館長だより
中国少数民族代表の学生の来館
中国の中央民族大学、西北民族大学など6民族大学から各民族を代表する55名、漢族の学生1名と関係者など計60名が5月31日に来館した。この事業は、 日本政府が推進している「21世紀東アジア青少年大交流計画」の一環として中国青年代表団第一陣少数民族分団を受け入れたものである。55名全員が伝統の 民族服を身にまとって訪れてくれ、その優雅さと自らの民族と文化への誇りに圧倒された。本館の展示場では、自分の民族資料が展示されているか否か、展示の 仕方が正しいか、表記に間違いがないかなど熱心に見学した。懇談会でも、資料収集の方法から、少数民族の分類法、展示物への疑問など多くの質問と本館の膨 大な展示に感銘したなどのコメントを得ることができた。約3時間半の中国学生の滞在であったが、その好奇心と知識欲などのヴァイタリティにはこちらがたじ たじするほどであった。

パリ・デカルト大学の人口開発研究所所長の訪問
パリ・デカルト大学の人口開発研究所所長イブ・シャルビ(Yves CHARBIT)教授と、同研究所のヴェロニック・プティ(Véronique PETIT)准教授を迎えて、国際研究フォーラム「21世紀の地球人口について考える-アフリカにおける性・結婚・家族」を5月22日に開催した。このフォーラムは本館の三島禎子准教授の企画によるもので、日本からはアフリカ研究者のみならず、文化人類学や女性学、開発学などの専門家が参加し、活発な議論を展開した。

エディンバラ大学と学術交流協定を締結
中世の町並みを残した美しい旧市街に建つエディンバラ大学の法学部校舎で5月17日に副学長Stephen Hillier教授と調印式を行った。この協定は、4月からみんぱくに設置された人間文化機構地域研究推進事業「現代インド地域研究」の研究拠点と、エ ディンバラ大学の南インド研究センター・社会科学・政治科学院とが調査研究活動を発展させるために、教員の交流・共同研究等を推進することを目的としてい る。この研究を遂行するための覚書にはみんぱくの拠点代表・三尾稔准教授とエディンバラ大学の南アジア研究センター長の Roger Jeffery教授が署名した。この調印式に集まった、社会人類学、日本、中国、東南アジアなど研究者ら15名にたいし、みんぱく及び現代インド研究拠点 の研究調査活動について三尾准教授がパワーポイントを使って紹介し、理解を深めてもらった。


みんぱくの国際交流の一端を館長が紹介します。
by minpaku
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