国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

スタッフの紹介

鈴木英明
鈴木英明SUZUKI Hideaki
グローバル現象研究部・准教授
専門分野
  • 歴史学
各個研究
  • インド洋を中心とした奴隷廃止のグローバルヒストリー
個人ホームページ

略歴

東京大学大学人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。財団法人東洋文庫にて日本学術振興会特別研究員PD、マギル大学インド洋世界センターにて日本学術振興会海外特別研究員、長崎大学多文化社会学部准教授を歴任し、2018年8月に着任。

専門分野

スワヒリ史、インド洋海域世界史、グローバル・ヒストリー

研究のキーワード

接触、連関、出会い、混交、スワヒリ、東アフリカ、インド洋、奴隷、商人、海賊、真珠、世界史、グローバル・ヒストリー

現在の研究課題

  • 沿岸部スワヒリ社会における混交の歴史学的研究
  • 世界史的共通体験としての奴隷廃止
  • インド洋西海域におけるアフリカン・ディアスポラ

所属学会

日本アフリカ学会、日本オリエント学会

主要業績

◇ 単著
2020
『解放しない人々、解放されない人びと――奴隷廃止の世界史』東京大学出版会
出版物紹介
2017
Hideaki Suzuki, Slave Trade Profiteers in the Western Indian Ocean: Suppression and Resistance in the Nineteenth Century, New York: Palgrave, 2017.
出版物紹介
◇ 編著
2019
『東アジア海域から眺望する世界史――ネットワークと海域』明石書店.
出版物紹介
2016
Hideaki Suzuki, Abolitions as a Global Experience, Singapore: NUS Press, 2016.
出版物紹介

受賞歴

2020
大同生命地域研究奨励賞
2019
地域研究コンソーシアム賞研究作品賞
2018
日本アフリカ学会研究奨励賞

経歴詳細

学歴
  • 学習院大学文学部史学科卒業(2001年)
  • 慶応義塾大学大学院文学研究科前期博士課程史学専攻修了(2003年)
  • 東京大学大学院博士後期課程アジア文化研究専攻西アジア歴史社会専門分野博士後期課程修了(2010年)
職歴
  • 東京大学東洋文化研究所東洋学研究情報センター事務補佐員(2002年7月から2005年3月まで)
  • 日本学術振興会特別研究員DC2(2005年4月から2007年3月まで)
  • 日本学術振興会特別研究員PD(2009年4月から2012年2月まで)
  • 日本学術振興会海外特別研究員(2012年2月から2014年2月まで)
  • 長崎大学多文化社会学部准教授(2014年4月から2018年7月まで)
学位
  • 修士(史学)(慶応義塾大学 2003年)
  • 博士(文学)(東京大学 2010年)

