国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう

新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、会場、定員が異なりますのでご注意ください。

 

みんぱくの研究者が展示場で「現在取り組んでいる研究」「調査している地域(国)の最新情報」「みんぱくの展示資料」など、多彩な話題をわかりやすくお話します。

  • 会 場:国立民族学博物館 本館2F 第5セミナー室
  • 定 員:42名(先着順・申込不要)
  • 参加費:無料 ※ただし、展示観覧券が必要です。
  • 日 時:日曜日 14:30~15:30(予定)(都合により、予定を変更することがあります。)
  • お問い合わせ:国立民族学博物館 企画課 博物館事業係 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)

開催予定スケジュール

第572回 2020年9月27日(日)
現代に活かす「知的生産の技術」

梅棹忠夫生誕100年記念企画展「知的生産のフロンティア」関連

梅棹忠夫の『知的生産の技術』が刊行されて今年で51年。その間、事務機器の発達とパソコンの普及、デジタル化の進展とインターネットの導入など数々の変化がありました。なぜ、梅棹の本はいまだに読みつがれているのでしょうか。知的生産の過去と現在を紹介し、未来を見とおします。

○ 話者
飯田卓(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第5セミナー室(本館2F)

○ 日時
2020年9月27日(日) 14:30~15:00(14:00開場)


梅棹資料室に保管されている『知的生産の技術』。版が重なるたびに1冊ずつ増えていく。

第573回 2020年10月4日(日)
カナダ北西海岸先住民文化の歴史と現状

特別展「先住民の宝」関連

ヨーロッパ人が到来する以前からカナダの太平洋沿岸地域に住んでいる人びとは、北西海岸先住民と呼ばれています。昔からポトラッチ儀礼や、木製のトーテムポールや仮面などを作ることで有名です。彼らの文化の歴史と現状をスライド画像を用いて紹介します。

○ 話者
岸上伸啓(国立民族学博物館教授[併任])

○ 場所
国立民族学博物館 第5セミナー室(本館2F)

○ 日時
2020年10月4日(日)14:30~15:15(14:00開場)


ハイダのトーテムポールの建立

第574回 2020年10月11日(日)
ネパールの先住民運動

特別展「先住民の宝」関連

ネパールの先住民(アーディバーシー)とは誰のことで、何を求めてどのような運動をしているのでしょう。1990年代に始まった運動の経緯と過程をふまえつつ、2008年の王制廃止後、連邦民主共和国となってからの先住民の動向を考えます。

○ 話者
南真木人(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第5セミナー室(本館2F)

○ 日時
2020年10月11日(日)14:30~15:00(14:00開場)


ネパールの民族政党「人民解放党」の行進

第575回 2020年10月18日(日)
オラン・アスリと精霊

特別展「先住民の宝」関連

特別展「先住民の宝」では、マレーシアの先住民オラン・アスリの彫像や仮面が展示されています。これらの彫像や仮面には、それぞれ精霊の名前がついています。オラン・アスリと精霊について詳しく解説します。

○ 話者
信田敏宏(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第5セミナー室(本館2F)

○ 日時
2020年10月18日(日)14:30~15:00(14:00開場)


つむじ風の精霊

第576回 2020年10月25日(日)
旅と映画とマヤ民族

特別展「先住民の宝」関連

特別展「先住民の宝」では、グアテマラのマヤ民族を取り上げています。マヤ民族とはどのような人々なのか、「旅」と「映画」を手掛かりに考えます。私が1983年と2019年に行ったグアテマラへの旅を比較し、その間に何が生じたのかを「映画」から読み取ります。

○ 話者
鈴木紀(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第5セミナー室(本館2F)

○ 日時
2020年10月25日(日)14:30~15:00(14:00開場)


グアテマラのサン・フランシスコ・エル・アルトの市場に客を運ぶ路線バス

第577回 2020年11月1日(日)
100年前のアイヌのくらしと現代の文化

特別展「先住民の宝」関連

特別展で原画を展示する漫画『ゴールデンカムイ』は、北海道と樺太(サハリン)を舞台にした冒険活劇で、そこに描かれるアイヌのくらしはおよそ100年前のものです。明治から現代に至るまでの歴史と、生活が変化するなかでも受け継がれてきた文化について紹介します。

○ 話者
齋藤玲子(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第5セミナー室(本館2F)

○ 日時
2020年11月1日(日)14:30~15:00(14:00開場)


カムイノミで使用される儀礼具

第578回 2020年11月8日(日)
サーミの工芸品

特別展「先住民の宝」関連

サーミ人にとって、サーミ工芸は今日も生活をささえる、伝統文化をいかした重要な生業です。生活の近代化によりかつての工芸品の多くは便利な製品におきかわり、サーミの工芸品をまねた安価な製品も出回るなかで、彼らの工芸品をまもる努力を紹介します。

○ 話者
庄司博史(国立民族学博物館名誉教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第5セミナー室(本館2F)

○ 日時
2020年11月8日(日)14:30~15:15(14:00開場)


観光・実用工芸品とともに美工芸品として活路を探るサーミナイフ

第579回 2020年11月29日(日)
アフリカの先住民について

特別展「先住民の宝」関連

アフリカ大陸には、多様な民族集団が暮らしています。その領域は、国境と一致することはあまりありません。はたして先住民は、アフリカに存在するのでしょうか。ここでは、アフリカの先史時代から現在までの民族の歴史をふまえて、誰がアフリカの先住民であるのかという問いを設定して考えます。具体的には、カラハリ砂漠のサン人やソマリランドのソマリ人の事例を紹介します。

○ 話者
池谷和信(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第5セミナー室(本館2F)

○ 日時
2020年11月29日(日)14:30~15:00(14:00開場)


都市に暮らすソマリの人びと

第580回 2020年12月6日(日)
台湾原住民運動40年――「高山青」から移行期正義まで

特別展「先住民の宝」関連

台湾には原住民族とよばれるオーストロネシア系先住民がくらしてきました。原住民族は1980年代から先住民族としての権利と尊厳を主張し、現在では台湾の憲法において先住民族としての存在が認められています。その40年にわたる誇りをかけた営みをお話します。

○ 話者
野林厚志(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第5セミナー室(本館2F)

○ 日時
2020年12月6日(日)14:30~15:15(14:00開場)


異なる民族の人たちが集う機織りのワークショップ。2019年11月野林撮影 於苗栗県象鼻村野桐工房。