在学生の研究内容 金桂淵 平成19年度 海外学生派遣事業研究成果レポート
金桂淵
海外学生派遣事業研究成果レポート
1. 事業実施の目的
韓国華僑の生業に関する基礎資料収集
2. 実施場所
韓国
3. 実施期日
平成20年3月7日(金)から3月21日(金)
4. 事業の概要
本調査の目的は、韓国華僑の生業に関する基礎資料を収集することにあった。私は3月7日から21日まで15日間、韓国に滞在し、華僑にかかわる機関と団体を訪問し、目的を説明し、調査に積極的な協力を要請した。その過程によって貴重な情報を収集することができた。具体的な調査内容は以下の通りである。

華僑教会の付属図書館の内部
3月8日から12日までソウルに泊まり、台湾代表部、ソウル華僑協会、ソウル華僑教会の付属図書館などをたずね、華僑に対する統計資料および経済活動に関する資料の有無を確認した。特に必要な資料は、1950年から現在までの華僑の生業に関する統計であった。台湾代表部が保存する韓国華僑に関する資料は見つからなかった。ソウル華僑協会にも華僑の生業活動に関する資料は存在しなかった。しかし、後、愛華図書館と高麗大学の図書館で収穫があった。ソウル華僑教会の付属図書館である愛華図書館をたずね、4冊の資料を確保し、ソウル大学の近所であるコピー室でコピーした。高麗大学の図書館では華僑の生業に関して年度別に書いている内容をコピーした。
3月14日から17日までには、T市とJ市で調査をおこなった。T市では、T華僑協会とT華僑小学校をたずね、次のフィールドワークのための協力を要請した。調査をおこなった時期、韓国の鋳物工場は、世界の鋳物原材料の値上がりで、工場運営が困難な状況であった。しかし、鋳物生産品の値段はそのままであり、全国にある鋳物工場はそれに対してデモンストレーションをしていた。そのため、私は新聞記事や鋳物業協会のホームページを通して韓国にある鋳物工場の分布を確認した。
3月18日にソウルに戻り、華僑に関して新しく出版された本、6冊を購入した。 20日、主な資料のコピーが終わり、愛華図書館に借り出した資料を返却した。

華僑教会の付属図書館の内部
3月8日から12日までソウルに泊まり、台湾代表部、ソウル華僑協会、ソウル華僑教会の付属図書館などをたずね、華僑に対する統計資料および経済活動に関する資料の有無を確認した。特に必要な資料は、1950年から現在までの華僑の生業に関する統計であった。台湾代表部が保存する韓国華僑に関する資料は見つからなかった。ソウル華僑協会にも華僑の生業活動に関する資料は存在しなかった。しかし、後、愛華図書館と高麗大学の図書館で収穫があった。ソウル華僑教会の付属図書館である愛華図書館をたずね、4冊の資料を確保し、ソウル大学の近所であるコピー室でコピーした。高麗大学の図書館では華僑の生業に関して年度別に書いている内容をコピーした。
3月14日から17日までには、T市とJ市で調査をおこなった。T市では、T華僑協会とT華僑小学校をたずね、次のフィールドワークのための協力を要請した。調査をおこなった時期、韓国の鋳物工場は、世界の鋳物原材料の値上がりで、工場運営が困難な状況であった。しかし、鋳物生産品の値段はそのままであり、全国にある鋳物工場はそれに対してデモンストレーションをしていた。そのため、私は新聞記事や鋳物業協会のホームページを通して韓国にある鋳物工場の分布を確認した。
3月18日にソウルに戻り、華僑に関して新しく出版された本、6冊を購入した。 20日、主な資料のコピーが終わり、愛華図書館に借り出した資料を返却した。
5. 本事業の実施によって得られた成果
本調査の成果は、大きく分けて4つである。これらの成果は博士論文の執筆のためおこなう次のフィールドワークの礎になる。
第一に、華僑の生業に関する史料が確保できた。今回の調査で、韓国華僑に関する資料の所在を把握することが非常に困難であることを確認した。台湾代表部と華僑協会を訪問したが、韓国華僑の生業に関する資料がそこにはないことを関係者から確認した。しかし、高麗大学の図書館に韓国華僑に関する史料が見つかり、それをコピーした。
