国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
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柳宗悦と民芸運動の研究

共同研究 代表者 熊倉功夫

研究プロジェクト一覧

研究成果刊行物
『柳宗悦と民藝運動』 思文閣 2005.5
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2002年度

柳宗悦らが1925年に提唱した民芸論は、その後、民芸の展示(日本民芸館など)、民芸論の普及(雑誌『工芸』などの出版広報活動)、民芸の実践(各地の工芸指導)という運動として大きな展開を見せたことは周知のとおりである。近年、民芸論は近代日本の思想として注目される一方、民具との関わりにおいて民族芸術学会平成13年度大会テーマとなるなど、再評価もされている。しかし、運動体としての民芸協会は今ではその影響力も減じ、民芸に対する一般の批判も強い。このように評価と批判が極端に分かれる柳宗悦と民芸運動を、もう一度出発より厳密にたどりなおし、その成果と意義を総合的に再検討することは、今だかつてなかったことで意義は大きい。さいわい日本宗教史の権威であるプリンストン大学教授マーティン・コルカット氏を本年度外国人研究員として本共同研究に迎えることができ、民芸運動の宗教的側面も明らかにしたい。

【館内研究員】 泉幽香、大塚和義、近藤雅樹、笹原亮二、吉田憲司、木下直之(客員)
【館外研究員】 尾久彰三、金谷美和、小畠邦江、鈴木禎宏、マリオン・スティール、竹中均、土田真紀、中見真理、濱田琢司、松井健
研究会
2002年7月16日(火)13:30~(第3演習室)
「鶴見俊輔先生との座談会」
2002年7月17日(水)10:00~(第3演習室)
「鶴見俊輔先生との座談会」
2003年1月7日(火)13:30~ / 8日(水)9:30~ / 9日(木)9:30~(第6セミナー室)
「柳宗悦と民芸運動の研究」

2001年度

柳宗悦らが1925年に提唱した民芸論は、その後、民芸の展示(日本民芸館など)、民芸論の普及(雑誌『工芸』などの出版広報活動)、民芸の実践(各地の工芸指導)という運動として大きな展開を見せたことは周知のとおりである。近年、民芸論は近代日本の思想として注目される一方、民具との関わりにおいて、「民族芸術学会」平成13年度大会のテーマとなるなど、再評価もされている。しかし、運動体としての民芸協会は今ではその影響力も減じ、民芸に対する一般の批判も強い。このように評価と批判が極端に分かれる柳宗悦と民芸運動を、もう一度、その出発点より厳密にたどり直し、その成果と意義を総合的に再検討する。

【館内研究員】 泉幽香、大塚和義、木下直之(客員)、コルカット・マーティン、近藤雅樹、笹原亮二、吉田憲司
【館外研究員】 尾久彰三、金谷美和、小畠邦江、鈴木禎宏、マリオン・スティール、竹中均、中見真理、濱田琢司、松井健
研究会
2001年4月27日~28日
全員「第1回打ち合わせ会」
2001年7月26日~27日
鈴木禎宏「バーナード・リーチについて」
金谷美和「柳宗悦研究について」
松井健「映像資料」
2001年10月1日~2日
竹中均「民芸と茶の湯」
土田真紀「近代工芸史の中の民芸運動」
2001年11月26日~27日
近藤雅樹「渋沢敬三とアチック・ミューゼアム」
熊倉功夫「『民芸』の発見とその後」
2002年1月15日~16日
中見眞理「柳宗悦の宗教と思想」
マーティン・コルカット「柳宗悦とウィリアム・ブレイク」
藤田治彦「ウィリアム・モリスと日本」
研究成果
5回にわたって研究会を開催したほか、研究会の主要メンバーが参加して、民族芸術学会大第17回大会テーマ「民具と民芸」のシンポジウムおよび研究発表に参加した。