国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう

※ウィークエンド・サロンは、2016年からテーマによって実施時間が30~60分になり、さらに気軽にご参加いただけるようになります。

みんぱくの研究者が展示場で「現在取り組んでいる研究」「調査している地域(国)の最新情報」「みんぱくの展示資料」など、多彩な話題をわかりやすくお話します。

  • 会 場:国立民族学博物館 本館展示場又は特別展示館
  • 日 時:毎週日曜日 14:30~(30~60分)※都合により、予定を変更することがあります。
  • お問い合わせ:国立民族学博物館 企画課 博物館事業係 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)

開催予定スケジュール

第510回 2018年4月22日(日)
インド・中近東収集から時代を読む

インド・中近東で収集を担った高山龍三氏から伺った回顧談や当時の報告書を基に、1970年前後という時代を読み解きます。インド・中近東における動乱期前夜ともいえる束の間の平穏、高度経済成長期の日本と選ばれた人びとの奮闘、国民の高揚などを考えます。

○ 話者
南真木人(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 特別展示館

○ 日時
2018年4月22日(日) 14:30~15:00


1969年のボンベイ(インド) 撮影:高山龍三

第511回 2018年4月29日(日・祝)
1960年代末のメキシコとコロンビア――EEM中南米の旅

EEM(万博資料収集団)の一環として、1968年から69年にかけて、中米のメキシコとグアテマラ、南米のコロンビアを中心とする5カ国で資料収集が行われました。当時の記録を基に、波乱にとみ、知的に豊穣だった中南米の収集旅行の足跡をたどります。

○ 話者
鈴木紀(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2018年4月29日(日・祝) 14:30~15:00


コロンビアのオリノコ川上流で出会った人々(写真提供=大貫良夫氏)

第512回 2018年5月6日(日)
専門家が専門外に手を伸ばすとき――アフガニスタンから来た偶像

研究者は何かの学問分野の専門家でしかなく、その分野から外れたら一介の門外漢に過ぎないのは自明です。とはいえ職業柄、専門外に手を伸ばさざるを得ない状況というのも訪れます。アフガニスタン由来のEEM資料「祖先像」を例に、研究者の苦悩をお話しします。

○ 話者
吉岡乾(国立民族学博物館助教)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2018年5月6日(日) 14:30~15:15


アフガニスタンで入手したという「祖先像(レプリカ)」(写真:六田知弘)

第513回 2018年5月13日(日)
1960年代のアフリカ

1960年は「アフリカの年」として知られ、多くのアフリカ諸国が独立を果たしました。しかし脱植民地化は難航し、多くの国々が経済の停滞や衰退を経験します。アフリカをめぐる先進諸国の援助合戦と、それによってもたらされた弊害などについてお話します。

○ 話者
三島禎子(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2018年5月13日(日) 14:30~15:15


独立広場をとりまく官庁街(セネガルの首都ダカール)

第514回 2018年5月20日(日)
自由への渇望と抑圧――1960年代の東ヨーロッパ

ヨーロッパが東西に分断されていた1960年代、そこでは自由と民主主義という言葉がリアリティをもっていました。東ヨーロッパのひとびとは何を求め、どんな暮らしをしていたのでしょうか。ルーマニアを例に考えてみましょう。

○ 話者
新免光比呂(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2018年5月20日(日) 14:30~15:15


ルーマニア・チャウシュスク大統領の残した国民宮殿。

第515回 2018年5月27日(日)
失われつつあるものを、かき集めた――日本資料の紹介

万博開催のために収集された日本関係の資料は、水田稲作や畑作で使われる生業道具、暮らしのなかの生活用品、各地に残る信仰や芸能にかかわるものなど、日本社会が過去から受け継いできたものが多い。本発表では、50年ほど前に収集された日本資料の紹介を通して、1960年代の日本を考えてみたい。

○ 話者
卯田宗平(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第3セミナー室(本館2F)

○ 日時
2018年5月27日(日) 14:30~15:00


全長約8メートルの蛇形を作っているようす(岡山県新見市哲西町、2017年12月)