国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
受賞年度: 
2017年度
受賞者: 
左地亮子機関研究員「第39回 サントリー学芸賞〔思想・歴史部門〕」受賞
2017年11月10日掲載

この度、本館の左地亮子機関研究員が「第39回 サントリー学芸賞〔思想・歴史部門〕」を受賞いたしました。
贈呈式は、2017年12月11日(月)に東京で行われる予定です。
  • 受賞者:左地亮子(国立民族学博物館機関研究員)
  • 受賞対象:『現代フランスを生きるジプシー ―― 旅に住まうマヌーシュと共同性の人類学』(世界思想社)

受賞の言葉
フランスのジプシーとして知られるマヌーシュの人びとの日々の暮らしを描いた本書に、栄えある賞を授けていただいたことに大変感激しております。これまでご指導ご支援をくださいましたみなさまに心より感謝申し上げます。
また、民博の一員として本賞を受賞できたことは、私にとって格別にうれしいことです。ジプシー/ロマ研究を志した学部学生のころから、大森康宏先生(現在国立民族学博物館名誉教授)が収集された、マヌーシュのルーロット(家馬車)をはじめとする生活文化品、そしてジプシー/ロマに関する豊富な映像・文献資料に触れるため、民博には幾度も足を運びました。今はただ、こうしたものたちとともに受賞の喜びを味わいつつ、これからもみなさまのお力をお借りしてがんばってまいりたいと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

サントリー学芸賞:
広く社会と文化を考える独創的で優れた研究、評論活動を、著作を通じて行った個人に対して、「政治・経済」「芸術・文学」「社会・風俗」「思想・歴史」の4部門に分けて、毎年「サントリー学芸賞」を贈呈しています。
1979年の本賞創設以来、第38回(2016年度)までの受賞者は321名を数え、これらの受賞者の業績は、主題への斬新なアプローチ、従来の学問の境界領域での研究、フロンティアの開拓などの点で高く評価されています。
従来、評論・研究活動を幅広く顕彰する賞は少なく、既存の枠組にとらわれない自由な評論・研究活動に光を当てることは、本賞の重要な役割となっています。
(サントリーのウェブサイトより)