国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

館長だより
2010年05月31日

中国少数民族代表の学生の来館

中国の中央民族大学、西北民族大学など6民族大学から各民族を代表する55名、漢族の学生1名と関係者など計60名が5月31日に来館した。この事業は、 日本政府が推進している「21世紀東アジア青少年大交流計画」の一環として中国青年代表団第一陣少数民族分団を受け入れたものである。55名全員が伝統の 民族服を身にまとって訪れてくれ、その優雅さと自らの民族と文化への誇りに圧倒された。本館の展示場では、自分の民族資料が展示されているか否か、展示の 仕方が正しいか、表記に間違いがないかなど熱心に見学した。懇談会でも、資料収集の方法から、少数民族の分類法、展示物への疑問など多くの質問と本館の膨 大な展示に感銘したなどのコメントを得ることができた。約3時間半の中国学生の滞在であったが、その好奇心と知識欲などのヴァイタリティにはこちらがたじ たじするほどであった。この学生の中から、将来本館へ大学院生あるいは外来研究員として再訪問してくれるものが出るのを楽しみに待つことにしよう。

2010年05月31日 17:25 | 全体 海外からの来客