国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
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みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう

※ウィークエンド・サロンは、2016年からテーマによって実施時間が30~60分になり、さらに気軽にご参加いただけるようになりました。

みんぱくの研究者が展示場で「現在取り組んでいる研究」「調査している地域(国)の最新情報」「みんぱくの展示資料」など、多彩な話題をわかりやすくお話します。

  • 会 場:国立民族学博物館 本館展示場又は特別展示館
  • 日 時:毎週日曜日 14:30~(30~60分)※都合により、予定を変更することがあります。
  • お問い合わせ:国立民族学博物館 企画課 博物館事業係 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)

開催予定スケジュール

第459回 2017年4月2日(日)
身近な素材、貴重な素材―台湾原住民族のビーズの多様性

台湾の先住民族である台湾原住民族が、ガラス、陶器や土器などのセラミック、メノウなどの準貴石、貝殻、動物の骨、歯、角、ジュズダマ、トウアズキ、竹、ショウブ等の植物と、実にさまざまな素材のビーズを使用してきたことを紹介し、現代の台湾のビーズ工芸を考えます。

○ 話者
野林厚志(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 特別展示館

○ 日時
2017年4月2日(日) 14:30~15:15


パイワン族の若いビーズ作家

第460回 2017年4月9日(日)
北アメリカ先住民とアイヌのガラスビーズ利用

両地域ともガラス製のビーズや玉は自製ではなく、ある時期から交易によって入ってきたものです。美しさばかりでなく、富を象徴するものとして、あるいは呪術的な力を持つものとしてガラス玉がそれぞれの文化でどのように受容されたか、特別展示場で解説します。

○ 話者
齋藤玲子(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 特別展示館

○ 日時
2017年4月9日(日) 14:30~15:00


北海道アイヌの首飾り(標本番号K2180)

第461回 2017年4月16日(日)
世界のビーズ、日本のビーズ

ビーズは、現在、地球のすみずみまでに広がっています。しかしながら、世界各地の状況をよくみると、ビーズ好きの民族とそうでない人々がいます。日本人は、いったい、どちらのグループに入るのでしょうか。10万年のビーズの歴史をふまえて、日本人にとってのビーズの社会的、文化的意味について考えます。

○ 話者
池谷和信(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 特別展示館

○ 日時
2017年4月16日(日) 14:30~15:00


特別展「ビーズ―つなぐ かざる みせる」体験コーナーのビーズ人形など

第462回 2017年4月23日(日)
民博の展示資料を守る

民博では、露出展示が採用されています。露出展示は、資料を直に観覧できることから、その質感や風合いなどを良く感じることができます。その一方で、露出展示は、災害などで転倒したり、落下したりする事故も想定しなければいけません。今回は、このようなリスク対応の取り組みを紹介します。

○ 話者
日髙真吾(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2017年4月23日(日) 14:30~15:15


大型の展示資料の点検作業

第463回 2017年4月30日(日)
「異教徒の地」と「光の地」―パキスタン・アフガニスタンのカタ人とカラーシャ人

パキスタンとアフガニスタンとにまたがって延びるヒンドゥークシ山脈。その山中には「光の地」と呼ばれる地域があります。かつて「異教徒の地」と呼ばれていたその地域に暮らす、カラーシャ人とカタ人という民族とその文化を、映像を交えて紹介します。

○ 話者
吉岡乾(国立民族学博物館助教)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2017年4月30日(日) 14:30~15:15


カタ人による馬上スポーツ「ブズカシ」

第464回 2017年5月7日(日)
華僑の移住と暮らし――タヒチ

タヒチでは首都・パペーテを中心に多くの華僑・華人が住んでいます。なかでもタヒチの華人の大半は客家であり、彼らは現地の経済や文化に大きな影響を及ぼしています。タヒチの客家の移住、食文化、文化復興などについて紹介します。

○ 話者
河合洋尚(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2017年5月7日(日) 14:30~15:00

○ 定員
なし(ご自由に参加いただけます。)


タヒチの春節イベント

第465回 2017年5月14日(日)
豊かな高齢期とナラティヴ

語り、物語などを意味するナラティヴを素材とする交流は、高齢期のウェルビーイングに資する活動として注目されています。ここでは、スイスの多世代対象生活コミュニティで紡がれるナラティヴと、人々のエイジング・イン・プレイスや新しい地域文化創出を考えます。

○ 話者
鈴木七美(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2017年5月14日(日) 14:30~15:00


多世代対象生活コミュニティのイベントに参加する住人と訪問者たち

第466回 2017年5月21日(日)
マランガン儀礼と彫刻 ――ジョージ・ブラウン・コレクションから

オセアニア展示場の「外部世界との接触」には、民族学の研究者でもあった宣教師・ジョージ・ブラウンが収集した仮面や彫像が展示されています。これらが使用されるマランガン儀礼については秘密の部分もあるため、なかなか調査は難しいようです。現在まで明らかとなっている儀礼の様子と、使われる彫刻についてお話しします。

○ 話者
林勲男(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2017年5月21日(日) 14:30~15:00


民博所蔵のマランガン彫刻

第467回 2017年5月28日(日)
新しい東南アジア展示場ができるまで――生業と寺院を中心に

2015年3月にリニューアル・オープンした東南アジア展示場について、わたしが担当した生業と寺院のコーナーを中心に、展示企画の立案から、展示資料の収集、そして展示の実現とその後の改良まで、展示という作業の魅力と難しさについてお話しします。

○ 話者
平井京之介(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(東南アジア展示場)

○ 日時
2017年5月28日(日) 14:30~15:00


東南アジア展示場の寺院コーナー