国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

館長だより
2014年10月05日

アメリカの先住民、ホピとズニの芸術家と研究者の訪問

 本年度から文部科学省の特別経費によって着手した「人類の文化資源に関するフォーラム型情報ミュージアム構築」プロジェクトの先鞭をきって、米国南西部に住むホピとズニの民族資料のデータベース作成のためのワークショップが10月5日にスタートした。このワークショップは本館の伊藤敦規助教が組織したもので、「資料熟覧―方法論及び博物館とソースコミュニティにとっての有効活用を探る」のテーマのもとに、4名のホピの有識者と6名の海外研究者が参加した。ホピからは、ジェロ・ロマンベンティマ(Jerald Lomaventema)、マール・ナモキ(Merle Namoki)、ダランス・チメリカ(Darance Chemerica)、ラムソン・ロマテワマ(Ramson Lomaventema)の4名でいずれもホピの伝統知識保持者であると同時に銀細工とカチーナ人形制作の芸術家である。

2014年10月05日 13:45 | 全体 海外からの来客
2014年10月03日

サモア独立国の教育大臣の訪問

 南太平洋のサモア独立国の教育・スポーツ・文化大臣のマゲレ・マウイリウ・マゲレ(Magele Mauiliu Mgere)さんが奥様同伴で10月3日訪れた。サモア国は人口20万人足らずの小国であるが、海外に約30万人の移住者が住み、仕送りによって国民生活が成り立っている。そして、国立サモア大学で1000名の学生を教育している。この大学は、日本のODAで建設され、サモア政府が運営している。サモアは2009年に起きた大地震・大津波で189人の死者を出すなど大きな被害をうけ、復興につとめている。将来、国立博物館建設の構想があり、本館に資料の所蔵、保管、展示などのアドバイスをお願いしたいとのこと。本館の展示場をじっくりと拝観し、規模の大きさと「モダーンな展示手法」をほめてくださった。

2014年10月03日 13:08 | 全体 海外からの来客
2014年10月02日

レオナルド・ダ・ヴィンチ博物館長の訪問

 イタリアのミラノにあるレオナルド・ダ・ヴィンチ国立科学技術博物館の館長フィオレンソ ガリ(Fiorenzo Galli)さんが本館の見学に10月2日に訪れた。ダ・ヴィンチ博物館は、ダ・ヴィンチの生誕500周年を記念して1953年に設立され、ダ・ヴィンチの発明した機材をはじめ、科学思想や陸・海・空の乗り物などの展示によって工業の発達の足跡を知ることができる。ガリ館長の訪問は、日本のNPO法人ダ・ヴィンチミュージアムネットワークが大阪大学と来年に計画しているダ・ヴィンチ関連の事業への本館の協力要請のためである。本館の展示を見て、ガリ館長はダ・ヴィンチ博物館でも楽器を展示しているが、本館のように世界各地の楽器を収集し、映像と音とを合わせて臨場感のある展示手法をほめてくれた。

2014年10月02日 15:07 | 全体 海外からの来客