国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱっく 極北を生きる ― カナダ・イヌイットのアノラックとダッフルコート

 
ぱっくの種類
パックの中身衣装を着ている様子
男子用 カリブーの毛皮製のズボン
<カルリイック Qarliik>
ケベック/カナダ

イヌイットの冬服は、アザラシやカリブーの毛皮でつくられており、世界でもっとも優れた防寒着 です。アノラックとよばれる外とうは、顔を出す部分と袖口以外にはすきまがなく、大きめにつく っているので、服と身体との間に暖かい空気の層ができ、これが保温のはたらきをしています。

岸上先生からのひとこと

イヌイットのズボンが短いのは、毛皮の長いブーツをはくためです。大人の男性用ズボンには小便をするためのチャックはありません。幼児用の上着とズボンが一体になった子供服では、またの部分に小さな穴があけられており、寒いときには服を着たまま大便ができるようになっています。

着付方法

私たちが下着を身につけてから、ズボンをはくのと同じ要領です。

参照資料

フィールドアルバム「昔の衣服の材料」「昔の冬服」 
『国立民族学博物館展示ガイド』p.14  

モノ情報カード

男子用 カリブーの毛皮製のズボン

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