国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

館長だより
2015年10月13日

ドイツのゲッティンゲン大学の文化人類学者の訪問

 ドイツのゲッティンゲンにあるジョージオーガスト大学(Georg-August-Universität, Göttinngen)の文化人類学・ヨーロッパ民族学研究所・教授のレギーナ・ベンディクスさんが国際フォーラム参加のために訪館された。このフォーラムは本館教授の森明子さんが主催した「文化遺産レジームを考える―レギーナ・ベンディクス教授をむかえて」である。近年ヨーロッパの民族学・文化人類学の分野で文化遺産をいかにとらえるかという研究で、「レジーム」という観点から議論する動きが顕著である。この議論の仕掛け人で中心的な役割を担っているのがベンディクスさんである。民博のフォーラムでは、民博からは有形・無形の文化遺産の共同研究を進めている飯田卓准教授と野林厚志教授、福岡正太准教授が参加し、外部からは文化遺産やユネスコの文化遺産行政に詳しい、成城大学教授俵木悟さんと福岡女学院大学教授の田中英資さんをお招きして、日本の文化遺産研究の理論的な問題点の整理と発展に向けて、ヨーロッパでの「レジーム論」の蓋然性や有効性などについて活発な議論が展開された。

 

2015年10月13日 13:48 | 全体 海外からの来客