国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

館長だより
2013年03月13日

マダガスカルの博物館長の訪問

 マダガスカルのアンタナナリヴ大学文明研究所芸術・考古学博物館長シャンタル・ラディミラヒ(Chantal Radimilahy)さんと前館長ジャンエメ・ラクトゥアリスア(Jean-Aime Rakotoarisoa)さん(現フランス国立東洋言語文化研究所教授)が飯田卓准教授の企画した特別展「マダガスカル 霧の森のくらし」の開会式に参列した。
 この特別展では、山の民族ザフィマニリの家屋の彫刻を施した木製の窓(ユネスコ無形文化遺産)数十点を、アンタナナリヴ大学からお借りしている。マダガスカルの母語は、東南アジア島嶼部からオセアニアにかけて広く分布する諸語と同じオーストロネシア語(南島語)に属する。私にとってはオセアニアの人々と話すときのような親近感を持つことができた。シャンタルさんは一昨年の学術協定の調印にも来館された。彼女は生物学が専門でタロイモの種類とその料理法などについて話し合った。元館長のラクトゥアリスアさんは、日本へはたびたび訪れており、太平洋のカヌーと航海術に関心が強く、伝統的航海術について話し合った。彼は大阪に来たら「たこ焼き」を食べるのが楽しみであると、日本びいきの一面を見せていた。

2013年03月13日 15:18 | 全体 海外からの来客