国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

民博通信

『民博通信』は、本館において現在計画中、および進行中の研究について、その学術的な特色、独創的な点、期待される成果などを、研究者を中心に広く発信するのが目的です。使用言語は、日本語です。年4回発行。

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2008 No.120

特集 伝統芸能を映像で記録する
2008年3月31日発行

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目次

特集 伝統芸能を映像で記録する
責任編集 福岡正太
伝統芸能の保護がさけばれる今日、
映像による記録がその手段としてクローズアップされている。
何を目的としてどのような映像記録を作成するのか、
誰を対象にしてどのように映像を公開していくのか。
この問いは、私たちがどのように「伝統」をとらえ、
現代社会に位置づけるかという課題につながっている。
伝統芸能を映像で記録するさいの諸問題を問いなおす。
伝統芸能を映像で記録する
文・写真 福岡正太
演じられる現実に注いだ眼差し―「郷土舞踏と民謡の会」と研究者たち
文 笹原亮二
無形の民俗文化財保護と映像記録作成事業
文 俵木悟
芸能の撮影が投げかけるさまざまな問題
文 藤岡幹嗣
奄美大島の八月踊りについて
文・写真 久万田晋
芸能への思いを記録する―「大阪のエイサー」の制作をめぐって
文・写真 寺田吉孝
リーディング・ガイド
プロジェクト
新たな開発教育学の構想
共同研究:小・中学校、高等学校の国際理解教育の理論と実践に関する研究
文 阿久津昌三
揺らぐ人々のピボットを追う
各個研究:少子高齢社会におけるライフデザインの比較文化研究
文・写真 鈴木七美
資料と情報
フランスの人間科学館との研究協力
文 齋藤晃
ほん
山本紀夫編
『アンデス高地』
評者 鹿野勝彦
西尾哲夫
『アラビアンナイトー文明のはざまに生まれた物語』
評者 水野信男
民博の研究刊行物
ひと
アンガス・ロッキャーさん
紹介者 吉田憲司
紀行
よみがえった武人の霊―インド・ウダイプルにおける共同性の変容
文・写真 三尾稔
ニュース
視座
「似」を考える
文 朝倉敏夫

No.119 All No.121

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