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高田貫太
国立歴史民俗博物館・准教授
TAKATA Kanta
National Museum of Japanese History・Associate Professor
これまで古墳時代の日朝関係史について、両地域から出土する外来系資料の系譜を分析することで、研究してきました。その中で、当時の関係が王権間の外交にとどまるものではなく、非常に多元的で錯綜している実態を明らかにしてきました。
現在は、栄山江流域と倭の関係について、韓国の研究者とともに古墳や集落の分析から解明していこうと研究を進めています。
本プロジェクトでは,この地域での自然科学的な分析による年代と考古学的な年代との総合化の面でお役に立てれば、と考えています。また、朝鮮三国の古墳や集落の動向と環境変化がどのように関連するのかについても分析してみたいと考えています。

研究業績の詳細はこちら(国立歴史民俗博物館ホームページ)