国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

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2014年11月25日

スタンフォード大学のアンデス考古学者の訪問

 アンデスの古代文化研究の世界的権威、スタンフォード大学人類学部のジョーンJ.W.リック(John W. Rick)博士と奥様の考古学者、ロサ メンドーサリック(Rosa Mendoza de Rick)さんが11月25日に訪れた。ご夫妻は本館の関雄二教授が組織する国際シンポジウム「アンデスの文化形成期の比較研究」に参加するための訪問である。リックご夫妻は、アンデスのチャヴィン文化の研究と保護を行うプロジェクトの代表者と研究総括者として活動されている。リックさんはチャビン文化の発掘と研究に30年以上従事している。私が1960年代に東京大学がアンデス研究に着手した時の責任者、故石田英一郎先生からチャヴィン文化の授業をを受けた話すと、石田先生のことをご存知で、お互いに先生の思い出にふけった。また、1990年代にはアメリカ南西部の先住民ズニ社会でも発掘とズニ高等学校で考古学の教育をしたことがあり、私の親友、ズニ博物館長のイノーテさんともズニの発掘などで協力し合ったとのことである。また、古くは1960年代には、ハワイ大学で考古学の研究をしたとのこと。リックさんのフランクでユーモアのある人柄に魅せられた出会いであった。

2014年11月25日 14:18 | 全体 海外からの来客