国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

館長だより
2010年12月01日

教皇庁立ペルー・カトリカ大学との学術協力協定の調印

ペルー・カトリカ大学と本館との学術交流協定の調印が12月1日に館長室において行われた。この調印には、カトリカ大学総長のルイス・ペイラノ・ファルコ 二(Louis Peirano Falconi)教授が来館され、私とのあいだで協定書に署名した。本協定は、齊藤晃准教授を中心とする先住民研究プロジェクトの推進やシンポジウムの開 催、教員の交流などをカトリカ大学との間ですすめることを目的としている。ファルコニ教授は、社会学者で大衆演劇とコミュニケーション論を専門にしてい る。実際に数百人の出演者を指揮、演出して教会演劇を行う芸術家でもある。15年前に故友枝啓泰名誉教授が組織したアンデス国際シンポに参加して、1週間 本館に滞在したことがある。1989年にみんぱくで行った「大アンデス展」の入館者数は現在まで超えられておらず、その成功はペルーの天野博物館の協力に よるものであるとの私の説明に感激し、その成功譚をペルーで紹介するとかたった。そして、「みんぱくは世界で最大級の民族学博物館である」と延べ、今後は 研究だけでなく、みんぱくの特別展などにも協力してくださるとのことである。

2010年12月01日 17:43 | 全体 国際学術協定ほか