国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
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館外での出版物

人類大移動――アフリカからイースター島へ

2012年2月10日刊行

印東道子 編著

朝日新聞出版

出版物情報

主題・内容

類人猿からわかれ、700万年前に二足歩行を開始した人類。 故郷アフリカを出る旅により進化を重ね、20万年前に誕生したわれわれ現代人の祖先、ホモ・サピエンス(新人)が地球全体に広がった。
熱帯雨林を出て陸伝いに氷期のユーラシア大陸、アメリカ大陸、海路でオセアニア、イースター島へと、未知なる環境へ積極的に乗り出した。 なぜ移動は可能だったのか?
どんな能力を身につけたのか?
ネアンデルタール人とクロマニョン人、縄文人と弥生人…異なる集団との出会いは?
最新の研究成果でよみがえる大移動のあしあと。

目次

1章 ホモ・モビタリス700万年の歩み―ホモ・モビタリスの歩み(赤澤威)
2章 アジアへの人類移動―人類のアジア進出(海部洋介)
 <コラム(1)人類はなぜ極寒のシベリアをめざしたのか>(佐々木史郎)
3章 最初のアメリカ人の探究―最初のアメリカ人(関雄二)
4章 海を越えてオセアニアへ―人類のオセアニア進出(印東道子)
 <コラム(3)言葉から見た人類移動>(菊澤律子)
 <コラム(4)家畜のDNA研究と人類移動>(印東道子)
5章 DNAに刻まれたヒトの大移動史―遺伝学から何をさぐるか(斉藤成也)
 <コラム(5)骨が語る人類移動>(石田肇)
 <コラム(6)歯が語る人類移動>(松村博文)
6章 新人に見る移動と現代的行動―本格的な移動はどうやってはじまったか(西秋良宏)
7章 移動と出会い―異なる文化段階の集団はどんな出会いをしたのか
  1.ネアンデルタールとクロマニョンの交代劇(赤澤威)
  2.縄文人と弥生人(松本直子)
  3.オセアニアの狩猟採集民と農耕民(印東道子)
8章 ヒトはどのようにしてアフリカ大陸をでたのか?―ヒト科生態進化のルビコン(山極寿一)