国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

館長だより
2010年12月17日

大韓民国文化財庁無形文化財課一行の訪問

大韓民国文化財庁無形文化財課より、キム・チソン行政事務官、イム・スンボム学芸研究士、イ・ミョンヒ主務官、チン・ヨンファン主務官が、東京芸術大学の金宰永教育研究助手の案内と通訳をともに訪れた。 本館では、田村克己副館長が太田心平助教とともに対応した。現在韓国文化財庁は全羅北道全州市にアジア太平洋無形文化財殿堂の建設を計画中であり、そこでは公演、展示、伝承、伝達の機能をもつことが計画されており、それに向け韓国を中心に世界各国の無形文化財のアーカイブの作成と活用に関する作業を行っているとのことである。 本館はこうした事業について先進的役割をしているとして、運営方針や展示運営、公演事業等に関し質疑応答があり、本館における資料の公開とその運営について意見交換が行われた。また、将来的に本館と協力して事業を展開する可能性も話された。

2010年12月17日 18:05 | 全体 海外からの来客
2010年12月13日

大雲南民族音楽研究者の訪問

雲南民族音楽の世界的研究者、張興榮(雲南芸術学院音楽学院教授)、李薇兒(雲南芸術学院音楽学院准教授)そしてHelen Rees(ヘレン・リーズ、 カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授)の3氏が12月13日に訪れ、中国南部の民族音楽研究の歴史と現在について懇談した。3名の研究者は、12月11 日に開催された総研大博士課程院生の伊藤悟君が企画した国際シンポジウム「雲南少数民族の伝統音楽」 へ参加するための訪館であった。本館からは、横山広子准教授、韓敏准教授と塚田誠之教授が懇談に加わった。張さんは学生時代から雲南省の諸民族の歌にひか れ、以来25の少数民族の芸能文化について30年にわたり調査研究を行っている。

2010年12月13日 18:05 | 全体 海外からの来客
2010年12月10日

サンクト・ペテルブルグの国立民族学博物館訪問

ロシア国立民族学博物館(The Russian Museum of Ethnography)とロシア科学アカデミーピョートル大帝記念人類学・民族学博物館(KUNSTKAMERA;Peter the Great Museum of Anthropology and Ethnography, Russian Academy of Sciences)を12月2日から9日にかけて酷寒のなか、佐々木史郎副館長と訪問した。ロシア国立博物館では、昨年秋に本館を訪問されたV.グルスマ ン(Vladimir GRUSMAN)館長と再会し、歓迎されるとともに学術交流協定の調印を行うことができた。この博物館は、1895年創設でロシアおよび近隣地域の民族と 文化に関する膨大な資料を収集・所蔵、展示している。修復が終了した特展用の中央ホールは、紫がかった大理石列柱と多様な民族レリーフからなる空間であ る。

2010年12月10日 18:17 | 全体 国際学術協定ほか
2010年12月01日

教皇庁立ペルー・カトリカ大学との学術協力協定の調印

ペルー・カトリカ大学と本館との学術交流協定の調印が12月1日に館長室において行われた。この調印には、カトリカ大学総長のルイス・ペイラノ・ファルコ 二(Louis Peirano Falconi)教授が来館され、私とのあいだで協定書に署名した。本協定は、齊藤晃准教授を中心とする先住民研究プロジェクトの推進やシンポジウムの開 催、教員の交流などをカトリカ大学との間ですすめることを目的としている。ファルコニ教授は、社会学者で大衆演劇とコミュニケーション論を専門にしてい る。実際に数百人の出演者を指揮、演出して教会演劇を行う芸術家でもある。15年前に故友枝啓泰名誉教授が組織したアンデス国際シンポに参加して、1週間 本館に滞在したことがある。

2010年12月01日 17:43 | 全体 国際学術協定ほか