国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

民博通信

『民博通信』は、本館において現在計画中、および進行中の研究について、その学術的な特色、独創的な点、期待される成果などを、研究者を中心に広く発信するのが目的です。使用言語は、日本語です。年4回発行。

お問い合わせは、国立民族学博物館 編集室まで。
〒565-8511 大阪府吹田市千里万博公園10-1
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2007 No.118

特集 海外コリアンはどう暮らす
2007年9月28日発行

バックナンバー

目次

特集 海外コリアンはどう暮らす
責任編集 朝倉敏夫
日本、中国、中央アジア、ヨーロッパから、南北アメリカ、オセアニアまで、
グローバル化の現在、700万人の海外コリアンが暮らしている。
彼らを海外へと駆り立てたのは何だろうか。
どのようにホスト社会に適応し、どのような生活文化を育んでいるのか。
それぞれの地域における海外コリアンのライフヒストリーをふまえた移住史、フィールドワークをとおして、彼らの生活実態、生活世界を明らかにしたい。
世界の海外コリアン
文・写真 朝倉敏夫
海外コリアンのネットワーク
文・写真 林史樹
在日コリアン団地の暮らし
文・写真 島村恭則
コラム「同化」でもなく、「孤立」でもなく―在日コリアンによる日本語教育支援
文 岡田浩樹
カザフスタンの高麗人と韓国人
文・写真 李愛俐娥
韓国社会にUターンしてきた海外養子―定住へのそれぞれの形
文・写真 洪賢秀
リーディング・ガイド
プロジェクト
インドの都市社会の変貌
科学研究費補助金による研究:南アジア地域における消費社会化と都市空間の変容に関する文化人類学的研究
文・写真 三尾稔
人はなぜ移動するのか
科学研究費補助金による研究:アフリカとユーラシアに展開する宗教と商業のネットワークに関する歴史人類学的研究
文・写真 三島禎子
資料と情報
パイオニア人類学者が撮影した現地写真の保存・公開―ネパール写真データベース
文 南真木人
ほん
岡田裕成・齋藤晃著
『南米キリスト教美術とコロニアリズム』
評者 網野徹哉
松山利夫著
『ブラックフェラウェイ―オーストラリア先住民アボリジナルの選択』
評者 岸上伸啓
民博の研究刊行物
ひと
韓福眞さん
紹介者 小林繁樹
紀行
自己を生かすために取り込む非自己―サンフランシスコ日本町の朝鮮半島出身者をめぐる高齢者福祉事情
文・写真 小谷幸子
ニュース
視座
嘘から学ぶ
文 松園万亀雄

No.117 All No.119

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