台湾代表部では韓国華僑に関する史料は保管しないと聞いていたが、実際には、韓中修交直前まで華僑に関する図書を収蔵する図書館が存在した。それらの現在の所在については、華僑関係者も知らなかった。そのため、今後の調査には、その図書館と蔵書の行方を捜す必要性を感じた。
第二に、韓国国内の鋳物生産は、韓国人と華僑が運営する工場によっておこなわれている。既存研究によると、韓国に残された鋳物工場は、すべて華僑が所有していた。しかし今回の調査によって、韓国人が所有する工場も全国に分布していることが確認できた。今後の課題として、それらの韓国人の鋳物工場と華僑の鋳物工場の関連性を探求する必要性がある。
第三に、T華僑協会に、協会の資料整理の仕事に向けて協力を要請した。華僑協会は戸籍資料を中心とした資料を整理する必要に迫られている。そのため私は、協会の関係者に資料の整理を任せてもらいたいと伝え、次の会議で提起するという回答を得た。
第四に、新たなインフォーマントの紹介をうけた。今回の調査では、T華僑協会長が多忙で直接の面談が出来なかったため、電話で話をした。そして、今後の調査で、華僑経済人連合会の関係者を紹介してもらえることになった。また、T華僑協会のある関係者にもソウルのY華僑協会の係員を紹介してもらえることになった。それによって、新しいインフォーマントと会う機会を確保した。
第一に、華僑の生業に関する史料が確保できた。今回の調査で、韓国華僑に関する資料の所在を把握することが非常に困難であることを確認した。台湾代表部と華僑協会を訪問したが、韓国華僑の生業に関する資料がそこにはないことを関係者から確認した。しかし、高麗大学の図書館に韓国華僑に関する史料が見つかり、それをコピーした。
台湾代表部では韓国華僑に関する史料は保管しないと聞いていたが、実際には、韓中修交直前まで華僑に関する図書を収蔵する図書館が存在した。それらの現在の所在については、華僑関係者も知らなかった。そのため、今後の調査には、その図書館と蔵書の行方を捜す必要性を感じた。
第二に、韓国国内の鋳物生産は、韓国人と華僑が運営する工場によっておこなわれている。既存研究によると、韓国に残された鋳物工場は、すべて華僑が所有していた。しかし今回の調査によって、韓国人が所有する工場も全国に分布していることが確認できた。今後の課題として、それらの韓国人の鋳物工場と華僑の鋳物工場の関連性を探求する必要性がある。
第三に、T華僑協会に、協会の資料整理の仕事に向けて協力を要請した。華僑協会は戸籍資料を中心とした資料を整理する必要に迫られている。そのため私は、協会の関係者に資料の整理を任せてもらいたいと伝え、次の会議で提起するという回答を得た。
第四に、新たなインフォーマントの紹介をうけた。今回の調査では、T華僑協会長が多忙で直接の面談が出来なかったため、電話で話をした。そして、今後の調査で、華僑経済人連合会の関係者を紹介してもらえることになった。また、T華僑協会のある関係者にもソウルのY華僑協会の係員を紹介してもらえることになった。それによって、新しいインフォーマントと会う機会を確保した。
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| T都市の漢方薬街。T市の昔から漢方薬の市場として有名である。これはこの都市の華僑の仕事にも影響を伝えたそう。 | ソウルプラザホテル。このホテルが建っている場所は、昔には華僑は大勢住んだ場所である。 |
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| 韓国に庶民の食べものとして有名なジャージャー麺。この食べ物は、韓国に移住した華僑が韓国人の味に合わせて作ったものである。本当においしいものであり、引越しの後、4月14日のブラックデーには絶対食べるもの。 | 明洞街の風景。明洞は、韓国のパッション第一街を言われている場所。または、日本人の観光客多い場所である。ここは、中国大使館、華僑協会、華僑小学校、彼らの店などがあり、昔から続いている韓国と中国との関係が見えるところである。 |











