国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

館長だより
2010年08月27日

東巌文化研究所(East Rock Institute)理事長、高恵星先生の訪問

8月27日(金)から29日(日)にかけて「カルチャーウェアとディアスポラ・ミュージアム」の第2回国際会議が民博で開催された。この会議の提案者は本 館の中牧弘允教授とアメリカの東巌文化研究所(East Rock Institute)理事長の高恵星先生。高先生はHRAFを創設期の民博に導入する際のアメリカ側の立役者である。また、ERIを元在米韓国大使だった ご主人と共に創設し、韓国系アメリカ人子弟のアイデンティティの確立に尽力してこられた。現在は、さらにその枠を広げ、カルチャーウェアをとおしてディア スポラ・ミュージアムの開設をめざしている。中牧さんによると、高先生らのねらいは故国を離れてアメリカに移住した「ディアスポラ」の人びとが、「カル チャーウェア」と称する文化的ルーツをもつ衣装をとおして、文化意識を高め、異文化交流をすすめる運動を展開していくことにあるとのこと。今回は2日間の 学術的シンポジウムにくわえ、最終日にはソウルの誠信女子大学(沈和珍総長)がデザインしたカルチャーウェアの子供服(アジア7カ国)を披露するファッ ションショーがおこなわれた。実は、館長室には高先生が描いた民博の建物の絵が飾られており、沈総長らシンポジウム参加者ともども、その絵を入れての記念 撮影となった。

2010年08月27日 18:07 | 全体 海外からの来客