国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館長だより

館長だより
2014年11月25日

スタンフォード大学のアンデス考古学者の訪問

 アンデスの古代文化研究の世界的権威、スタンフォード大学人類学部のジョーンJ.W.リック(John W. Rick)博士と奥様の考古学者、ロサ メンドーサリック(Rosa Mendoza de Rick)さんが11月25日に訪れた。ご夫妻は本館の関雄二教授が組織する国際シンポジウム「アンデスの文化形成期の比較研究」に参加するための訪問である。リックご夫妻は、アンデスのチャヴィン文化の研究と保護を行うプロジェクトの代表者と研究総括者として活動されている。リックさんはチャビン文化の発掘と研究に30年以上従事している。私が1960年代に東京大学がアンデス研究に着手した時の責任者、故石田英一郎先生からチャヴィン文化の授業をを受けた話すと、石田先生のことをご存知で、お互いに先生の思い出にふけった。

2014年11月25日 14:18 | 全体 海外からの来客
2014年11月22日

中・韓・台湾・香港・米から中国研究の文化人類学者の訪問

 中国社会科学院人類学・民族学研究所との学術協定に基づいて開催された国際シンポジウム「中国文化の持続と変化」に社会科学院から院長の王延中教授や色音教授をはじめ7名の研究者が11月22日に挨拶に訪れた。このシンポジウムは、本館の韓敏教授が主宰する機関研究の成果公開の一環として開催され、社会科学院の他、韓国からKim Kwang-Okソウル大学教授、台湾から黄樹民中央研究院名誉教授、香港からFaure D. 香港中文大学教授、アメリカのコロンビア大学からMyron L.Cohen教授など、中国社会研究の大御所をはじめ海外から14名の研究者がシンポに参加した。国内からも末成道男東洋大学教授、渡辺欣雄国学院教授など中国の人類学研究の先達をはじめ12名、本館からも8名が参加した。社会科学院の王所長は、社会福祉が専門で中国の「小康」(安心できる社会)の実現を目指して研究と実践上の課題を報告した。

2014年11月22日 14:10 | 全体 海外からの来客
2014年11月03日

フィリップ・デスコラ教授の講演

 フランスの社会科学高等研究院(Collège de France, École des Hautes Etudes en Sciences Sociales)のデスコラ(Philippe Descola)教授が11月3日に本館と日本文化人類学会との共催で講演を行った。デスコラさんは、世界的に著名な人類学者で、エクアドル・アマゾンに暮らすアシュアール(Achuar)の社会で1976年から2年半にわたりフィールドワークを行い、民族誌『飼い慣らされた自然』を刊行して自然と文化を統合的に捉えるモデルとしての「自然の人類学」を提唱した。

2014年11月03日 15:36 | 全体 海外からの来客