業績詳細

単著
2020
『解放しない人々、解放されない人びと――奴隷廃止の世界史』東京大学出版会
出版物紹介
2017
Hideaki Suzuki, Slave Trade Profiteers in the Western Indian Ocean: Suppression and Resistance in the Nineteenth Century, New York: Palgrave, 2017.
出版物紹介
編著
2019
『東アジア海域から眺望する世界史――ネットワークと海域』明石書店.
出版物紹介
2016
Hideaki Suzuki, Abolitions as a Global Experience, Singapore: NUS Press, 2016.
出版物紹介
共著
2004
清水和裕、高山博、深見奈緒子、新井勇治、鶴田佳子、包慕萍、鈴木英明『イスラームと十字軍』(NHKスペシャル「文明の道」第4巻)、NHK出版、2004年。
分担執筆論文
2020
“African Diaspora in Asia,” David Ludden, et al. (eds.), Oxford Research Encyclopaedia of Asian History, Oxford: Oxford University Press, 28pp.
2019
「海域史研究の展開とその課題」、鈴木英明編『東アジア海域から眺望する世界史――ネットワークと海域』明石書店、pp.11-43.
2019
デレック・ヘン著、鈴木英明訳「9世紀の沈船黒石号から見える港・航海・商人・国家」、鈴木編『東アジア海域から眺望する世界史』、pp.45-71.
2019
アンゲラ・ショッテンハマー著、鈴木英明編訳 「16-18世紀における太平洋を跨ぐ水銀の密貿易」、鈴木編『東アジア海域から眺望する世界史』、pp.229-265.
2019
「海域史研究の可能性―ネットワーク論の課題と展望」、鈴木英明編『東アジア海域から眺望する世界史――ネットワークと海域』明石書店、pp.303-313.
2018
“The Making of the Joasmee Pirates A Relativist Reconsideration of the Qawasimi Pirates in the Persian Gulf,” in Atushi Ota, ed., In the Name of the Battle against Piracy: Ideas and Practices in State Monopoly of Maritime Violence in Europe and Asia in the Period of Transition, Leiden: Brill, pp.69-96.
2018
「インド洋西海域と大西洋における奴隷制・交易廃絶の展開」、島田竜登編『1789年――自由を求める時代』山川出版社、pp.228-272.
2018
“Kanga Made in Japan: The Flow from the Eastern to the Western End of the Indian Ocean World,” in Pedro Machado, Sarah Fee and Gwyn Campbell (eds.), Textile Trades, Consumer Cultures, and the Material Worlds of the Indian Ocean: An Ocean of Cloth, New York: Palgrave, 105-132.
2018
“Environmental Knowledge and Resistance by Slave Traffickers in the Nineteenth-Century Western Indian Ocean,” in Gwyn Campbell (ed.), Bondage and Environment in the Indian Ocean World, New York: Palgrave, 2018, 187-204
2018
“Kaiiki-Shi and World/Global History: A Japanese Perspective,” Manuel Perez Garcia and Lucio De Sousa (eds.), Global History and New Polycentric Approaches, New York: Palgrave, 119-136.
2017
“Distorted Variation: A Reconsideration of Slavery in Nineteenth-Century Swahili Society from the Master’s Perspective,” in Alice Bellagamba, Sandra E. Greene, and Martin A. Klein (eds.), African Slaves, African Masters: Politics, Memories, Social Life, Trenton and Asmara: Africa World Press, 221-236.
2017
「連鎖する邂逅――海を渡る商人とストーン・タウンの古びた邸宅」、和田郁子・小石かつら編『他者との邂逅は何をもたらすのか』昭和堂、92-121。
2016
“Abolitions as a Global Experience: An Introduction,” in Hideaki Suzuki, Abolition as A Global Experience, Singapore: NUS Press, 1-24.
2016
“The ‘Banian’ in Port Town: A Case Study of the Kachchhi Bhatiya in Nineteenth-Century Zanzibar,” in Awet T. Weldemichael, Anthony A. Lee, and Edward A. Alpers (eds.), Changing Horizons of African History, Africa World Press, 149-172.
2016
“Africans in the Early 20th Century Persian Gulf,” in Katsuhiko Kitagawa (ed.), Africa and Asia: Entanglements in Past and Present: Bridging History and Development Studies, Osaka: Faculty of Economics, Asian and African Studies Group, Kansai University, 9-16.
2016
「インド洋――海から新しい世界史は語りうるのか」、羽田正編『地域史と世界史』ミネルヴァ書房、78-96。
2016
「世界商品クローヴがもたらしたもの――19世紀ザンジバル島の商業・食料・人口移動」、石川博樹・小松かおり・藤本武編『食と農のアフリカ史――現代の基層に迫る』昭和堂、209-222。
2015
“Circulation, Memory, Landscape: Kachchhi Bhatias in Mundra and Bhadreshwar,” in Sara Keller, Michael Pearson (eds.), Port Towns of Gujarat, Delhi: Primus Books, 285-304.
2015
「ジョアスミー海賊とは誰か?――幻想と現実の交錯――」、東洋文庫編『東インド会社とアジアの海賊』勉誠出版、38-63。
2015
「驚異としてのアフリカ大陸――中世アラビア語地理文献に見えるザンジュ地方――」、山中由里子編『驚異の文化史』、名古屋大学出版、290-305。
2013
“To trace the ways they passed: Slave accounts in the 19th Century western Indian Ocean,” in Martin Klein et al. (eds.), African Voices on Slavery and the Slave Trade, Cambridge University Press, 307-318.
2013
「アラビア半島オマーン湾・ペルシア湾沿岸部とマングローブ―インド洋海域における交換が支えるアラブ社会の住空間―」、中村亮・縄田浩志 (編)『マングローブ』臨川書房、151-168。
2012
「19世紀ヌシ・べ島で絡まり合う多様な関係性」、飯田卓(編)『マダガスカル地域文化の動態』 国立民族学博物館調査報告103、241-258。
2010
「19世紀東アフリカ沿岸部世界の奴隷とジェンダー―『スワヒリ人の慣習』を手掛かりにして」、粟屋利江・松本悠子(編)『人の移動と文化の交差』ジェンダー史叢書第7巻、明石書店、65-85。
雑誌論文
2020
“The Birth of A Node: Nosy Be as a French Protectorate and Trade Networks,” The Memoirs of the Toyo Bunko 77(2020): 1-20.
