館長だより
ラージャスターンの民族芸能集団の来館
三尾稔准教授の企画による研究公演『インド 歓喜のしらべ―ラージャスターンの民俗音楽』が、8月1日(日)午後に本館の講堂で開催された。この公演で は、アディティヤ・バシン(Aditya Bhasin)さん(写真左から4人目)が主宰する「ラージャスターン・ルーツ」のメンバー10名が音楽と舞踊を披露した。
三尾さんとバシンさん とは調査地で20年来の友人である。三尾さんの話では、バシンさんは「伝統は、単にある時点の技芸を墨守することでは守れない。芸や楽器は社会の状況や需 要に合わせて常に変化してきた。技芸は、楽士の体に埋め込まれているので、楽士がまず生きる道をつくり、暮らしの中で変わってゆく芸を育てることが大切で ある」という考えから、「ラージャスターン・ルーツ」を2006年に結成したという。このグループは、同州各地の優れた楽士を登録させ、インド内外の様々 な要請に応じてその都度メンバーを構成して公演を行っている。ここで得た資金が団体の運営や楽士の生活を支えている。公演では楽士が既存のカーストや民族 の枠を超えて演奏したり、世界の音楽とのフュージョンに挑戦したりすることもある。
今回の公演でも、その特徴が十分に生かされ、様々な社会背景を 持つ楽士たち個々の芸が融合し、聴衆を魅了する演奏が次々に飛び出した。講堂を埋めた430人の皆さんも拍手喝采で楽士たちをのせ、終始熱気あふれる公演 となった。楽士たちは、「みんぱくの聴衆は大変熱心に聞いてくれたので演奏しやすかった」と口々に言っていた。演奏者、参加者双方の心が通い合った夏の一 日となった。


みんぱくの国際交流の一端を館長が紹介します。
by minpaku
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