国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

大学のためのみんぱく活用マニュアル

ごあいさつ

世界の人びとの生活と文化を自ら歩いて、見て、考えることができる「知の空間」。それがみんぱく(国立民族学博物館)です。

みんぱくは、博物館機能をそなえた世界でもユニークな文化人類学・民族学とその関連分野の研究所です。約60 名の研究者たちは、世界各地でフィールドワークをおこない、人びとの生活や文化について研究調査しています。また、大学共同利用機関として、国内外の大学などから研究者を招いて「機関研究」や「共同研究」を組織・運営するとともに、客員教員や外来研究員など1000 名を超す研究者を受け入れて研究をすすめています。

その研究成果は、『国立民族学博物館研究報告』をはじめとする出版物やみんぱくゼミナール、学術講演会、国際シンポジウム、研究公演、みんぱく映画会などの開催、そして本館展示や特別展示などに生かされています。いっぽう、みんぱくは、異なる社会と文化の生活様式や価値観をより深く理解するために各種資料を収集し、所蔵しています。その資料類は、民族標本資料が約28 万点、映像・音響資料が約8 万点、そして文献図書資料は約64 万点をかぞえ、ウェブで公開し、貸し出しもおこなっています。

みんぱく所蔵の民族資料のうち約1 万3000 点は、9 つの地域展示場と2つの通文化展示場などに展示され、地球上の文化の多様性と共通性を楽しめるようになっています。2009 年からは、オセアニア、アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、西アジアの地域展示と音楽・言語の通文化展示を30 数年ぶりに新構築し、今後4 年間ですべての展示場を一新する予定です。また、特定のテーマや地域に関する特別展や企画展も時期をきめておこなっています。

みんぱくは、このような研究の成果、展示物や所蔵資料、文化・学術情報、施設などを大学の教育にひろく活用していただく研究機関です。

ものと対話し、映像と音楽を体感し、文献資料などをとおして「新しい世界」を発見し、みなさまの知的関心と探究心が日本だけでなく海外へと広がりますよう、みんぱくを利用してくださることを願っています。

大学共同利用機関法人 人間文化研究機構
国立民族学博物館
館長 須藤健一

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