国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

国立民族学博物館調査報告(Senri Ethnological Reports)

No.80 ストリートの人類学: 上巻

2009年3月31日刊行

関根 康正 編

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目次
まえがき
序論「ストリートの人類学」の目標と射程
序論
関根 康正
第1章 ケガレから都市の歩道へ
関根 康正
第2章 「ストリートの人類学」の提唱
―ストリートという縁辺で人類学する
関根 康正
第3章 〈「ストリートの人類学」の提唱〉へのコメント
―場所性とマナー化の視点から
野村 雅一
第1部 問われるストリート・エスノグラフィーの方法
[都市の無意識を歩く作法―アレゴリーの力]
第4章 遊歩と痕跡
―都市の記憶を読む技法について
近森 高明
第5章 ストリートからみる都市の無意識
南 博文
[都市ストリートへのアプローチの変遷―「歩く者」と「見る者」の間で]
第6章 ストリートの空間論の系譜と現在
―都市地理学を中心にして
加藤 政洋
第7章 ストリートの現働化
―規律―管理社会をめぐる時間地理学からの展望
加藤 政洋
第2部 今を生きるストリート・エスノグラフィーの実践
すれ違う権力のまなざしとストリートのまなざし
[路上で社会を生きる野宿者たち―男と女]
第8章 闘争空間としてのストリート
―シェルターを拒否するホームレスの日・米・英比較研究
トム・ギル
第9章 ストリートで生きる女性たち
―女性野宿者の実践
丸山 里美
[どこにも向かわないストリートの時空―希望なき希望]
第10章 道草を食う
―Twan Yang“ Houseboy In India”より
磯田 和秀
第11章 村人たちとストリート
―西ティモールのアナ・ボトルにみる希望
森田 良成
[社会環境を映し出す身体―見えにくい闘争の場所]
第12章 ストリートに育まれる身体
―チリ・サンチャゴ市の「貧困空間」から
内藤 順子
第13章 リングとしてのストリート
―化粧で武装し,化粧で紛れる人々
玉置 育子
ストリートが紡ぎ出す力―ハビトゥスとブリコラージュ
[生きる抗争場としてのストリート―文化・信仰という開かれた資源]
第14章 「ストリート」を経験する
―ヒンドゥー女神バフチャラー信仰とヒジュラ
國弘 暁子
第15章 都市の歩道空間の聖化にみる抗争場としてのストリート
―南インドチェンナイ市における歩道寺院を事例に
関根 康正
[都市ストリートの知と暴力のスタイル―創発的共同性に向けて]
第16章 ストリートで意味を生産する
―アビジャンにおけるストリート文化の記号論
鈴木 裕之
第17章 隠語からプロパガンダ言語へ
―シェン語のストリート性とその発展的変成
小馬 徹
第18章 暴力の舞台としてのストリート
―2007年~2008年ケニア・ポスト選挙暴動を事例として
松田 素二
 
 
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(No.1~No.43は非売品)