国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

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2008年3月13日(木)
国立民族学博物館開館30周年記念国際シンポジウム「西南中国少数民族の文化資源の“いま”」

  • 日 時:2008年3月13日(木) 10:00~18:00
  • 場 所:国立民族学博物館 第4セミナー室
  • 定 員:50名(要申込)
        ※定員を超えた場合のみご連絡いたします。定員内でご参加いただける場合には、とくにご連絡いたしませんので予めご了承ください。
  • 使用言語:日本語、中国語(同時通訳)
  • 申込先:国立民族学博物館 研究協力課国際協力係
    TEL:06-6878-8235 FAX:06-6878-8479 E-mail
  • 申込方法:「3月13日シンポジウム参加希望」と明記の上、1)郵便番号、2)住所、3)氏名(ふりがな)、4)連絡先電話番号を記載し、ハガキ、FAX、メールにてお申し込みください。2名様以上でお申し込みの場合は、それぞれの1)~4)を必ず明記してください。なお、応募者が多数の場合はご参加いただけない場合もあります。
    車椅子や介助等を必要とされる方は事前にお申し出ください。
    ※参加申込をいただいた方の個人情報は、今後、本館が開催するシンポジウム・フォーラムなどのご案内に使用いたします。
 

趣旨

西南中国の少数民族地域では、それぞれの民族が豊富な文化を有する。有形・無形の文化は、民族を特徴付ける資源として形成され応用されている。文化資源は絶えず変貌を遂げ戦略的に活用されてきた。本研究では中国西南部、広西・貴州・雲南から各博物館の館長など文物や文化の管理・保護・活用を研究・担当している研究者を招聘し、各省区の最新の具体的な事例にもとづいて、少数民族の文化資源がどのように形成され、現在どう活用されているのか、またどのような課題を抱えているのかについて比較し検討する。

スケジュール

座長:韓敏(国立民族学博物館)
10:00~10:30 ご挨拶、主旨説明、参加者紹介 塚田誠之(国立民族学博物館)
10:30~11:10 報告 覃溥(広西文物事業局局長)
「現代社会発展中少数民族文化伝承的時代責任与任務――中国広西壮族自治区文物局的行動与措施」(仮題)
11:10~11:30 コメント 塚田誠之
11:30~12:10 報告 呉偉峰(広西博物館館長)
「広西博物館室外展示的特色和発展」
12:10~12:30 コメント 兼重努(滋賀医科大学、民博共同研究員)
<昼休み>  
座長:横山廣子(国立民族学博物館)
13:40~14:20 報告 謝沫華(雲南民族博物館館長)
「文化多様性的保護:雲南的探索与実践」
14:20~14:40 コメント 長谷千代子(総合地球環境学研究所、民博共同研究員)
14:40~15:20 報告 李黔濱(貴州博物館館長)
「苗族銀飾的文化賞析」
15:20~15:40 コメント 曽士才(法政大学、民博共同研究員)
<休 憩>  
座長:塚田誠之(国立民族学博物館)
16:00~17:00 総合コメント
尹紹亭(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所外国人研究員)
周星(愛知大学)
武内房司(学習院大学、民博共同研究員)
17:00~18:00 討論