国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

館外での出版物

クジラとともに生きる――アラスカ先住民の現在(フィールドワーク選書3)

2014年5月31日刊行

岸上伸啓 著

臨川書店
【科研プロジェクト成果】

出版物情報

主題・内容

アラスカ先住民イヌピアットの捕鯨は千年以上の歴史を持ち、現在でも彼らの生活の中で重要な位置を占めている。しかし、それは地球温暖化や反捕鯨運動、石油開発などによって悪影響を受けつつある。本書は、現在の捕鯨文化を紹介する。

目次

はじめに
第1章 捕鯨文化研究ことはじめ
第2章 調査地バロー社会の全貌を知る
第3章 捕鯨と祭りの日々
第4章 クジラと人の関係、人と人の関係
第5章 クジラの分配と交換
第6章 捕鯨民イヌピアットとグローバリゼーション
あとがき
主要参考・参照文献