国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

研究会・シンポジウム・学会などのお知らせ

2011年9月8日(木)
公開ワークショップ「イナウの復元的研究とその再検討」

  • 日時:2011年9月8日(木) 10:15~16:00(受付は10:00~)
  • 場所 :国立民族学博物館 本館2F 第3セミナー室
  • 定員:30名 (先着順・要事前申込)
  • 申込方法:「☆応募方法」を参照
  • 参加費:無料
 

趣旨

本館所蔵のアイヌの儀礼具のうち、明治~昭和初期に収集された東京大学旧蔵資料のイナウ(御幣)およびヌササン(幣柵・祭壇)の来歴や制作意図等を吟味しながら、アイヌ文化研究者・継承者らと幣柵模型を複製し、その過程を報告・公開することが目的です。今回、研究対象としたのは熊送り用の祭壇の模型で、資料の老朽化等により、制作当時の姿を知ることが難しくなっています。イナウの形態と用途、作り方などについて改めて検討することを主眼とし、収集当時の儀礼に関する社会的状況についても考察します。なお、本ワークショップで製作する模型の複製と製作工程映像は秋季特別展で公開する予定です。
※ワークショップ中の写真・動画撮影は禁止です。

協力 北海道大学アイヌ・先住民研究センター、(財)アイヌ文化振興・研究推進機構

プログラム

10:15~10:25 開会挨拶・趣旨説明 (国立民族学博物館副館長:佐々木史郎
10:25~10:40 報告 「東京大学旧蔵資料について」(国立民族学博物館:齋藤玲子)
10:40~12:00 講話 「イナウとは何か」(北海道大学アイヌ・先住民研究センター:北原次郎太)
12:00~13:00 休憩
13:00~15:00 報告+実践 「ヌササンの復元と組み立て」(北海道大学アイヌ・先住民研究センター:北原次郎太+アイヌ文化伝承者育成事業研修生5名)
15:00~15:15 休憩
15:15~16:00 討論・意見交換
16:00 閉会の言葉

☆応募方法

Eメール、電話、FAXにて下記内容を記入の上、下記宛先までお申し込みください

応募時の記入内容
  1. 参加者の人数
  2. 参加者の氏名(ふりがな)
  3. 電話番号(代表者) ※当日の連絡可能な番号
  4. FAX番号(FAXでのお申し込みの場合)
応募先

国立民族学博物館 「2011年秋季特別展準備室」宛
Eメール:tokuevent@idc.minpaku.ac.jp
電話:06-6878-8544
FAX:06-6878-7503

※電話受付時間:火曜日と水曜日 10:00~17:00(12:00~13:00を除く)8月16日(火)と17日(水)の2日間に限り、国立民族学博物館の夏季一斉休暇にあたるため、お電話による受け付けはできませんのでご了承下さい。
※応募はEメール・電話・FAXそれぞれ1通につき2名まで、とさせていただきます。
※お申し込み多数の場合は先着順とさせていただきます。あらかじめご了承ください。
※お申し込みいただいた方には当館「2011年秋季特別展準備室」より2週間以内に結果をお知らせします。
※尚、参加ご応募いただいた方の個人情報は、当館事業に関する目的以外では使用しません。