国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
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館外での出版物

現代アジアの宗教――社会主義を経た地域を読む ★

2015年5月31日刊行

藤本透子 編

春風社
【共同研究成果】

出版物情報

主題・内容

本書は、社会主義を経験したアジア諸国を対象として宗教と社会の関係を再考するもので、イスラーム、シャマニズム、ボン教、上座仏教をとりあげて、若手の研究者が長期調査に基づいた議論を展開している。

目次

序 ―社会主義を経験したアジアから展望する宗教動態 藤本透子
・体制移行と宗教動態
・旧・現社会主義国の国境を越える移動と宗教動態
・日常生活を中心とした宗教実践の(再)活性化
・宗教を通した地域社会の再編/分断
第Ⅰ部 中央アジアのイスラーム
1.ウズベキスタンのマハッラ(街区)における経済・社会変化とイスラーム 菊田悠
2.中央アジア定住ムスリムの婚姻と離婚(ウズベキスタン) 和崎聖日
3.移動が生み出すイスラーム動態(カザフスタン) 藤本透子
第Ⅱ部 モンゴルのシャマニズムとチベットのボン教
4.感染するシャーマン(モンゴル国) 島村一平
5.動物霊の位置づけをめぐって(中国内モンゴル) 趙芙蓉
6.再編される共同性と宗教指導者の役割(中国のチベット社会) 小西賢吾
第Ⅲ部 中国西南部から東南アジア大陸部の上座仏教
7.中国・ミャンマー国境地域における仏教実践の再構築 小島敬裕
8.森にセイマーを見出す(カンボジア) 小林知