国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

館長だより
2012年05月21日

韓国Dongsoon Art Centerの金所長の訪問

 ソウルの大学路にある有名な演劇場と民俗博物館を擁する東崇芸術センターのキムオクランKim, Ockrang)所長が本館の寺田吉孝教授の紹介によりの521日に訪れた。自らの博物館の紹介と本館の韓国展示を見学した。

彼女は1970年代から韓国の葬送儀礼のお棺飾り(木偶・人形)に関心を抱き、収集を開始した。現在2万点の資料を所蔵し、一部を展示している。それへの関心は、彼女の人生観や世界観と関係しているという。

 私は616日の訪韓の際にその博物館を訪ね、今年の干支()のデザインのお棺飾りの展示を見学した。18世紀からの標本資料を100点あまり展示してあり、韓国の死生観と葬送慣行の深遠さを感じた。この飾りの展示は、8月にイギリスのロンドンでオリンピックを記念して行われる予定。また、東京でも展示の話がきているという。

 金所長は、若手芸術家、とりわけ演劇科の育成にも尽力している。

2012年05月21日 11:54 | 全体 海外からの来客