国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

館長だより
2016年05月24日

韓国外務省東南アジア・太平洋局副局長の訪問

 韓国政府はアセアン諸国との文化交流を積極的に推進するために「韓国文化センター」の設立を計画している。この計画は2004年に釜山で行われた韓国とアセアン諸国との会議の際に立案されたものである。そのセンターの設立に向けて韓国外務省東南アジア・太平洋局の副局長・Ryu, Jeong-hyunさんと審議官のHam Jeong-hanさん、建築管理専門官のKim,Myeong-gwonさん、そして駐大阪大韓民国総領事館専門調査役のChoi Yu Sun(崔有繕)さんが民博の見学に訪れた。私が民博のミッションと活動を、本館准教授福岡正太さんが東南アジアにおける民族音楽と民族芸能の映像記録化や民族資料の収集についてそれぞれ説明した。
 Ryu副局長の話では、前回訪館したアセアン韓国センターの事務局長・金英善(Kim Young-sun)さんのアドバイスによる訪問で、本館の研究にもとづく民族資料と映像音響資料を統合した展示を参考に韓国文化センター構想を進めたいとのこと。福岡さんは、東南アジアの展示場を案内した。Ryu副局長は、歴史と現代を視野に入れた展示コンセプトに関心をしめされ、その際にセンター創設後の本館からの資料借用などについて希望を述べられたという。韓国が東南アジア諸国との文化交流を進める上で、本館がお役に立てれば光栄なことである。

2016年05月24日 13:55 | 全体 新着記事