国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

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2014年02月20日

ニューメキシコ大学マックスウェル博物館の元学芸員の訪問

 ニューメキシコ大学附属マックスウェル博物館を20126月、私と本館助教の伊藤敦規さんが訪れたときに案内してくださった学芸員、キャサリン・クライン(Kathryn Klein)博士が日本での織物の調査中に訪館した。マックスウェル博物館では、私たちの訪問時、マヤなど中米の織物の特別展を開催しており、色彩豊かな多彩な民族衣装を見学することができた。クラインさんは、その後夫君のマレーシア転勤に伴って移り住み、マレーシアのテキスタイルの研究と博物館・美術館の顧問として人びとを参加させる展示活動に従事している。
 クラインさんは、博物館の文化資源が現代美術の作品制作、文化遺産の保護とアイデンティティの維持だけでなく、国や文化を超えて人びとの相互理解に役立つと考えている。そして、アメリカ、ハワイ、メキシコ、日本などで博物館と社会の人びととの連携をとおして自己表現を可能にする活動の指導者として活躍している。今回は、大阪にあるNPO法人「さをりひろば」の代表理事城英二さんにお会いするために、関西に来られたとのことである。クラインさんは2002年度の特別展「現代マヤ―色と織に魅せられた人々」を通して、本館教授の八杉佳穂さんとすでに知り合っている。

2014年02月20日 13:23 | 全体 海外からの来客