国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

館長だより
2015年09月11日

駐日メキシコ大使の来館

 着任間もない駐日メキシコ大使カルロス・アルマ―ダ(H.E. Mr. Carlos Almada)閣下ご夫妻が9月11日に本館を訪れ、メキシコのグローバル・パートナーシップ研修計画とメキシコの研究機関との研究者交流について提案をされた。メキシコのマヤ社会を調査研究している本館准教授の鈴木紀さんは大学院生時代にメキシコ政府の招聘でメキシコの大学に留学したこともあり、本館とメキシコとの国際交流について話し合った。大使は日本とメキシコの友好関係を踏まえて、今後の本館教員の招聘を勧めてくださった。
 大使とマーラ・マデロ・デ・アルマ―ダ(Mrs. Mara Madero de Almada) 夫人は、アメリカ、フランス、ポルトガル等の大使着任中に博物館見学を満喫されており、今回の訪問も世界各地の民族学資料を展示している本館のことを知っており、大阪訪問の目的の一つにされていたという。
 本館のアメリカ展示と東アジア展示(日本、アイヌ、朝鮮半島、中国地域文化)を鈴木さんの案内で閉館近くまで見学された。アメリカ展示場では「祈る」セクションのアステカの太陽の石(レプリカ)や骸骨人形、「創る」セクションのアレブリヘ(木彫)などを通してのメキシコ文化を紹介していることに納得されていた。また、日本のお祭りひろばの巨大な作り物や被り物展示、およびアイヌの衣裳に驚嘆されたとのことである。
 また、アレハンドロ・バサーニエス(Mr. Alejandro Basáñez)一等書記官文化担当官は、民博が20年前に行った特別展「現代マヤ」の解説図録を手にし多様な織物展示に関心を示していた。同婦人の程野和美さん、在日メキシコ大使館翻訳官三好勝さんと積水ハウス梅田オペレーション株式会社社長の鈴木貞二さんも同行された。

2015年09月11日 15:00 | 全体 海外からの来客