国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

館長だより
2010年07月23日

経営人類学の国内外の研究者がみんぱくに集う

本館では1993年から中牧弘允教授が「経営人類学」の共同研究会を組織し、17年間にわたり多くの成果をあげてきた。中牧さんはその成果を発展させ、昨 年雲南で開催された第16回国際人類学民族学連合大会で「グローバル時代の東アジアにおける会社文化の比較研究」のセッションを主宰した。その参加者の中 牧さん、チャンさん(張継焦;中国社会科学院)、ウォンさん(王向華;香港大学)が国際的な「経営人類学」の研究大会を定期的に開催しようということで 「意気投合」したそうである。その第一回目の国際フォーラム「ビジネスと人類学―ビジネスと聖空間」が、本館で7月22日から3日間開催された。この フォーラムに参加した先述の3人のほかモーランさん(B.Moeran;コペンハーゲン・ビジネススクール、本館外国人客員の経験あり)、セジウィックさ ん(M.W.Sedgwick;オックスフォード・ブルックス大学)、ジョーダンさん(A.Jordan;北テキサス大学)、そして浜田さん (T.Hamada;ウイリアム・メアリ大学)らが、「経営人類学」(Anthropology of Administration) の国際大会を来年は香港で、その後も毎年開催するとの抱負を熱く語っていた。
新しい人類学の研究分野が開拓されることを大いに期待している。

2010年07月23日 18:31 | 全体 海外からの来客