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「日本の人類学における韓国研究──その歴史的現在」

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 この研究フォーラムの主たる検討対象は、戦後の日本における人類学的な韓国研究の動向である。
 日本の人類学の黎明期、韓国研究は大きな位置づけをもっていた。また、その後の世界の韓国研究においても日本の人類学は先導的な役割を果たしてきた。この点から考えて、日本の人類学における韓国研究をふり返り整理することは、韓国研究の学史研究に寄与するばかりでなく、日本の人類学全体がどのような歴史的現在にあるのかを再考することにつながるだろう。
 基調講演者の嶋陸奥彦教授は、戦後の日本人類学界における韓国研究の第一世代の一人として1970年代の初めより韓国でフィールドワークを重ねており、1980年から国立民族学博物館で続く韓国研究の共同研究においても主導的役割を担ってこられた。コメンテーターとして来日される金光憶教授、劉明基教授、李勛相教授は、嶋教授の韓国での研究の最もよい理解者である。これに加え、今後の韓国研究を担う若手研究者がその抱負を語り、議論しあうことにより、将来の展望を示すことも出来るだろう。
 この研究フォーラムは、国立民族学博物館が日本学術振興会から受託する二国間交流事業「人類学における韓国研究の検討と展望」(平成20〜21年度)、および国立民族学博物館の共同研究「人類学における韓国研究の再検討──日韓の新しい研究協力関係の構築」(平成18〜20年度)の成果公開の一環である。

プログラム
13:00 受付開始
13:30 開会辞 須藤 健一 (国立民族学博物館)

第1部 ふり返る出発点、そしてその後の展開

13:45 「ふり返る出発点、そしてその後の展開」
司会:岡田 浩樹 (神戸大学大学院)
講演:嶋 陸奥彦 (東北大学大学院)
14:45 コメント:
金  光憶 (韓国・ソウル大学)
劉  明基 (韓国・慶北大学)
李  勛相 (韓国・東亜大学)
15:30 休憩

第2部 新しい韓国研究にむけて

16:00 「新しい韓国研究にむけて」
司会:川口 幸大 (国立民族学博物館)
パネル:
山内 文登 (台湾・国立台湾大学)
中村 八重 (韓国・韓国外国語大学)
太田 心平 (国立民族学博物館)
総合討論
17:45 閉会辞 朝倉 敏夫 (国立民族学博物館)