国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
english site

スタッフの紹介

戸田美佳子
戸田美佳子TODA Mikako
学術資源研究開発センター・機関研究員
専門分野
  • 生態人類学、アフリカ地域研究
各個研究
  • アフリカにおける障害者の人類学的研究
個人ホームページ 

経歴

学歴
  • 神戸大学 理学部 物理学科 卒業(2006.3)
  • 京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科 五年一貫制博士課程 満期認定退学(2011.9)
  • 京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科より博士号取得(2013.3)
職歴
  • 日本学術振興会 特別研究員(DC1)(2008.4-2011.3)
  • 京都大学アフリカ地域研究資料センター 特任研究員(産官学連携)(2011.10-2012.3)
  • 日本学術振興会 特別研究員(PD)(2012.4-2015.3)
  • 成安造形大学 非常勤講師(2014.4-)
  • 国立民族学博物館 文化資源研究センター 機関研究員(2015.4-)
学位
  • 修士(地域研究)(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 2010.5)
  • 博士(地域研究)(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科 2013.3)

専門分野

  • 生態人類学、アフリカ地域研究

研究のキーワード

  • 障害者、生業、ケア、アフリカ熱帯林、カメルーン、コンゴ

研究課題

  • アフリカにおける障害者の生活基盤に関する地域研究
  • アフリカ熱帯雨林における森林資源の利用と住民組織に関する実践的研究
  • コンゴ川における障害者の国境ビジネス

所属学会

  • 日本アフリカ学会、生態人類学会、日本文化人類学会、国際開発学会、障害学会

主要業績

2016
「国境をまたぐ障害者―コンゴ川の障害者ビジネスと国家」森壮也編『アフリカの「障害と開発」―SDGsに向けて』(研究双書No.622)アジア経済研究所, pp.153-193.
2015
『越境する障害者―アフリカ熱帯林に暮らす障害者の民族誌』明石書店.
2012
「カメルーンの社会福祉」宇佐見耕一・小谷眞男・後藤玲子・原島博編『世界の社会福祉年鑑(2012年) 』旬報社, pp.607-642.

館外活動(大学教育、社会活動等)

  • 特定非営利活動法人アフリック・アフリカ 事務局
  • 京都・中部アフリカ研究会 メンバー

受賞歴

2016
生存学奨励賞「審査員特別賞」

代表者を務めた研究プロジェクト

  • 「魅力ある大学院教育」イニシアティブ(臨地教育研究による実践的地域研究の養成)「ケアをめぐる実践」(2008)
  • 科学研究費補助金(特別研究員奨励費DC1)「アフリカにおける障害者と社会の関わりに関する人類学的研究」(2008-2011)
  • 科学研究費補助金(特別研究員奨励費PD)「障害者をとおしたアフリカ社会の解明」(2012-2015)
  • 科学研究費補助金(若手研究B)「アフリカ障害者の生活基盤に関する地域研究」(2015-2017)