2020
「海域世界の鼓動に耳を澄ます――19世紀インド洋西海域世界の季節性――」『国立民族学博物館研究報告44-4(2020):591-623.
2019
「世界史的共通体験としての奴隷廃止とそこにおけるリスク」『多文化社会研究』4(2019):367-384.
2018
“Agency of Littoral Society: Reconsidering Medieval Swahili Port Towns with Written Evidence,” The Journal of Indian Ocean World Studies 2: 73-86.
2017
「イギリス臣民」が作り出す不条理――19 世紀インド洋西海域における境界と不条理の一事例」『歴史学研究』963, 10-18.
2017
「インド洋西海域周辺諸社会における近世・近代移行期とその矛盾――奴隷制・奴隷交易の展開に着目して」『史苑』77-2, 107-26.
2015
“Shadow of History: Reconsidering Vietnamese Whale Worship from a Historical Perspective,” Cultural Interaction Studies of Sea Port Cities 13: 1-20.
2015
「長崎市江里町の『貝塚』に関するノート」『研究紀要』(金沢大学) 36、121-137。(増田研、石塚真由美、野上健紀との共著。第3筆者として)
2013
“Baluchi Experiences under Slavery and the Slave Trade of the Gulf of Oman and the Persian Gulf, 1921-1950” The Journal of the Middle East and Africa 4: 2, 205-223.
2013
「ネットワークのなかの港町とそこにおける所謂「バニヤン」商人-19世紀ザンジバルにおけるカッチー・バティヤー商人の活動-」『東洋史研究』71: 4、794-766.
2013
「インド洋西海域世界の可能性-海域史から世界史へ」『歴史学研究』911, 178-185.
2012
“Enslaved Population and Indian Owners along the East African Coast: Exploring the Rigby Manumission List, 1860-1861” History in Africa: A Journal of Method 39: 1, 209-239.
2011
「インド洋西海域における「奴隷船」狩り―19世紀奴隷交易廃絶活動の一断面―」『アフリカ研究』79、13-25。
2011
「サイード・ビン・スルターン没後のアフリカ大陸東部領土相続をめぐる経緯-奴隷流通構造における沿岸部スワヒリ社会の機能変化に関する追論-」『スワヒリ&アフリカ』22、1-24。
2009
「ヌシ・ベに凝縮される19世紀インド洋西海域世界」『SERASERA』21、1-9。
2008
「インド洋海域世界のなかのカッチ地方」『インド洋海域世界における港市の研究-インド・カッチ地方を中心として(シルクロード学研究30)』、5-20。
2008
「インド洋世界におけるカッチーバティヤー・コミュニティーの活動」『インド洋海域世界における港市の研究-インド・カッチ地方を中心として(シルクロード学研究30)』、21-25。
2008
「調査研究の成果[含 英語文]」『インド洋海域世界における港市の研究-インド・カッチ地方を中心として(シルクロード学研究30)』、191-202。(山根周、深見奈緒子との共著)
2007
「インド洋西海域と『近代』:奴隷の流通を事例にして」『史學雜誌』116:7、1-33。
2007
「奴隷流通構造における19世紀沿岸部スワヒリ社会の被収奪地化」『スワヒリ&アフリカ研究』18、21-36。
2005
「カンバルー島の比定をめぐる新解釈」『オリエント』48:1、154-170。
書評・研究動向紹介・カンファレンスペーパー
2017
“Japanese Kanga in the Context of the Indian Ocean World,” “Textile Pattern Designs in the Global Entanglement: Katagami, Batik, Sarasa and 'African Prints' on the Move, 1800-2000” (立命館大学、2017年10月21-22日)で配布されたフルペーパー、24pp.
2017
“Not Migration but Circulation: the Kachchhi Bhatiya in the Indian Ocean World Context,” “JSPS-ICSSR Joint Seminar: Commodities, Markets and Merchants in the Indian Ocean World, 1500-1860”(東京大学、2017年3月16-19日)で配布されたフルペーパー、17pp.
2017
「ザンジバル島――歴史的見地からの外観」、阿部哲・牛久晴香(編) 『ザンジバルに学ぶ多文化社会の生き方』
2016
「書評 清水和裕『イスラーム史のなかの奴隷』」、『イスラーム世界研究』9、362-364。
2014
「インド洋海域世界」『歴史と地理』238、35-38。
2014
「奴隷交易」日本アフリカ学会(編)『アフリカ学事典』昭和堂、174-177。
2013
“Circulation of the Kachchhī Bhatiyā: Its Path and Transition,” “Inaugural Workshop of the Initiative on Diaspora Studies” (Queen’s University, Kingston, Canada, 19 September 2013) で配布されたフルペーパー、24pp.
2013
「ムスリムの到来――スラべに書き遺された起源伝承」、飯田卓・深澤秀夫・森山工(編)『マダガスカルを知るための62章』明石書店、90-93。
2013
「インド洋交易――長距離交易網の中のマダガスカル」、飯田卓・深澤秀夫・森山工(編)『マダガスカルを知るための62章』明石書店、94-98。
2013
「ワークワーク島――比定地をめぐる東洋学者たちの憂鬱」、飯田卓・深澤秀夫・森山工(編)『マダガスカルを知るための62章』明石書店、99-103。
2013
「奴隷交易ネットワーク――19世紀インド洋をめぐる国際関係」、飯田卓・深澤秀夫・森山工(編)『マダガスカルを知るための62章』明石書店、114-118。
2013
「『悪魔を突き付けるような』インド洋西海域における奴隷交易廃絶活動の実態」、金澤周作(編)『海のイギリス史―闘争と共生の世界史』昭和堂、222-223。
2012
“Kanga Made in Japan: A Perspective from East-end of the Indian Ocean World towards its West-end,” “Textile Trades and Consumption in the Indian Ocean World, from Early Times to the Present” (McGill University, Montreal, Canada, 2-4 November 2012) で配布されたフルペーパー、15pp.
2012
“Making of Slave Ground: A Case Study of the Nineteenth Century East African Coast,” “Dimensions of the Indian Ocean World Past” (Fremantle, Australia, 12-14 November 2012) で配布されたフルペーパー、20pp.
2012
“Baluchis and Baluchistan in the context of human trafficking network in the early 20th century,” “Baluchi Identity and Culture” (8-9 September 2012, Brock University, St. Catharines) で配布されたフルペーパー、28pp.
2012
“Transactions continue: Quantitative Analysis on Slavery and Slave Trade in the Persian Gulf and the Gulf of Oman, 1906-1950,” “Enslavement, Bondage and the Environment (28-29 April 2011, McGill University, Montreal, Canada) で配布されたフルペーパー、26pp.
2011
「書評:川田順造(編)『新版世界各国史10 アフリカ史』」『アフリカ研究』78、87-89。
2010
