国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

魚皮製衣服

  • 資料番号HI 5165
  • サハリンアイヌ・サハリン
魚皮製衣服

サケ、マスなどの魚の皮で、衣服や靴、物入れなどをつくった。一着の魚皮製衣服をつくるには、40~50匹分の皮が必要である。干した皮を丹念にたたいて柔らかくして縫いあわせる。とくにサハリンアイヌは魚皮の利用に熟達しており、技術的にも工芸的にも洗練されている。