国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

新展示フォーラム

2012年1月7日(土) ~3月25日(日)
たっぷりアメリカ―春のみんぱくフォーラム2012
平成23年3月、アメリカ展示が新しくなりました。

アメリカ大陸では、一万年前から多様な自然環境に応じて多様な文化が発達してきました。15世紀末以降、ヨーロッパ、そして世界各地から移民が到来し、諸文化が混在・融合することで、新たな文化が生み出されています。新しくなった展示では、地域的多様性、歴史的変容、現代の文化的創造を「出会う」「食べる」 「着る」「祈る」「創る」に分けて紹介しています。

新しくなったアメリカ展示場の「主な展示品紹介」はこちら

 

アメリカ展示の関連イベント

研究公演

アンデスの詩(うた)

アンデスの詩南米アンデス地帯の民俗音楽フォルクローレを、日本の第一人者である瀬木貴将さんが演奏します。アメリカ大陸で誕生したボサノバやジャズとの組み合わせもお楽しみください。

  • 日時:2月11日(土・祝)
    14:00~16:00 / 開場 13:30 
  • 場所:本館講堂
  • 出演:瀬木貴将(サンポーニャ&ケーニャ)
    越田太郎丸(ギター)、佐山こうた(ピアノ)
    解説:関雄二(国立民族学博物館教授)
  • 申込締切1月26日(木)必着
  • 詳細情報はこちら
ホピの踊りと音楽

ホピの踊りと音楽米国から先住民ホピを迎え、踊りとフルート演奏を披露してもらいます。本格的規模の編成では日本初公演。本館展示場で作品展示中の宝飾品作家も歌い手として参加します。

  • 日時:3月20日(火・祝)
    13:30~16:15 / 開場 13:00
  • 場所:本館講堂
  • 出演:フレデリック・アンドリュース
       ジェロ・ロマベンティマほか計11名
    解説:伊藤敦規(国立民族学博物館助教)
  • 申込締切3月8日(木)必着
  • 詳細情報はこちら
 
【お申し込み方法】
往復はがきに住所・氏名(返信用おもてにも)・年齢(任意)・電話番号・参加希望人数 (本人を含めて4名まで)、研究公演タイトル・実施日を書いて広報企画室企画連携係までお申し込みください。応募者多数の場合は抽選となります。国立民族学博物館友の会維持会員および正会員の方は優遇枠がありますので、会員番号もご記入ください。
【お問い合わせ・お申し込み先】
国立民族学博物館 広報企画室 企画連携係
〒565-8511
大阪府吹田市千里万博公園10番1号
TEL. 06-6878-8210
(土日祝を除く9:00~17:00)

みんぱくゼミナール

アメリカ南西部先住民の宝飾品

ペンダント 2010年、ホピ族、ロイ・タラハフテワ制作 きらめく銀、空色のトルコ石、太陽の赤のサンゴ。アメリカ南西部の先住民の宝飾品は広く世界に知られています。この地域の民族集団に特徴的な宝飾品の様式をご紹介するとともに、民族集団ブランドとして創出したホピ族の宝飾品産業の歴史と現状を詳しく解説します。

  • 日時:1月21日(土)
    13:30~15:00 / 開場 13:00
  • 場所:本館講堂
  • 講師:伊藤敦規(国立民族学博物館助教)
カレンダーから現代宗教を見る

アンデスの暦みんぱくには1000点をこす世界各地のカレンダーが収集されています。そのなかからとくに現代宗教にかかわるものを取り出し、その意味を文化的・文明的に理解し、世界の動きのなかでどのような役割をはたしているかをかんがえます。カレンダーは身近なアイテムですが、奥は意外に深いのです。

  • 日時:2月18日(土)
    13:30~15:00 / 開場 13:00
  • 場所:本館講堂
  • 講師:中牧弘允(国立民族学博物館教授)
 

みんぱく映画会/みんぱくワールドシネマ

今夜、列車は走る

今夜、列車は走る 1990年代のアルゼンチン。鉄道の民営化により、路線廃止で失業した5人の鉄道員たちとその家族が、それぞれ違う人生を歩む姿を描きます。やがて、親の想いは子供へと引き継がれ、厳しい現実のなかに一筋の希望を見出そうとする感動作です。

