国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

館長だより
2010年12月13日

大雲南民族音楽研究者の訪問

雲南民族音楽の世界的研究者、張興榮(雲南芸術学院音楽学院教授)、李薇兒(雲南芸術学院音楽学院准教授)そしてHelen Rees(ヘレン・リーズ、 カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授)の3氏が12月13日に訪れ、中国南部の民族音楽研究の歴史と現在について懇談した。3名の研究者は、12月11 日に開催された総研大博士課程院生の伊藤悟君が企画した国際シンポジウム「雲南少数民族の伝統音楽」 へ参加するための訪館であった。本館からは、横山広子准教授、韓敏准教授と塚田誠之教授が懇談に加わった。張さんは学生時代から雲南省の諸民族の歌にひか れ、以来25の少数民族の芸能文化について30年にわたり調査研究を行っている。その成果は10点以上の著書で公にし、また日本や欧米で招待講演を行うな ど国際的に活躍している。李さんは、張さんとともに調査を行い、主として映像記録を担当している。そして、リーズさんは雲南のナシ族と漢族の儀礼音楽を専 門に調査を行い、3点の民族誌をあらわしている。伊藤君とリーズさんは張さんの雲南恩芸術学院の教え子で、伊藤君は師を招いて国際シンポを開催したことに なる。

2010年12月13日 18:05 | 全体 海外からの来客