“Slave Raiders, Plantation, Anti-slave trade Patrol in the West Indian Ocean, c. 1820-1860,” “Asian Piracy in Historical Perspective” (25-26 November 2010, University of Macau, Macau) で配布されたフルペーパー、22pp.
2010
「ナイル水源の探検(19世紀半ば)―J・H・スピーク『ナイル水源発見誌』(1863年刊)」、歴史学研究会(編)『世界史資料集』第8巻、岩波書店、243-245。
2010
「スタンリーのリヴィングストン発見―スタンリー『リヴィングストン発見記(1872年刊)」、歴史学研究会(編)『世界史資料集』第8巻、岩波書店、247-248。
2010
「スワヒリ叙事詩(19世紀)―サイイド・アブダッラー『アル・インキシャフィ』(1810-1820年頃)」、歴史学研究会(編)『世界史資料集』第8巻、岩波書店、248-250。
2010
「スワヒリ社会の女性訓―ムワナ・クポナの詩(ウテンディ)(1858年頃)」、歴史学研究会(編)『世界史資料集』第8巻、岩波書店、250-252.(翻字のみ)。
2010
「インド洋周辺の農耕と海上交易の連続性(19世紀後半)―テイラー『アフリカ金言集』(1891年)」、歴史学研究会(編)『世界史資料集』第8巻、岩波書店、252-253。
2010
「アラブ旅行者が伝えるアフリカ内陸部の様子(19世紀半ば)―ザンジバル領事からボンベイ政庁宛報告書簡(1860年3月20日)」、歴史学研究会(編)『世界史資料集』第8巻、岩波書店、254-255。
2010
「イギリスのインド洋支配とモンバサ(19世紀前半)―『W・F・W・オーウェンのアフリカ・アラビア・マダガスカル探検航海記』(1833年刊)」、歴史学研究会(編)『世界史資料集』第8巻、岩波書店、257-258。
2010
「インド洋世界の奴隷制(19世紀半ば)―インド人カヌー・ムンジー所有下の奴隷たちの証言(1860年2月5日)」、歴史学研究会(編)『世界史資料集』第8巻、岩波書店、259-260。
2010
「スワヒリ海岸におけるフランス人の奴隷貿易(18世紀)」、歴史学研究会(編)『世界史資料集』第2巻、岩波書店343-344.(訳のみ)。
2009
「書評:富永智津子・永原陽子編, 『新しいアフリカ史像を求めて―女性・ジェンダー・フェミニズム―』」『史學雜誌』118:4、630-640。
2009
「19世紀インド洋西海域世界における奴隷交易とグジャラート商人『研究報告書(財団法人三島海雲記念財団)』46、106-109。
2008
Formation of Slave Raiders: British Anti-Slave Trade Activity and Slave Raiding in the Western Indian Ocean, 1820-1860,” in Proceedings of the 20th Conference of the International Association of Historians of Asia (CD-ROM).
2008
「書評と紹介 ロナルド・シーガル著(設樂國廣監訳)『イスラームの黒人奴隷-もう一つのブラック・ディアスポラ』」『イスラム世界』70、95-102。
2008
「湾岸諸国(カタル、UAE)現地調査報告」嶋田義仁(編)『アフリカ伝統王国研究4』、 名古屋大学大学院文学研究科、45-52。
2008
「ヴェトナム南部調査(2007年3月)」『立教大学日本学研究所年報』7、158-166。
2008
「海外調査報告(マダガスカル)」『民族紛争の背景に関する地政学的研究 』1、231-233。
2007
「書評: 家島彦一『海域から見た歴史――インド洋と地中海を結ぶ交流史』」『歴史学研究』831、48-51,62。
2007
「海域史叙述の可能性を考える」『東アジア海域交流史現地調査研究―地域・環境・心性』2、平成17年度~21年度文部科学省特定領域研究「東アジアの海域交流と日本伝統文化の形成―寧波を焦点とする学際的創生」現地調査研究部門、181-183。
2006
「新刊紹介:歴史学研究会編・村井章介責任編集, 『港町と海域世界』」, 『史學雜誌』115、1613-1614。
2006
「新刊紹介:藤田みどり著, 『アフリカ「発見」―日本におけるアフリカ像の変遷―』」『史學雜誌』115:3、402-403。
2006
「スワヒリ地域、ケニア・タンザニア」、丹野郁(監修)『世界の民族衣装の事典』東京堂出版、166-169。
2006
「西アフリカ地域、カメルーン」、丹野郁(監修)『世界の民族衣装の事典』東京堂出版、170-172。
2006
「回顧と展望:アフリカ」『史学雑誌』 115:5、336-339。
2005
「書評 Gwyn Campbell (ed.), The Structure of Slavery in Indian Ocean Africa and Asia」『オリエント』48:2、179-185。
エッセイ等、準学術的著作
2020
「みんぱくで大西洋奴隷交易に触れる」『月刊みんぱく』509(2020): 22-23.
2019
「サントメ砂糖紀行」(全4回)『毎日新聞』大阪版夕刊11月2、9、16、23日
2019
「奴隷展示を介した過去、現在、そして未来」『月刊みんぱく』504(2019): 2-3.
2019
「世界で一番有名な奴隷船ブルークス号」『文部科学教育通信』466(2019):1.
2019
「ノウルーズは海を渡ったのだろうか――ザンジバルにおける幾つかの謎」『季刊民族学』168(2019):56-63.
2019
「アストロラーベ」『季刊民族学』168(2019):64.
2019
「ルーズ・ナーマ」『季刊民族学』168(2019):64.
2019
「庶民の足、ダラダラ」『月刊みんぱく』498(2019):10-11.
2019
「奴隷交易と海―アフリカ大陸西部の奴隷交易拠点で考える―」『みんぱくe-news』2019年2月号.
2012
「『カワーシム海賊』の創造とパクス・ブリタニカ」、『UAE』52、27-29。
2012
「スワヒリ語をしゃべる人びと」、『月刊みんぱく』36:2, 22-23。
2011
「風とともに季節はめぐる―フィールドから見えてくるインド洋西海域世界のリズム」、『フィールドプラス――世界を感応する雑誌』5、20-21。
2008
「マドラは一着の服とコップひとつで旅立った―スワヒリ世界のバティヤー商人たち」『自然と文化そしてことば 4-インド洋海域世界:人とモノの移動』、60-71。
2007
「伝説の航海士イブン・マージド」『UAE』42、23-26。
2006
「海に生きた知識人イブン・マージド―五〇〇年の時空を超えて」『アジア遊学』86(特集 アラブの都市と知識人)、74-78。
学術集会における口頭発表
2020
“Japanese Kanga in the Context of the Indian Ocean World,” Oceanic Circularities: The Indian Ocean in the Modern World, George University Qatar (Doha: Qatar), 17 February 2020.
2020
「「アフリカ人」の誕生-19世紀インド洋西海域における救出奴隷の行方」公開シンポジウム「アジアの海を渡る人々:18・19世紀の渡海者」、立教大学、2020年2月2日
2019
「海を渡りきることの意味―19世紀後半インド洋西海域の救出奴隷を事例に―」渡海者研究会岡山大会、岡山大学、2019年12月22日
2019
「移動概念の現状と可能性」人類史における移動概念の再構築――「自由」と「不自由」の相克に注目して、国立民族学博物館、2019年12月7日
2019
「インド洋西海域世界、より深く、その先へ」地域研究コンソーシアム賞研究作品賞受賞者記念講演、国立民族学博物館、2019年11月2日
2019
「マウシムを生きる人びとの歴史―19世紀ペルシア湾の生業、交易、移動」国立民族学博物館友の会講演会、国立民族学博物館、2019年11月2日
2019
Network and Kaiiki: Node=network and Flow=network, Categories at Work, Warwick University (Warwick: UK), 17 October 2019.
2019
「ネットワーク、季節性、インド洋西海域世界―19世紀を事例に―」近世史フォーラム10月例会、大阪市立北区民センター、2019年10月4日
2019
「奴隷交易の世界史―サハラ以南アフリカと世界」第495回みんぱくゼミナール、国立民族学博物館、2019年9月21日
2019
「インドとアフリカ―インド洋海域世界史の観点から―」NIHUプログラム「南アジア地域研究」主催2019年度南アジアセミナー、広島大学、2019年9月18日
2019
“Borderless World and Global History,” International Symposium: Why Do We Need Global History?, The University of Tokyo (Tokyo: Japan), 4 September 2019.
2019
「インド洋西海域世界の近代―奴隷交易を事例にして―」インド洋交易圏の統計的研究研究会、総合地球環境学研究所、2019年6月22日
2019