業績詳細

単著書
2015
『越境する障害者―アフリカ熱帯林に暮らす障害者の民族誌』明石書店.
出版社サイト[外部]
学術論文
2016
“Distribution and numbers of Pygmies in Central African forests.” PLoS ONE, 11(1) e0144499 (共著者:Olivero, J., J. E. Fa, M. A. Farfán. J. Lewis, B. Hewlett, T. Breuer, G. M. Carpaneto. M. Fernandez, F. Germi. S. Hattori, A. Noss, D. O. Ekoumou, P. Paulin, R. Real. M. Riddell, E. G. J. Stevenson, J. M. Vargas, H. Yasuoka, R. Nasi).
2014
“Peoples and Social Organizations in Gribe, Southeastern Cameroon.” African Study Monographs Supplementary Issue 49: 139-168.
2011
「アフリカに『ケア』はあるか?―カメルーン東南部熱帯林に生きる身体障害者の視点から」『アジア・アフリカ地域研究』10(2): 176-219.
共著書(分担執筆)
印刷中
「カメルーンの障害者」嶋田義仁編『カメルーンを知るための55章』明石書店(亀井伸孝氏と共著).
2016
「国境をまたぐ障害者―コンゴ川の障害者ビジネスと国家」森壮也編『アフリカの「障害と開発」―SDGsに向けて』(研究双書No.622)アジア経済研究所, pp.153-193.
2014
「障害者」日本アフリカ学会編『アフリカ学事典』昭和堂, pp.302―303.
2012
「カメルーンの社会福祉」宇佐見耕一・小谷眞男・後藤玲子・原島博編『世界の社会福祉年鑑(2012年) 』旬報社, pp.607-642.
2010
「カメルーン熱帯林の『障害者』―身体障害をもつ人々の生活実践とその社会的コンテクスト」木村大治・北西功一編『森棲みの社会誌―アフリカ熱帯林の人・自然・歴史 II』京都大学学術出版会, pp.207-230.
2009
「カメルーン東南部熱帯林に生きる身体障害者のケアの諸相―wa kuma(「脚が動かない人」と呼ばれる人びと)の生業活動を通して」『ケアをめぐる実践』 (2008年度大学院教育改革支援プログラム院生発案型共同報告書). 松香堂書店, pp.1-18.
学位論文
2013
「カメルーンにおける障害者の社会性―生業とケアの実践に関する人類学的研究」. 京都大学博士 (地域研究) 申請論文. 京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科.
2008
「カメルーンの『障害者』―生活実践とその社会的コンテクスト」博士予備論文 (修士号学位論文相当). 京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科.
報告書・紀要論文
2015
“Systematization of NTFPs and Inter-ethnic Relationships among the Baka hunter-gathers and Bantu farmers.” ORAL PAPERS of FOSAS International Symposium, pp.339-358.
2015
「アフリカの都市に暮らす障害者の生計とケア―カメルーン共和国の首都ヤウンデを事例に」新山智基編『生存学研究センター報告23―アフリカの病・医療・障害の現場から』立命館大学生存学研究センター, pp.125-147.
2014
「国境をまたぐ障害者―コンゴ川流通を担う障害者の生計維持基盤の解明」森壮也編『アフリカの障害者―障害と開発の視点から』調査研究報告書, アジア経済研究所, pp.71-99.
2009
“People with Disabilities in the Tropical Forests of South-eastern Cameroon: Practice and Social Context.” Proceedings of International Workshop for Joint Research Projects on Asia and African Area Studies: 1–8.
2008
「カメルーンの身体障害者の生活実践とその社会的コンテクスト―カメルーン東部州の農村と首都ヤウンデの事例から」『第19回国際開発学会全国大会報告論文集』国際開発学会, pp.170-173.
エッセイなど
2016
「考える舌37 アフリカン・マンゴー」京都新聞朝刊(2016.5.4)
2016
「ムスリムとクリスチャンが集うカメルーンの名物屋台」『みんぱくe‒news』177号(2016.3.1)
2016
「人間学のキーワード ケア」『月刊みんぱく』40(1): 20.(2016.1.1)
2015
「アフリカの障害者を研究すること」『アフリカ Now』104: 6-9.(2015.12.31)
2015
「商売の王さま」と呼ばれる障害者集団―コンゴ川の国境ビジネスの展開」電子ジャーナル『SYNODOS』(2015.12.8)
webサイト[外部]
2013
「サポーティブな社会は人類の生存にとって脅威なのか?」『学際トーク・カフェ』京都大学グルーバル生存学大学院連携プログラム. 1: 6-8.(西真如氏との対談)
2010
「加速するカメルーンのサッカー熱」『サッカーエッセイ編』アフリカ便り. 特定非営利活動法人アフリック・アフリカ, 2010年6月号.
2009
「言語研修のその後: フランス語圏アフリカ手話(LSAF)の地カメルーンでの気づき」アジア・アフリカ言語文化研究所, オンライン広報誌言語研修寄稿.
2007
「ある昼下がりの過ごし方」『アジア・アフリカ地域研究情報マガジン第49号』メルマガ写真館. 2007年7月号.
口頭発表
◇ 国際会議・国内学会での発表
2015
“Systematization of NTFPs and Inter-ethnic Relationships among the Baka hunter-gathers and Bantu farmers.” In: FOSAS International Symposium, Hotel MONT FÉBÉ, Yaoundé, Cameroon (November 12, 2015 カメルーン・ヤウンデ市)
2015
“Disability and the Life Course among the Hunter-gatherers and Agriculturalists living in Cameroon.” In: International Symposium ‘How Do Biomedicines Shape Life, Sociality and Landscape?,’ National Museum of Ethnology, Osaka (September 26, 2015 大阪・国立民族学博物館).
2015
