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「人はなぜおまじないが好き」
─ 尼子騒兵衛さんの漫画に「人はなぜおまじないが好き」というのがあります(『PHP』増刊号 2001年10月)。そこに「近藤雅樹先生」が登場して、こんなふうに講義している。
「人間は現実を見ない、夢を見てる方が好きなんです。死んだらそれまでよ、じゃつまらないでしょ。異界がある、そしてチャネリングしてコントロールしようとする。まじないや占いはすてきな夢をみせてくれる。人はそれに惹かれるんです」と。
これが、さっきの現実世界へのベールということになるわけですね。
近藤 はい。ベールという表現が必ずしも適切だとは思いませんが、そっけない何もないところに、ハダカのままではいられないんですよ、人間って。
─ それで「都合の悪いお告げは気にしない」というわけですね(笑)。
※尼子騒兵衛「人はなぜおまじないが好き」〈『PHP』増刊号 2001年10月〉より