国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究会・シンポジウム・学会などのお知らせ

2012年2月7日(火) ~2月8日(水)
《機関研究成果公開》国際シンポジウム「捨てるもの、捨てられないもの―布の履歴からモノの消費を考える」

  • 日時:2012年2月7日(火)~2月8日(水)
  • 場所:国立民族学博物館 第4セミナー室
  • 使用言語:日本語・英語 ※同時通訳あり
  • ※お申し込みの受付は終了いたしました。
  • チラシダウンロード[PDF 344KB]
[お問い合わせ]
布ワークショップ事務局
cloth★idc.minpaku.ac.jp
※★を@に置き換えて送信ください。
FAX:06-6878-7503
 

プログラム

第1日目 2月7日(火)
10:00~10:10 館長挨拶 須藤健一(国立民族学博物館長)
10:10~10:40 趣旨説明 関本照夫(国立民族学博物館)、小川さやか(国立民族学博物館)
セッション1. 中古衣料流通の歴史
10:50~11:35 小林信也(東京国際大学)、杉浦未樹(東京国際大学)
「仕立直し品、古着、ぼろ-江戸時代における中古衣料流通の三層システム」
11:35~12:20 イルジャ・ファン・ダーメ(アントワープ大学)
「使い捨て社会への途? -ある近代化する都市での中古品の流通・アントワープ18-19世紀」
セッション2. 中古商品とコピー商品の流通 
13:20~14:05 ルーシー・ノリス(ユニバシティ・カレッジ、ロンドン)
「インドにおける衣料リサイクル産業:価値の破壊?」 
14:05~14:50 ジェレミー・プレストホルド(カリフォルニア大学サンディエゴ校)
「アフリカの消費者、帝国、モノのグローバルな履歴」
15:10~15:55 小川 さやか(国立民族学博物館)
「東アフリカにおける中古衣料とコピー品の越境交易」
15:55~16:40 討 論 コメント : 和崎春日(中部大学)
第2日目 2月8日(水)
セッション3.伝統と市場の狭間で
10:00~10:45 金谷美和(京都大学、国立民族学博物館)
「アフリカのカンガ布にすり込まれるインドのイメージ」
10:45~11:30 関本照夫(国立民族学博物館)
「インドネシアのバティック、モダンファッションか、骨董品か、安価な商品か」
11:30~12:15 田村うらら(総合地球環境学研究所)
「変身過程のトルコ絨毯―産地での消費と偶然的商品化の諸相」 
12:15~13:00 討 論 コメント : 中谷 文美(岡山大学)
14:00~15:15 総合討論 司会 : 小川さやか(国立民族学博物館)
15:15~15:30 閉会挨拶 関本照夫(国立民族学博物館)