「西アフリカ調査報告」地中海型奴隷制度の史的展開とその変容研究会、一橋大学、2019年6月15日
2019
“African Diaspora in the 20th Century Persian Gulf: Preliminary Observations with Slave Narratives,”日本アフリカ学会第56回学術大会、京都精華大学, 18 May 2019.
2019
「スパイスアイランドに生きる人々ーヒトとモノの移動が作り出す19 世紀ザンシバル社会」みんぱくミュージアムパートナーズ講演会、国立民族学博物館、2019年4月14日
2019
“Bonded labour in the first half of the 20th century Persian Gulf: A quantitative approach,” Colloque international "Capture, Bondage, and Forced Relocation in Asia (1400-1900)", ENS de Lyon - Institut d’Asie orientale-IAO (Lyon: France), 14 March 2019.
2019
「20世紀初頭のペルシア湾におけるイギリス帝国と奴隷制 ―奴隷解放調書をめぐって―」植民地国家建設の比較研究研究会、京都大学、2019年3月9日
2019
“The Rise of Nosy Be: Conjunction between Indian Ocean network and imperial expansion,” International Conference: Maritime Monsoon Asia in the Early Modern Period: Global Trade and Early European Colonial Cities, The University of Tokyo (Tokyo: Japan), 19 January 2019.
2018
「沿岸部スワヒリ史の新たな可能性へ向けて―グローバルヒストリーの視点から―」民博研究懇談会、国立民族学博物館、2018年9月26日
2018
“The Kachchhi Bhatiyas and the Rise of Zanzibar in the 19th Century: Circulation in Two Ways,” 海民と循環研究会、関西学院大学、2018年7月8日
2018
「プロセスとしての奴隷制――19世紀スワヒリ社会における奴隷、自由、文明――」奴隷研究会、東京大学史料編纂所、2018年6月10日
2018
「『グローバル・ヒストリーの可能性』の可能性」『グローバル・ヒストリーの可能性』合評会、長崎大学、2018年3月17日
2018
「インド洋西海域世界と人口移動―19世紀奴隷交易を中心に―」環インド洋熱帯地域における複数発展径路と自然環境-比較と連関第3回研究会、総合地球環境学研究所、2018年1月28日
2018
「奴隷交易からだれが利益を得たのか?――19世紀インド洋西海域世界における奴隷交易」第15回 現代中東地域研究レクチャー・シリーズ、国立民族学博物館、12月17日
2018
「プロセスとしての奴隷制――19世紀アフリカ東部沿岸スワヒリ社会の奴隷、自由、文明――」第116回史学会大会公開シンポジウム、東京大学、11月24日
2018
「奴隷制とリスク、奴隷制廃止とリスク―世界史的視点から」公開シンポジウム「リスク社会をめぐる人文社会科学の超域的枠組み構築へ向けて」、長崎大学、2月7日
2017
“Baluchi Experience in Human Trafficking in the Early Twentieth Century Persian Gulf”, Bonded Migration and Identity in the Indian Ocean World, 18th-20th Century、立教大学、2017年11月23日。
2017
「20世紀前半ペルシア湾岸における奴隷解放調書の資料性の検討」第59回オリエント学会大会、東京大学、10月29日。
2017
“Japanese Kanga in the Context of the Indian Ocean World”, Textile Pattern Designs in the Global Entanglement: Katagami, Batik, Sarasa and 'African Prints' on the Move, 1800-2000, 立命館大学, 10月21日。
2017
「『イギリス臣民』が作り出す不条理―19世紀インド洋西海域における境界と不条理の一事例―」歴史学研究会大会、学習院大学、5月27日
2017
“Not Migration but Circulation: the Kachchhi Bhatiya in the Indian Ocean World Context,” JSPS-ICSSR Joint Seminar: Commodities, Markets and Merchants in the Indian Ocean World, 1500-1860, The University of Tokyo (Tokyo: Japan), 18 March 2017.
2017
「東アジア海域から眺望する世界史」『東アジアから眺望する世界史』長崎大学、2017年3月7日
2016
“East Africa and the Indian Ocean: Ensemble of Seasonalities,” ASA Annual Meeting (Washington, DC: USA), 2 December 2016.
2016
“Abolitions as a Global Experience,” Global History in Chile and Japan, Facultad de Letras, Pontificia Universidad Catόlica de Chile (Santiago: Chile), 4 November 2016.
2016
“Global History, World History, Gurobaru hisutori, ... and beyond,” Global History in Chile and Japan, Facultad de Letras, Pontificia Universidad Catόlica de Chile (Santiago: Chile), 4 November 2016.
2016
“Whose Pearls? Resource, Local Power Politics and Global Competition in the Early Twentieth Century Gulf of Aden,” International Congress of Maritime History, Murdoch University (Perth: Australia), 30 June 2016.
2016
「奴隷制は死に絶え行くのか―19 世紀インド洋西海域世界の奴隷制の変容」立教大学文学部史学科主催公開講演会「近世近代移行期の海域世界と国家」、2016年6月25日
2016
「沿岸部スワヒリ世界の形成――内陸アフリカとその他の世界とのあいだ」第53回日本アフリカ学会フォーラム「アフリカとグローバルヒストリー」、日本大学、2016年6月5日
2016
「スワヒリ史からの射程」インド洋海域史研究の現在、慶應義塾大学、2016年5月14日
2016
「フィールドと文献を往復する――インド洋海域史の歩き方」第3回白眉シンポジウム「邂逅の作用反作用:歴史・芸術・フィールドの視角から」、京都大学、2016年1月25日
2015
「世界史を考える上での海域史の可能性と限界」世界の中のアフリカ史研究会、国立民族学博物館、2015年1月25日
2015
“Historicity of Vietnamese Whale Worship,” The 11th International Symposium for Seaport Cities Studies and the 5th International Conference of the World Committee of Maritime Culture Institutes, Academia Sinica (Taipei, Taiwan), 24 April 2015.
2015
“Suppression of Slave Trade and Establishing the Informal Empire in the Persian Gulf, 1820-1950,” Asian Association of World Historians, Nanyang University (Singapore), 30 May 2015.
2015
“Logics of Bonding and Protection in the Early Twentieth Century Persian Gulf,” Free/Unfree Labor: Local Constraints and Global Dynamics, Africa, Europe, Asia, 16th Century to Present Days, EHESS (Paris, France), 9 June 2015.