  • 日時1月14日(土)
    13:30~16:30 / 開場 13:00
  • 場所:本館講堂
  • 解説:松下洋(京都女子大学教授)
  • 詳細情報はこちら
パチャママの贈りもの

パチャママの贈りもの南米ボリビアのアンデス高地ウユニ塩湖。雄大な自然を舞台に、塩キャラバンに出かける先住民族の親子とその家族の素朴でやさしい日常生活を、松下俊文監督が6年以上の歳月をかけて描いた劇映画です。

 

  • 日時:2月19日(日)
    13:30~16:30 / 開場 13:00
  • 場所:本館講堂
  • 解説:関雄二(国立民族学博物館教授)
  • 詳細情報はこちら
 

みんぱく ウィークエンド・サロン 研究者と話そう

ペルー、チュルカナスのやきもの作家マネノ・フアレスみんぱくの研究者が展示場に登場し、現在取り組んでいる研究や調査している地域の最新情報、みんぱくの展示資料についてお話しします。

開催日 話題 講師
1月8日(日) アーミッシュ・キルトの世界 鈴木七美(国立民族学博物館教授)
1月15日(日) 世界を変えた栽培植物 山本紀夫(国立民族学博物館名誉教授)
1月22日(日) チュルカナスのやきもの 齋藤晃(国立民族学博物館准教授)
1月29日(日) アステカの暦 八杉佳穂(国立民族学博物館教授)
2月5日(日) 古代文明を掘る 関雄二(国立民族学博物館教授)
2月12日(日) メキシコの木彫アレブリヘ 鈴木紀(国立民族学博物館准教授)
2月19日(日) カーニバルでつながるブラジルと日本 中牧弘允(国立民族学博物館教授)
2月26日(日) アンデスの箱形祭壇 藤井龍彦(国立民族学博物館名誉教授)
3月4日(日) 版画制作でつながるイヌイット社会と日本 岸上伸啓(国立民族学博物館教授)
3月11日(日) 北西海岸先住民の美術とトーテムポール 齋藤玲子(国立民族学博物館助教)
3月25日 (日) ホピの銀細工 伊藤敦規(国立民族学博物館助教)
 

展示場クイズ みんぱQ アメリカ編

新しくなったアメリカ展示に関するクイズです。展示場のなかから答えを探しましょう。

  • 日時:2月2日(木)~2月28日(火)
  • 場所:本館アメリカ展示場
 

親子ワークショップ

アンデスの楽器「マトラカ」をつくろう
  • 日時:1月9日(月・祝)13:30~16:30
  • 場所:第3、第4セミナー室
アルゼンチンのカーニバルの仮面をつくろう
  • 日時:2月12日(日)13:00~15:00
  • 場所:第3セミナー室
ひょうたんの楽器をつくろう
─ホピのくらしとお天気
  • 日時:3月10日(土)13:30~15:30
  • 場所:第3セミナー室
 
【お申し込み方法】
参加者氏名・人数、希望プログラム名、連絡先を明記して、メール・FAX・ハガキ・電話にてお申し込みください。参加証をお送りします。
【お問い合わせ・お申し込み先】
財団法人千里文化財団
〒565-0826
大阪府吹田市千里万博公園1番1号
TEL. 06-6877-8893
FAX. 06-6878-3716
(土日祝を除く9:00~17:00)
E-mail. minpakutomo★senri-f.or.jp
※★を@に置き換えて送信ください。

友の会講演会(会員限定)

フィールドワークの醍醐味を語る
アマゾン川上流のキリスト教文化
─ボリビア、モホス平原の自然と歴史
  • 日時:1月7日(土)14:00~15:00
  • 講師:齋藤晃(国立民族学博物館准教授)
  • 場所:第5セミナー室
フィールドワークの醍醐味を語る
マヤから世界へ
─私のフィールドワーク体験
  • 日時:2月4日(土)14:00~15:00
  • 講師:鈴木紀(国立民族学博物館准教授)
  • 場所:第5セミナー室
 
お問い合わせ先
国立民族学博物館
565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10番1号
TEL:06-6876-2151(代)