国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
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みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう

※ウィークエンド・サロンは、2016年からテーマによって実施時間が30~60分になり、さらに気軽にご参加いただけるようになりました。

みんぱくの研究者が展示場で「現在取り組んでいる研究」「調査している地域(国)の最新情報」「みんぱくの展示資料」など、多彩な話題をわかりやすくお話します。

  • 会 場:国立民族学博物館 本館展示場又は特別展示館
  • 日 時:毎週日曜日 14:30~(30~60分)※都合により、予定を変更することがあります。
  • お問い合わせ:国立民族学博物館 企画課 博物館事業係 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)

開催予定スケジュール

第471回 2017年7月2日(日)
南アジアのクリケット文化

クリケットをご存知でしょうか?イギリス生まれのこの球技は、南アジア各国に根づき、今では国民的娯楽となっています。日本では知られていませんが、W杯の強国も南アジアに数多くあります。競技や人びとの楽しみ方の簡単な解説を通して、南アジアのスポーツ文化の一端をご紹介します。

○ 話者
三尾稔(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(南アジア展示場)

○ 日時
2017年7月2日(日) 14:30~15:15


投球練習中のプロ・クリケット選手。
Photo courtecy by Kolkata Knight Riders.

第472回 2017年7月9日(日)
イコンからガラス絵へ

ヨーロッパにおいてキリスト教の聖画像として生まれたイコンは、サハラ砂漠を越えてアフリカのイスラーム地域で独特の発展を遂げました。画法も描写する対象も変化したガラス絵は現代のアフリカ社会の諸相を物語っています。

○ 話者
三島禎子(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ヨーロッパ展示場・アフリカ展示場)

○ 日時
2017年7月9日(日) 14:30~15:00


セネガルの街頭で売られているガラス絵

第473回 2017年7月16日(日)
チュルカナスのやきもの

南米ペルー北部のチュルカナスでは、1970年代、古代の土器づくりの技法を取り入れた新しいやきものが誕生しました。現在ではペルーを代表する土産物のひとつとなったこの古くて新しいやきものの成立事情と現状を、本館に展示されている作品を紹介しながらご説明します。

○ 話者
齋藤晃(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(アメリカ展示場)

○ 日時
2017年7月16日(日) 14:30~15:00


太ったチャラン
フアナ・ソサ制作 1990年

第474回 2017年7月23日(日)
ジャワ島のガムランのリズム

東南アジア展示場の出口付近に、インドネシア、ジャワ島のガムランとよばれる合奏音楽を例にして、東南アジア音楽のリズムを体験するコーナーがあります。大小いくつかのゴングを実際にならしながら、一緒にリズムを体験してみましょう。

○ 話者
福岡正太(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(東南アジア展示場)

○ 日時
2017年7月23日(日) 14:30~15:15


かつて音楽展示場で展示していたガムラン

第475回 2017年7月30日(日)
タンディル――ウズベキスタンのパン焼き窯

中央・北アジア展示場には、タンディルとよばれるパン焼き窯の復元模型が展示されています。展示場のタンディルはすでに「完成」した状態のものですが、実際に現地では、どのように作られ、設置されているのでしょうか?窯の製作からパン焼きまで、タンディルの裏側を紹介します。

○ 話者
寺村裕史(国立民族学博物館助教)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2017年7月30日(日) 14:30~15:15


タンディル本体をかまどに設置している作業の様子

第476回 2017年8月6日(日)
変化するイタリアの結婚

近年フランスでは婚外出産が全出産の半数を超え、ヨーロッパの各地では、制度としての結婚が衰えつつあるといいます。その傾向は、家族主義的でカトリックの強いイタリアでは非常に低いといわれていましたが、2000年以降、大きく変わってきました。その変化をとおして、結婚とは何かを考えてみましょう。

○ 話者
宇田川妙子(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2017年8月6日(日) 14:30~15:15


結婚式の直前、父と一緒に教会に入る花嫁

第477回 2017年8月20日(日)
太平洋の探検家朝枝利男――その生涯と資料について

アメリカの調査チームのメンバーとして戦前の太平洋地域を幅広く航海し、写真に収めた日本人がいました。本サロンでは、アメリカでは画家、写真家、博物館の学芸員として知られているものの、日本では忘れられた朝枝利男の生涯と写真について紹介します。

○ 話者
丹羽典生(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2017年8月20日(日) 14:30~15:00


南太平洋旅行中の朝枝利男氏。1931年、ゼーン・グレー氏所有のヨット、フィッシャーマン二世号にて

第478回 2017年8月27日(日)
開館40周年記念特別展「よみがえれ! シーボルトの日本博物館」――みんぱくでの展示の工夫

開館40周年記念特別展「よみがえれ! シーボルトの日本博物館」関連

ミュンヘン五大陸博物館のシーボルト・コレクションおよびシーボルトの末裔にあたるブランデンシュタイン=ツェッペリン家所蔵の関係資料をとおし、シーボルトの日本博物館が150年ぶりによみがえります。ここでは、展示の概要説明とともに、展示をまもるための工夫をお話します。

○ 話者
園田直子(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第5セミナー室、特別展示館

○ 日時
2017年8月27日(日) 14:30~15:30


ミュンヘン五大陸博物館蔵 ©Museum Fünf Kontinente, Munich(MFK)