2015
“Africans in the Early 20th Century Persian Gulf,” Africa and Asia Entanglements in Past and Present: Bridging between History and Development Studies, Kansai University (Osaka: Japan), 31 July 2015.
2014
“Reconsidering the Western Indian Ocean World: A New Approach with Seasonalities and Commonalities,” GeoSpectives Speaker Series, McGill University (Monreal: Canada), 10 February 2014.
2013
“Encounter of Seasonalities: towards World/Global History from the Indian Ocean World,” McGill University (Montreal: Canada) 17 February 2013
2013
““Banian” in Port Town: A Case Study of the Kachchhī Bhatiyā in the Nineteenth Century Zanzibar,” Migration and Sociopolitical Mobility in Africa and the African Diasporas: International Conference Honoring Edward Alpers, UCLA (Los Angeles: U.S.A.), 12 April 2013
2013
“Port City, Networking and ‘the Baniyan’:The Kachchhi Bhatiya in Nineteenth-Century Zanzibar,” IOWC Speaker Series, McGill University (Montreal: Canada), 2 May 2013
2013
「インド洋西海域世界の可能性―海域史から世界史へ―」歴史学研究会大会、一橋大学、2013年5月26日
2013
“Circulation of the Kachchhī Bhatiyā: Its Path and Transition,” Queen’s University (Kingston: Canada),26 September 2013
2013
“Persian Gulf Perl Fishery and Slaves in the 1st Half of the 20th Century: A Long Term Trend,” Sea Stories, University of Sydney (Sydney: Australia), 12 June 2013
2013
“East Asian Maritime History towards New World History: Potential and Limits,” Free University of Berlin (Berlin: Germany), 22 June 2013
2013
“Kaiiki-shi, Its Potential and Limits towards New World History: Compartmentalization, Foveal and Extra-foveal Visions,” Universita di Napoli Orientale (Naples: Italy), 1 September 2013
2013
“Sovereignty over Maritime Sphere in the Indian Ocean World,” The University of Tokyo (Tokyo: Japan), 5 October 2013
2013
「インド洋海域世界史と東アフリカ」アフリカ史研究会、京都大学、2013年10月12日
2013
“To Listen to Them: Bondage, British Informal Empire, and Diasporas through the Narratives of Bonded Population in the Persian Gulf, 1906-1950,” Tubman Institute Speaker Series 2013, York University (Toronto: Canada), 24 October 2013
2012
「19世紀ザンジバルとカッチー・バティヤー」、第2回「近代アジアにおける植民地都市と商業・金融・情報ネットワーク」研究会、京都大学、2012年2月11日
2012
「19世紀インド洋西海域における奴隷交易監視活動の実態」東洋文庫談話会、東洋文庫、2012年2月24日
2012
「カワーシム海賊とは誰か?-現実と想像力の混交-」東洋文庫ミュージアム企画展示記念シンポジウム「東インド会社とアジアの海賊」、日仏会館、2012年4月14日
2012
“Dual Protection on the Eve of Pax Britannica: A Case Study of Indian Residents along the East African Coast,” Patterns of Trans-Asian Integration: Diasporas and Hegemonies in Maritime Eurasia from the 13th to the 19th Centuries, session for the 2012 Annual Conference of The Association for Asian Studies, Sheraton Centre Toronto (Toronto: Canada), 15 March 2012
2012
“'Slaver' Hunting in the Western Indian Ocean: Royal Navy in between Atlantic Experience and Dhow Trade,” the International Conference Crossroads between Empires and Peripheries: Knowledge Transfer, Product Exchange and Human Movement in the Indian Ocean World, Ghent University (Ghent: Belgium), 23 June 2012
2012
“Atlantic Experience in the Anti-Slave trade Campaign in the 19th Century Western Indian Ocean,” Maritime Exchanges, Multipolar Entanglements: Forgotten Flows of Commoditiies, People, and Experiences across the Atlantic and Indian Ocean Worlds, Session for the XVIth World Economic History Congress, Ou Hoof gebou, Stellenbosch University (Stellenbosch: South Africa), 10 July 2012
2012
“Baluchis and Baluchistan in the context of human trafficking network in the early 20th century,” Workshop on Baluchi Identity and Culture, Pond Inlet, Brock University (St. Catharines: Canada), 8-9 September 2012
2012
「解放されても解放されない人々-奴隷制廃止とその後-」ユーラシア科研「新しい世界史へ向かって」研究会、東京大学、2012年9月15日
2012
“Kanga Made in Japan: A Connection between the Eastern End and the Western End of IOW in the Twentieth Century,” Textile Trades and Consumption in the Indian Ocean World, from Early Times to the Present, McGill University (Montreal: Canada), 3-4 November 2012
2012
“Abolition of Slavery as A Global Experience,” International Conference Abolition of Slavery as A Global Experience, at University of Tokyo (Tokyo: Japan), 18 November 2012