“People with Disabilities Crossing the Boundary between Hunter Gatherer and Agricultural Societies.” In: the 11th International Conference on Hunting and Gathering Societies (CHaGS 11). Session: ‘Hunter-gatherer Affluence: Social and Material Perspectives’ (September 8, 2015 オーストリア・ウィーン大学).
2015
「アフリカにおける障害者とビジネス―コンゴ川の国境貿易を例に」セッション『アフリカの障害と開発』(代表: アジ化経済研究所・森壮也)国際開発学会第16回春季大会, 於法政大学(2015.6.7).
2015
「国境をまたぐ障害者―コンゴ川における障害者の国境ビジネスの展開」日本アフリカ学会第52回学術大会, 於犬山国際観光センター“フロイデ”(2015.5.24).
2014
「森林資源をめぐる住民組織と農耕民=狩猟採集民関係―カメルーンにおけるSATREPSの事例から(4)」 日本アフリカ学会第51回学術大会, 於京都大学(2014.5.25).
2013
"Caring in Inter-ethnic Relationships: Physical Disabilities among the Baka People of Southeastern Cameroon." In: the 10th International Conference on Hunting and Gathering Societies (CHaGS 10). Session: ‘Is There a Hunter-gatherer Mode of Sociality?’ (Organizer: Penny Spikins) (June 26, 2013 イギリス・リヴァプール大学).
2013
「カメルーンにおける障害者の社会性―生業とケアの実践に関する人類学的研究」、日本文化人類学会・近畿地区研究懇談会博士論文・修士論文発表会, 於国立民族学博物館(2013.3.30).
2011
「都市化をめぐる排除と生活戦術―カメルーン首都ヤウンデに集まる物乞い障害者をとおして」 日本アフリカ学会第48回学術大会, 於弘前大学(2011.5.22).
2008
「カメルーンの身体障害者の生活実践とその社会的コンテクスト―カメルーン東部州の農村と首都ヤウンデの事例から」セッション『開発とフィールドワーク』 (代表: 京都大学・西真如)第19回国際開発学会全国大会, 於広島修道大学(2008.11.22).
◇ 研究会発表・講演など
2016
「アフリカ熱帯林における身体と資源利用―障害者の生態人類学的理解に着目して」第16回 教育・学習の人類学セミナー「『障害者』の立場から教育・学習の基盤を再考する―日本とアフリカの文化的・生態学的フィールドワークの実践から」. 於京都大学(2016.2.11).
2016
「アフリカ熱帯林に暮らす障害者の社会性」(招待講演)京都人類学研究会(平成27年度1月例会). 於京都大学(2016.1.15).
2015
「障害者をとおしてアフリカ社会を紐解く―カメルーン共和国を事例に」(招待講演)アフリカ研究自主セミナー第9回アフリカ研究自主セミナー. 於関西大学千里山キャンパス(2015.10.16).
2015
「コンゴ川における「障害と開発」」(招待講演)2015年アジア経済研究所夏期公開講座『アフリカにおける「障害と開発」』. 於日本貿易振興機構(JETORO)本部(2015.7.23).
2015
「越境する障害者―アフリカ熱帯林に暮らす障害者の民族誌」(招待講演)第211回地域研究会・H26年度総長裁量経費(若手研究者に係る出版助成事業)・アフリカ研究出版助成記念講演. 於京都大学(2015.6.18).
2014
「越境する障害者/村を創るハンセン病者」(招待講演)アフリカセミナー第9回『目の前のアフリカ』. 於立命館大学(2014.6.27).
2011
「カメルーンの都市と森で暮らす障害者の生活から」(招待講演)『アフリカ障害者の10年セミナー―アフリカ社会と障害者』. 於立命館大学(2011.12.3).
2011
"Beggars with Disabilities in Yaounde: Their Life Strategies and Social Networks." In: the Join Seminar for the Research Group of Central Africa and the Center for Islamic Area Studies, Kyoto University (July 27, 2011).
2011
"The Changes in the Daily Lives of People with Disabilities and the Actors: Focus on their Gender-based Social Structure in Southeastern Cameroon." In: Pre-Forum Session for the 7th International Research Meeting: The Role of African Studies for "African Crisis", Kyoto University (May 26, 2011).
2011
「カメルーン熱帯雨林地帯の『障害者』―身体障害を持つ人びとの生活実践とその社会的コンテクスト」公開シンポジウム『コンゴ盆地森林居住民の文化と現代的課題』. 於京都大学(2010.3.13).
2009
「『ケアする/されない』が揺れ動く生活実践―カメルーン東南部の森に生きる身体障害者の生業活動を通して」『第1回Graduate Student Conference (大学院教育改革支援プログラム・院生発案共同研究報告会) 』. 於京都大学(2009.12.2).
2009
「カメルーン熱帯雨林地域で暮らす障害者の生存戦略」(招待講演)AJF・DPI日本会議・立命館gCOE生存学共催学習会, 於神保町区民館(2009.12.13).
2009
(With Chie, Yochimura) "Les études comparatives sur les personnes handicapées au Cameroun et en Thaïlande." In: Réunion des problèmes modernes sur les personnes handicapées. Mistry of Affair Social, Foumban, Cameroon (September 5, 2009).
2009
"People with Disabilities in the Tropical Rain Forest of South-eastern Cameroon: Their Practice and its Social Context." In: Session 2 "Care Practice for Elder and People with Disabilities in Asia and Africa". TDS Hotel, Addis Ababa, Ethiopia (February 26, 2009).