国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱっく ジャワ文化をまとう―サルンとカイン

 
ぱっくの種類
男子正装用衣装男子正装用衣装 衣装を着ている様子
男子正装用衣装
a 帽子〈ブランコン〉
b 上衣〈ブスカップ〉
c 帯〈サブック・カイン〉
d ベルト〈プンディン〉
e 腰布〈カイン・バティック〉
f 短剣〈クリス〉
g スリッパ〈スロップ〉
h アクセサリー〈バンドルウアン〉
ソロ/インドネシア

男子の正装したときの衣装。帽子はバティックの布からつくられている。同じジャワ島でも、地域により少しづつ形や模様が異なる。特に、後ろのしっぽのよう名部分(この部分をブランコンという)の形や大小が違う。このパックに入っているのは、ジョグジャカルタの様式。 ジャワでは、男性も女性も、正装のときはバティックの腰布を巻く。帯は、その布をしっかりと固定するためのもの。ベルトは、腰布を固定するというよりも、飾りの意味が大きいと思われる。

福岡先生からのひとこと

短剣は、今では飾りでしかなくなってしまいましたが、もちろんかつては武器として使われたものです。由緒のある家系では、家宝として立派なクリスが代々受け継がれてきています。クリスは不思議な力を持ち、持ち主に幸福や富をもたらしたり、逆に不幸をもたらすこともあると信じられています。ですから、ジャワの人々はクリスをとても大切に扱います。

取扱注意

短剣は装飾品です。装飾以外の目的には使用しないでください。

着付方法

着付け解説シート・ビデオ『インドネシアの民族衣装にチャレンジ!』を参照。

参照資料

図録『ジャワ更紗』 p.134~136
ビデオ「1491中部ジャワの宮廷と更紗」
季刊民族学ファイル ~ジャワの家族と結婚式

モノ情報カード

男子正装用衣装

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