2012
“Making of Slave Ground: A Case Study of the Nineteenth Century East African Coast,” The Dimensions of the Indian Ocean World Past: Sources and Opportunities for Interdisciplinary Work in the Indian Ocean World History, 9th-19th Centuries, The Western Australian Maritime Museum (Fremantle: Australia), 12-14 November 2012
2012
“Circulation, Memory, Landscape: Kachchhi Bhatiya in Mundra and Bhadreshvar,” Port Towns of Gujarat Symposium, Daman, India, 16 December 2012
2011
“Standing on the borderline: the Indian Merchants in the Nineteenth Century East coast of Africa” Pre-Conference Workshop on Empires and Networks: Maritime Asian Experiences, 9th to 19th Centuries, 立命館アジア太平洋大学, 2011年1月9日
2011
「生業・移動のリズムの連動と物質文化の類似性から浮かび上がるインド洋西海域世界―新しい世界史へ向けて―」、第26回東文研・ASNET共催セミナー、東京大学、2011年2月23日
2011
“Standing on the borderline: the Indian Merchants in the Nineteenth Century East Coast of Africa,” Conference >Empires and Networks: Maritime Asian Experiences, 9th to 19th Centuries, Singapore National University, 22 February 2011
2011
“Transactions continue: Quantitative Analysis on Slavery and Slave Trade in the Persian Gulf and the Gulf of Oman, 1906-1950” International Conference Enslavement, Bondage and the Environment in the Indian Ocean World, McGill University (Montreal: Canada), 29 April 2011
2011
“Nosy Be and the Western Indian Ocean World,” Workshop on Madagascar, McGill University (Montreal: Canada), 2 May 2011
2011
「新しい世界史のためのインド洋西海域世界」第1回紅海社会研究会、東京外国語大学、2011年5月15日
2011
「19世紀インド洋西海域における綿織物流通―特にザンジバル市場の事例―」、第48回日本アフリカ学会学術大会、弘前大学、2011年5月21日
2011
「奴隷・制度・廃止・近代」、ユーラシア科研第2回奴隷研究会「奴隷と現地社会」、東京大学、2011年5月29日
2011
「19世紀アフリカ大陸東部沿岸の奴隷たち―『スワヒリ人たちの慣習』を手がかりに―」、ユーラシア科研第2回奴隷研究会「奴隷と現地社会」、東京大学、2011年5月29日
2011
“Kachchhi Bhatiya’s Commercial Activities and their Networks in the 19th Century,” Migration History around the Indian Ocean World since the Seventeenth Century, Panel for 第24回日本南アジア学会大会、大阪大学、2011年10月1日
2011
「新しい世界史叙述のなかのアフリカ―『アフリカ』の再分割を目指す―」、AA研共同研究プロジェクト「アフリカ史の叙述の方法にかんする研究」2011年度第3回研究会 アフリカ史研究会、東京外国語大学、2011年11月12日
2011
“Making of the Joasmee Pirates: A Relativist Reconsideration of the Qawāsimi piracy in the Persian Gulf,” International Workshop Globalizing Violence, Emerging Modernity: Piracy and Anti-Piracy Campaigns in Eurasia, c. 1600-1900, 学習院女子大学, 2012年12月10日
2011
「中世アラビア語資料にみえるザンジュの国」、第3回驚異譚にみえる文化の諸相研究会、国立民族学博物館、2012年12月4日
2010
「インド洋西海域における奴隷制度と奴隷交易―研究の現状と課題―」、ユーラシア科研ワークショップ「17-19世紀ユーラシアにおける『奴隷』をめぐって」、2010年5月15日
2010
「1860年代東アフリカ沿岸部の『奴隷船狩り』:奴隷交易廃絶活動の実態」、第47回日本アフリカ学会学術大会、近畿大学、2010年5月20日
2010
「19世紀半ばのインド洋西海域における奴隷交易とその廃絶活動―二項対立図式の向こう側―」、第49回コンフリクトの人文学セミナー、大阪大学、2010年6月4日
2010
「インド洋西海域世界と『近代』」ユーラシア科研ワークショップ「若手の研究現場から新しい世界史を考えるII」、東京大学、2010年7月27日
2010
「ペルシア湾におけるカワースィムの実態とその『海賊』行為-研究史の整理と今後の展望-」、ユーラシア科研海賊セッション「周辺化されるアウトロー-18‐19世紀、ユーラシアの海賊とその鎮圧政策」、東京大学、2010年9月25日
2010
“Slave Raiders, Plantation, Anti-slave trade Patrol in the West Indian Ocean, c. 1820-1860,” International Conference Asian Piracy in Historical Perspective, University of Macau Piracy, 26 November 2010
2010
「インド洋西海域世界の設定」、第8回アフリカ史研究会、東京外国語大学、2010年12月9日
2009
“True Colours of “Slavers”: the Reality of the Slave Trade in the 19th Century Western Part of the Indian Ocean,” Workshop Discussing History and Representation: Remembering and Reconstructing the Experiences of Slavery and the Slave Trade, Panel for The 123rd Annual Meeting of American Historical Association, Hilton Hotel (New York City: U.S.A.), 2 January 2009
2009
「ヌシベ島からみるインド洋西海域世界の19世紀」、マダガスカル研究懇談会、東京農業大学、2009年3月28日
2009
“The Deep-structure of Hundred Horizons in the Indian Ocean”、海域アジア史研究会2009年4月例会、大阪大学、2009年4月18日
2009
“Behind the numbers: the realities of slave trade in the 19th Century western Indian Ocean basing on tales of slaves,” The Conference on Tales of Slavery, University of Toronto (Toronto: Canada), 23 May 2009
2009
“French protection at Nosy Be in 1841 and its influence over the Indian Ocean Trading Network,” the 1st Conference of Association of Asian World Historians, Osaka University (Osaka: Japan), 30 May 2009
2009
「オマーン湾・ペルシア湾現地調査報告」、海域アジア史研究会2009年10月例会、大阪大学、2009年10月24日
