国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

館長だより
2013年07月30日

台湾の客家研究者の訪問

 台湾の客家研究者8名が本館の展示見学と今後の客家研究の連携についての会合のために訪れた。これは本館機関研究員の河合洋尚さんの企画によるものである。来館者は、国立台湾交通大学客家文化学院長張維安さん、同副院長潘美玲さんをはじめ、同人文社会学教授黄紹恆さん、国立高雄師範大学副教授の利亮時さん、国立聯合大学客家研究学院助理教授の范以欣さん、国立曁南国際大学東南亜研究所副教授林開忠さんらである。台湾交通大学客家文化学院は、31名の研究者を擁し、台湾・中国だけでなく、東南アジアやアメリカなどのディアスポラをも対象に客家についての歴史・文化・経済・政治、そして出身社会との関係などを研究する世界でも最大規模の客家研究所である。
 今年から台湾では日本の客家に関するプロジェクトを立ち上げている。それゆえ、黄紹恆さんは、民博や日本のほかの研究機関の研究者と学術関係も強めていきたいと客家研究の展望を述べてくれた。本館には客家研究者がいるので、今後の学術協定に基づく国際共同研究などを行う体制を整えたい旨の私の構想を伝えた。また、展示に関して、現在の中国文化展示には、客家の展示がないが、来年3月に一新する中国展示には客家の資料や写真などが展示されることを説明した。

2013年07月30日 11:48 | 全体 海外からの来客