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みんぱく開館50周年記念特別展「触覚を取り戻せ!-深化し続けるユニバーサル・ミュージアム」

日時:
2027年03月18日 @ 10:00 – 2027年06月15日 @ 17:00 Asia/Tokyo タイムゾーン
2027-03-18T10:00:00+09:00
2027-06-15T17:00:00+09:00
場所:
国立民族学博物館 特別展示館

(上)「触覚の月」高見直宏
ユニバーサル・ミュージアム直方巡回展より
(直方谷尾美術館、2024年、桑田知明 撮影)
(下)「境界」島田清徳
ユニバーサル・ミュージアム直方巡回展より
(直方谷尾美術館、2024年、桑田知明 撮影)


会  期 2027年3月18日(木)~2027年6月15日(火)
会  場 国立民族学博物館 特別展示館
開館時間 10:00~17:00(入館は16:30まで)
休  館  日 水曜日
観  覧  料 一般1,200円(810円)、大学生600円(340円)、高校生以下無料
※本館展示もご覧になれます。
※( )は、20名以上の団体料金、大学等の授業でご利用の方、3ヶ月以内のリピーター、満65歳以上の方(一般料金)の割引料金(要証明書等)。
※大学等は、短大、大学、大学院、専修学校の専門課程 
※障がい者手帳をお持ちの方は、付添者1名とともに、無料で観覧できます。
※その他の各種優待についてはこちらから
※大学生・一般の方は万博記念公園各ゲートで、当館の観覧券をお買い求めください。同園内を無料で通行できます。
※高校生以下、「国立民族学博物館友の会」会員の方は万博記念公園各ゲート有人窓口で、みんぱくへ行くことをお申し出いただき、通行証をお受け取りください。
※万博記念公園をご利用になる場合は、同園入園料が必要です。
主  催 国立民族学博物館


展示概要

国立民族学博物館で継続してきた「ユニバーサル・ミュージアム」(誰もが楽しめる博物館)の実践的研究を集大成する特別展を開催する。
2021年9月~11月に実施した特別展「ユニバーサル・ミュージアム-さわる!“触”の大博覧会」は、コロナ禍の真っただ中での「さわる展示」の試みとして、各方面で注目された。「さわる展示」のさまざまな可能性を提示した本展は、日本におけるユニバーサル・ミュージアムの最先端事例と位置付けることができる。ただし、外出制限等の影響により、来館者数が当初目標に届かなかったのは残念である。また、本館の収蔵資料の出展については、展示スペースの関係で断念せざるを得なかった。
21年の「ユニバーサル・ミュージアム」展は23年以降、各地を巡回している。巡回展を重ねる中で、「さわる展示」の安全な運営方法、耐久性を意識した資料・作品の制作・選定に関して、多くの知見を得ることができた。一方、21年の特別展がきっかけとなり、「さわる展示」に関心を持つアーティストは確実に増えており、ICTを活用した「触覚デバイス」の開発者・企業との交流も始まっている。これらの新たなネットワークを活かしつつ、27年の春に大規模かつ包括的な特別展を行う。
今回の特別展のタイトル「触覚を取り戻せ!」は、以下のような基本認識に基づく宣言である。かつて人類は触覚(全身の感覚センサー)を自由かつ柔軟に働かせて世界と触れ合ってきた。近代以後、「より多く、より速く」という経済効率・生産性重視のトレンドの下、人類は視覚に過度に依存するようになる。本特別展の目的は、視覚偏重の近代的な価値観・人間観を問い直す多様な仕掛けを準備し、既存のミュージアム、ひいては社会のあり方を変えていく手がかりを来館者とともに探ることである。
この目的を達成するために、本特別展では「触感とは、情感・実感・体感の3要素で構成される」という定義を掲げる。特別展示館1階のセクションは以下の三つである。「情感=触覚×音楽」「実感=触覚×教育」「体感=触覚×癒し」。2階では「世界のさわり方」をメインテーマとし、本館所蔵の民族資料の「触感」を味わう触察コーナーを展開する。全体として、21年の特別展に出展された作品、アーティストの新作および各種ICT機器、民博所蔵資料を各3分の1ずつ程度の割合で選定したいと考えている。