国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

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2018年2月24日(土) ~2月25日(日)
郷土芸能復興支援メッセ in 釜石――みんなで語り、みんなでつなごう

チラシダウンロード[PDF:2.5MB]

  • 開催日:2018年2月24日(土)~2月25日(日)
  • 場所:釜石市民ホールTETTO
       〒026-0024 岩手県釜石市大町1丁目1-9
  • 一般公開(参加無料/事前申込不要)
  • 主催:国立民族学博物館「郷土芸能復興支援メッセ実行委員会in釜石」委員会/大学共同利用機関法人人間文化研究機構基幹研究「日本列島における地域文化の再発見とその表象システムの構築」/釜石市/釜石市教育委員会
  • 後援:独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所/公益社団法人全日本郷土芸能協会
  • 協力:(株)浅野太鼓楽器店/(株)伊藤染工場/(株)京屋染物店/(株)宮本卯之助商店
  • お問い合わせ:
    国立民族学博物館 日髙研究室
    E-mail:s-hidaka★idc.minpaku.ac.jp
    ※★を@に置き換えて送信ください。

開催趣旨

国立民族学博物館(以下、民博)は、東日本大震災発生後、他の組織や団体と協力し、被災地の文化遺産の被害状況を調査し、その再建・復興に向けての支援をおこなってまいりました。それと同時に、2012 年から、被災地の郷土芸能団体を関西にお招きし、被災地の現状を広く知ってもらうためのシンポジウムと合わせて民博等での公演を開催してきました。また、現地の郷土芸能継承者と連携し、活動再開に支障を抱えている団体の実態調査と、必要経費の申請手続きのサポートをおこなってきました。
今回開催する「郷土芸能復興支援メッセin 釜石」は、郷土芸能団体が活動を継承し、未来に向けてさらに活動を活性化していくために、被災した郷土芸能団体のこれまでの歩みと現在の課題を共有するとともに、今後も発生するであろう自然災害などによる存続の危機に対応するための、事前対策、支援の在り方、その支援を受けるためノウハウの整理、平時における衣装・道具類の維持・管理の仕方などを共有する機会とすることを目的としています。