国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

館長だより
2010年11月22日

ヤオ族研究者の来館

ヤオ族の儀礼研究をしている張頸松(中国湖南省文学芸術界聯合会副主席)さんとヤオ文書の解析をしている0bi,Lucia(ドイツバイエルン州立図書館 オリエント・東アジア部研究員)さんが、本館の中国展示と連携展示「アジアの境界を越えて」の観覧と研究情報の交換のために、蔡文高(神奈川大学非常勤講 師、通訳)および吉野晃東京学芸大学教授とともに訪れた。張さんは漢人であるが、幼少時からヤオ族の人びとと生活したことでヤオの儀礼文化に関心を持ち、 大学で専門に研究するようになったとのこと。オビさんは、台湾の大学に留学していたことから、漢文化とヤオ文字への関心が強くなり、図書館が所蔵する膨大 なヤオ族抄本文書の整理と分析にあたっている。本館の塚田誠之さんと中国展示のヤオ展示を見てをみて、ヤオの文化の精髄を表現しており、また漢文化と少数 民族文化を丁寧に展示してあり好感がもてると述べている。オビさんは、図書室の牧野文庫で世界でも数少ないヤオ文書類をを見出して、日本のヤオ研究のレベ ルの高さに強い衝撃を受けていた。

2010年11月22日 18:03 | 全体 海外からの来客