国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

館長だより
2012年09月20日

博物館学コース研修員の受け入れ

 国立民族学博物館は、国際協力機構(JICA)から委託を受け、滋賀県立琵琶湖博物館と共同で、世界各地の博物館の専門家を対象とした集団研修「博物館学コース」を実施している。この研修は1994年からおこなっており、本年度からは防災や保安も教科に加えるなど研修内容をより一層、充実させ、名称も「博物館学コース」と改めている。
 本年は9月20日から12月21日までの3ヶ月間、展示、資料の収集・整理・保存、映像記録、観光、マーケティング、知的財産など、博物館の運営と活動に不可欠な知識と技術などについて講義や実習をおこなう。11月には東北の被災地の博物館や学校で研修をする予定である。今年は、エジプト、エリトリア、ヨルダン、モーリタニア、ペルー、スリランカ、スワジランドの7カ国から10名が参加している。参加者は、文化財保護、文書・資料管理、キュレーター、博物館教育、展示などを専門とする博物館や行政の副館長・局長や中堅職員である。本館では、小林繁樹教授、園田直子教授ら15名の教員が講義や実習指導に当り、また、琵琶湖博物館でも博物館活動についての研修をおこなう。
 これまでに200名近い研修修了生を輩出しており、彼・彼女らは母国の博物館および政府関係機関の中軸として活躍している。

2012年09月20日 13:24 | 全体 国際学術協定ほか