国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

在学生の研究内容

更新日時:2013年5月20日

アレハンドロ・アマヤ・ガルシアALEJANDRO Amaya Garcia

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専攻

比較文化学専攻

指導教員

主指導教員:関雄二/副指導教員:印東道子

研究題目/研究キーワード

■研究題目
先スペイン期ペルーの中央高地北部における儀礼と公共建造物
(Pre-Hispanic rituals and ceremonial architecture in Peru's north central Highlands)

研究の概要

本研究ではペルーの中央アンデス高地北部に位置するアンカシュ県のキシュアル遺跡の儀礼と公共建造物に注目する。研究対象となる公共建造物は7世紀から15世紀にかけて利用され、「カンチャ」という名前で知られている。修士課程ではこの「カンチャ」の象徴的価値の重要性を考察したが、博士課程ではカンチャの多様な形態を分析することにより、カンチャで行われていた儀礼を明らかにしたいと考える。
従来、考古学者は遺跡で展開されてきた儀礼に関心を寄せてきたが、いうまでもなく、過去の儀礼を実際に観察することは不可能であり、アンデス文明では文字がないため記録文書に頼ることもできない。そのため、本研究では、儀礼における人々の営みが物質文化に表れると想定した上で、埋葬の様式、水路や景観の管理、儀礼、公共建造物、これらの連関関係を分析していく。これにより儀礼の様態に迫り、社会変化との関連が明らかになると考える。

研究成果レポート