国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。

みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう

※ウィークエンド・サロンは、2016年からテーマによって実施時間が30~60分になり、さらに気軽にご参加いただけるようになります。

みんぱくの研究者が展示場で「現在取り組んでいる研究」「調査している地域(国)の最新情報」「みんぱくの展示資料」など、多彩な話題をわかりやすくお話します。

  • 会 場:国立民族学博物館 本館展示場又は特別展示館
  • 日 時:毎週日曜日 14:30~(30~60分)※都合により、予定を変更することがあります。
  • お問い合わせ:国立民族学博物館 企画課 博物館事業係 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)

開催予定スケジュール

第516回 2018年6月24日(日)
キルト・ストーリーが紡ぐ世界

聖書に基づき簡素な生活を旨とするアーミッシュは、無地の服を着て馬車に乗り、電気や電話の使用を制限し続けています。彼らが生活用品としてつくってきたキルトに込められた日々の暮らしや世界との交流の物語を訪ねます。

○ 話者
鈴木七美(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館企画展示場

○ 日時
2018年6月24日(日) 14:30~15:30


クリブキルト(子ども用ベッドカバ一)1920年代 インディアナ州

第517回 2018年7月1日(日)
北アメリカ先住民イヌピアットとイヌイットによる捕鯨

アラスカ先住民イヌピアットとカナダ先住民イヌイットは、現在でもホッキョククジラを捕獲し、食料としています。温暖化や動物愛護運動の影響で存続の危機に直面している彼らの捕鯨活動の現状について紹介します。

○ 話者
岸上伸啓(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2018年7月1日(日) 14:30~15:30


クジラを追うハンター

第518回 2018年7月8日(日)
精霊信仰と彫像

みんぱくの公式Facebookや公式Twitterでプロフィールアイコンとして用いられている彫像をご存知でしょうか?この彫像を作った人びとの信仰や彫像に込められた意味について写真をお見せしながら詳しく解説します。展示場にある実物をぜひ探してみてください。

○ 話者
信田敏宏(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2018年7月8日(日) 14:30~15:00


精霊モヤン・プティン・ブリオン

第519回 2018年7月15日(日)
2050年、韓国の国際結婚率は3分の1?

わが国の国際結婚率が3.4%程度で推移しているのに対し、韓国では国際結婚率が増加し、7%を越えました。国際結婚率は韓国で今後も増加の一途をたどり、2050年に30%を越えるとまで言われています。この背景には何があるのでしょうか?

○ 話者
太田心平(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2018年7月15日(日) 14:30~15:15


韓国の繁華街によく見られる国際結婚の斡旋所

第520回 2018年7月22日(日)
カフィル・カラ遺跡(ウズベキスタン)におけるゾロアスター教 浮き彫り板絵の発見

ウズベキスタンに所在するカフィル・カラ遺跡の発掘調査(2017年度)で、ゾロアスター教の女神ナナーに、火や供物、音楽を捧げる様子を描いた浮き彫りの板絵が発見されました。ウズベキスタン国内でも初となる、完全な形で発掘された板絵の図像について紹介します。

○ 話者
寺村裕史(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2018年7月22日(日) 14:30~15:00


浮き彫り板絵発見時の発掘現場の様子

第521回 2018年7月29日(日)
南太平洋の華人―客家を中心として

オセアニアの島嶼部では少なからずの中国系住民が住んでいます。彼らはなぜ南太平洋に移住したのか、どのような生活を送っているのか、客家を中心に解説します。

○ 話者
河合洋尚(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第7セミナー室(本館2F)

○ 日時
2018年7月29日(日) 14:30~15:00


タヒチにおける春節の獅子舞

第522回 2018年8月5日(日)
中国文化の中の「動物」たち

羊、馬、豚、鳥、魚、獅子のような動物、あるいは竜や麒麟のような想像上の生き物は、長い間人類と共存してきました。かれらが暮らしのパートナーとして、また、人生観や宇宙観を表すメタファーとして、われわれの衣食住にどのようにかかわってきたのかを考えます。

○ 話者
韓敏(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(東アジア展示・中国地域の文化)

○ 日時
2018年8月5日(日) 14:30~15:15


吉祥のモチーフとして凧に描かれた燕、鹿、鶴、竜の動物たち

第523回 2018年8月12日(日)
アラブ人の運命観

わたしは「星のさだめ」という子ども向けのお話を書きました。さいわい多くの子どもたちに読まれ、劇になったり曲がつけられたりして、まるでこの物語にあらたな生命があたえられたようです。この話をもとにアラブの人たちの運命観について考えてみましょう。

○ 話者
西尾哲夫(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(西アジア展示)

○ 日時
2018年8月12日(日) 14:30~15:00


幾何学的な美をもつアブダビのモスクとミナレット(中央)

第524回 2018年8月19日(日)
「地中海料理」って何?

2010年ユネスコの無形文化遺産に登録された「地中海料理」。ただし定義はあいまいで、その成り立ちや中身をみていくと、とくに現代の食文化がかかえる政治性が見えてきます。イタリアでの「地中海料理」をめぐる動きを紹介しながら、食文化の多面的な意味を考えていきます。

○ 話者
宇田川妙子(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2018年8月19日(日) 14:30~15:15


ナポリ近くのピオッピという村にある地中海料理博物館の外観

第525回 2018年8月26日(日)
エルサレムのアルメニア陶器

エルサレム旧市街には、少数ですがアルメニア人が住んでおり、本国アルメニアとも異なる独自のコミュニティを築いています。その象徴的存在であるアルメニア陶器について、その歴史とエルサレムで発展するに至った経緯について、ご紹介します。

○ 話者
菅瀬晶子(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2018年8月26日(日) 14:30~15:00


エルサレムの聖ヤコブ大聖堂。