越の会」(2003年11月1日、於:国立民族学博物館)
発表者:
松井生子「ラオカイ省高地の定期市研究の可能性:バックハーの事例から」 - 第4回
- 「百越の会」(2003年10月11日、於・国立民族学博物館)
発表者:
比留間洋一「クメールクロム研究文献解題」
樫永真佐夫「ターイの昆虫食―ベトナム西北地方の事例」 - 第3回
- 「百越の会」(2003年7月5日、於・国立民族学博物館)
発表者:
伊藤まりこ「聖職者の<語り>に表出するホー・チ・ミン―カオダイ教・ハノイ聖室の事例から」
吉本康子「チャムの機織りについて―ビントゥアン省バクビン県におけるチャム族の経済・社会・文化に関する研究の中間報告」
文献紹介:
蓮田隆志 Dinh Khac Thuan 2001 "Qua Thu Tich va Van Bia" Ha Noi:NxbKHXH. - 第2回
- 「百越の会」(2003年6月17日、於・国立民族学博物館)
地域研究企画交流センター・東南アジア研究センター・アジアアフリカ地域研究研究 科連携研究「地域連関の構図」研究会との共催
「最近の文学作品が語るベトナム政治社会の変容」
話題提供者:
ファム・スアン・グエン(Pham Xuan Nguyen)「最近の文学作品が語るベトナム政治社会の変容」
《通訳:森スアン》 - 第1回
- 「百越の会」(2003年5月17日、於・国立民族学博物館)
発表者:
中田友子「縁組みをめぐる慣習の競合について―南ラオス・ンゲの村を例に」
樫永真佐夫「ターイ親族研究文献解題」 - 第2回
- 「(仮称)百越の会」(2002年3月30日、於・国立民族学博物館)
発表者:
比留間洋一「ベトナムの幼児は家庭のしつけでどう育つか―発達観、discursive practices、しつけから」 - 第1回
- 「(仮称)インドシナ研究会」(2002年2月23日、於・国立民族学博物館)
発表者:
発表者:樫永真佐夫「ベトナムの人口調査における住民分類」