2008
「19世紀東アフリカスワヒリ世界における奴隷―ムトゥンワ・ムザリア・スーリア―」、科研「近代移行期の港市における奴隷・移住者・混血者-広域社会秩序と地域秩序」研究会、長崎ワシントンホテル、2008年10月20日
2008
「インド洋西海域世界のなかの東アフリカ沿岸部―カッチー商人を事例にして―」、大阪大学世界言語研究センター「民族紛争の背景に関する地政学的研究」アフリカ班第4回研究会・アフリカ学会関西支部2008年度第2回例会、千里ライフサイエンスセンタービル、2008年11月24日
2008
“Formation of Slave Raiders: British Anti-Slavery Activity and Slave Raiding, 1820s-1860s,” Panel Non-State Violence and Informal Trade, panel for The 20th Conference of the International Association of Historians of Asia, Jawaharlal Nehru University (New Delhi: India), 15 November 2008
2008
「奴隷流通構造における一九世紀東アフリカ沿岸部社会の被収奪地化」、科研「アフリカ・イスラーム圏における白色系民族と黒色系民族の紛争と共存の宗教人類学研究」2008年第2回研究会、名古屋大学、2008年7月5日
2008
「19世紀沿岸部スワヒリ社会の奴隷制再考」、日本アフリカ学会第45回学術大会、龍谷大学、2008年5月24日
2008
「港湾から見たインド洋海域世界―フィールドワークの立場から」特定領域研究「海域比較研究-インド洋海域世界と地中海海域世界における地域間交流の諸相」、笹川科学研究助成「陶磁器に見るモンゴル帝国時代のインド洋海域世界の経済交流および文化交流の研究」共催ワークショップ「中国陶瓷貿易から見たインド洋海域とアジア海域の連関性」、東京大学、2008年2月17日
2008
「王権のもとの港町―アユッタヤー、ロッブリー―」アジア諸地域の港町における異文化交流の諸相の比較研究研究会平成19年度第3回研究会「東南アジアの港町」, 東京大学、2008年2月16日
2007
「ヌシベの興隆―19世紀における多重的背景の説明」、国立民族学博物館共同研究プロジェクト「マダガスカルの文化的多様性に関する研究」研究会、国立民族学博物館、2007年10月21日
2007
「19世紀奴隷流通構造への東アフリカ沿岸部社会の再定置」、オリエント学会第49回大会,第5部会6, 関西大学、2007年9月30日
2007
「ザンジバル文書館所蔵1860年奴隷解放調書について」、日本アフリカ学会第44回学術大会、長崎大学、2007年5月26日
2007
“Chains of Reselling: Slave Trade in 19th Century Western Part of the Indian Ocean,” Wilberfore Institute of Slave Emancipation Conference Slavery: Unfinished Business, University of Hull (Kingston upon Hull: U.K.), 17 May 2007
2007
「スワヒリ交易と邸宅建築」、プロジェクト・グジャラート公開研究会「インド洋海域世界とカッチの港町」、東京大学、2007年1月27日
2006
「19世紀インド洋西海域における奴隷交易の特質に関する一考察」、2006年度史学会大会、2006年11月7日
2006
「西洋の影響に対峙するインド洋世界―19世紀半ばの東アフリカからオマーン・ペルシア湾海域への奴隷流通の担い手を事例にして」、イスラーム圏アフリカ研 究第28回例会、2006年6月24日
2006
「19世紀半ば、インド洋西海域における奴隷交易の担い手」、日本アフリカ学会第43回学術大会、大阪大学、2006年5月28日
2005
「19世紀半ばのインド洋西海域におけるドレイ交易者の活動実態:イギリスによるドレイ交易監視活動との対応を中心に」、日本オリエント学会第47回大会、九州大学、2005年10月30日
2005
「Kanoo Munjiiとその「奴隷」たち」、日本アフリカ学会第42回学術大会、東京外国語大学、2005年5月29日
2004
「ワークワーク島再考」、日本オリエント学会第46回大会、東京外国語大学、2004年10月24日
2004
「スファーラと未知性」、日本アフリカ学会第41回学術大会、中部大学、2004年5月30日
2003
「カンバルー島を探せ―中世スワヒリ史の視座転回」、日本アフリカ学会第40回学術大会、島根大学、2003年5月31日
2003
「商業空間が語るスワヒリ史」、中東の建築と文化研究会、東京大学、2003年5月17日
2002
「スワヒリ史研究の新しい視点――モスク分類と伝承の奇妙な一致」、中東の建築と文化研究会、東京大学、2002年4月27日
学術集会におけるオーガナイザー、コメンテーターなど
2019
“African History in Broader Perspective: Some Dimensions in 19th and 20thCentury”, 56th Japan Association of African Studies Annual Conference, Kyoto Seika University (Kyoto: Japan), 18 May 2019.
2019
Joint Research Seminar "Special Session on Africa in the Indian Ocean World", National Museum of Ethnology (Osaka: Japan), 17 May 2019.
2012
オーガナイザー First Annual IOWC Graduate Conference on Indian Ocean World History, McGill University (Montreal: Canada), 27-28 October 2012
2012
オーガナイザー Abolition of Slavery as A Global Experience, University of Tokyo (Tokyo: Japan), 18 November 2012
2012
オーガナイザー “Maritime Exchanges, Multi-polar Entanglements: Forgotten Flows of Commodities, People, and Experiences across the Atlantic and Indian Ocean Worlds” for the XVIth World Economic History Congress at Stellenbosch University (Stellenbosch: South Africa), 10 July 2012.
2012
オーガナイザー  “Patterns of Trans-Asian Integration: Diasporas and Hegemonies in Maritime Eurasia from the 13th to the 19th Centuries,” Panel for the 2012 Annual Conference of the Association for Asian Studies, Sheraton Centre Toronto (Toronto: Canada), 15 March 2012.
2012
オーガナイザー ユーラシア科研「奴隷」研究会、2012年1月7日
2011
コメンテーター Session “South Asian Seas” in the International Workshop “Globalizing Violence, Emerging Modernity: Piracy and Anti-Piracy Campaign in Eurasia, c. 1600-1900,” 学習院女子大学、2011年12月10日
2011
コメンテーター the World/Global History Join Workshop “Regional Diversity and Eurasian Linkage in the Eighteenth and Nineteenth Centuries,” 東京大学, 2011年10月5日
2011
オーガナイザー ユーラシア科研研究会「奴隷と現地社会」、東京大学、2011年5月29日
2010
オーガナイザー、コメンテーター Atlantic Slave Trade Seminar by Stephen Behrendt、東京大学、2010年10月23日
2010
オーガナイザー ユーラシア科研ワークショップ「17-19世紀ユーラシアにおける『奴隷』をめぐって」、2010年5月15日
2010
コメンテーター セッション「『海賊』と呼ばれた人々と国家―19世紀南シナ海沿岸の国家周縁の歴史―」、ユーラシア科研第3回全体集会、北九州市立大学、2010年1月9日
2006
コメンテーター 地球環境史の構築に関する人類学的研究研究会、国立民族学博物館、2006年7月1日