国立民族学博物館(みんぱく)は、博物館をもった文化人類学・民族学の研究所です。
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みんぱくウィークエンド・サロン――研究者と話そう

※ウィークエンド・サロンは、2016年からテーマによって実施時間が30~60分になり、さらに気軽にご参加いただけるようになりました。

みんぱくの研究者が展示場で「現在取り組んでいる研究」「調査している地域(国)の最新情報」「みんぱくの展示資料」など、多彩な話題をわかりやすくお話します。

  • 会 場:国立民族学博物館 本館展示場又は特別展示館
  • 日 時:毎週日曜日 14:30~(30~60分)※都合により、予定を変更することがあります。
  • お問い合わせ:国立民族学博物館 企画課 博物館事業係 06-6878-8210(土日祝を除く9:00~17:00)

開催予定スケジュール

第487回 2017年10月29日(日)
フィールドワークとケガ――ベトナム西北部調査より

初めての長期のフィールドワークに向かう、わくわくとどきどきの道すがら、バイクで転倒しました。足と心に傷を負い、足を引きずりながら、フィールドワークが始まりました。でも、ケガをしたことによって見えてくる社会や文化の局面もあるのではないでしょうか。

○ 話者
樫永真佐夫(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第3セミナー室(本館2F)

○ 日時
2017年10月29日(日) 14:30~15:00


町から町へバイクで行商に向かう男性(ベトナム、ソンラー省モクチャウ県)

第488回 2017年11月5日(日)
カザフの天幕――住居から祝祭の空間へ

中央アジアの広大な草原で移動式の住居として使われていた天幕は、カザフ遊牧民が定住化した現在では主に祝祭や儀礼のために使われるようになっています。天幕に反映された世界観や死生観、天幕の使用方法などをとおして、カザフ社会の変容を考えます。

○ 話者
藤本透子(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(中央・北アジア展示場)

○ 日時
2017年11月5日(日) 14:30~15:00


カザフの結婚祝のために張られた天幕

第489回 2017年11月12日(日)
娯楽の場としてのコーヒーハウス――イランのガフヴェ・ハーネ

イランのガフヴェ・ハーネ(ペルシア語で「コーヒーの家」)と呼ばれる伝統的な喫茶店は、かつて人びとが余暇を楽しんだ場でした。民衆の心躍らせた聖者、英雄、任侠者が活躍する語り物や、こうした物語の場面を描いたコーヒーハウス芸術などの娯楽文化を紹介します。

○ 話者
山中由里子(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第5セミナー室(本館2F)

○ 日時
2017年11月12日(日) 14:30~15:15


絵解きのパルデ(幕)、イスファハーンのバザールにて

第490回 2017年11月26日(日)
博物館の中の文化遺産、博物館の外の文化遺産

民族誌博物館は、くらしに息づく有形の文化遺産を保存し展示する役割を担っています。いっぽう、伝統的建造物群保存地区や文化的景観、無形文化遺産など、くらしの場で保存される遺産も少なくありません。両者をふまえて、くらしに関わる文化遺産の問題を考えます。

○ 話者
飯田卓(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(ナビひろば)

○ 日時
2017年11月26日(日) 14:30~15:30


ユネスコ無形文化遺産と国指定重要無形民俗文化財に指定されている、京都祇園祭の山鉾行事

第491回 2017年12月3日(日)
カナダ先住民の文化の力―過去、現在、未来

開館40周年記念・カナダ建国150周年記念企画展「カナダ先住民の文化の力―過去、現在、未来」関連

2017年7月1日にカナダは建国150周年を迎えます。カナダ先住民は、同国の先住民政策の影響を強く受けつつ、独自の文化を継承したり、新たに創りだしたりしてきました。多様なカナダ先住民文化の歴史と現状について、企画展示を見ながら紹介します。

○ 話者
岸上伸啓(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 本館展示場(企画展示場)

○ 日時
2017年12月3日(日) 14:30~15:15


モホークの儀礼ダンス

第492回 2017年12月10日(日)
「仕立物いたします」

ヨーロッパ展示場にある裁縫アカデミーと仕立て職人の免状はライプチヒの女性のものです。仕立は専門店が扱う専門職であると同時に、市井の女性の内職仕事でもありました。ドイツで産業化の初期にあらわれた家内工業と、それを支えた女性たちについて話します。

○ 話者
森明子(国立民族学博物館教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第3セミナー室(本館2F)

○ 日時
2017年12月10日(日) 14:30~15:00


仕立て職人同業者組合発行、職人試験合格証書(複製)ドイツ、ライプツィヒ 1915年発行 ベルリン国立博物館群ヨーロッパ諸文化博物館蔵 ©Staatliche Museen zu Berlin,Museum Europäischer Kulturen

第493回 2017年12月17日(日)
目に見えない世界を歩く――「全盲」のフィールドワーク

本年12月、拙著『目に見えない世界を歩く』(平凡社新書)が刊行される予定です。新著の内容を紹介するとともに、視覚障害者が本を書く際の工夫などについてお話しします。「全盲」とは単なる障害ではなく、マジョリティと異なる生き方(行き方)をもたらす異文化です。ある全盲者の半生をいっしょにフィールドワークしてみましょう。

○ 話者
広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第7セミナー室(本館2F)

○ 日時
2017年12月17日(日) 14:30~15:15


彫刻作品を全身で味わう(国立台湾美術館にて)

第494回 2017年12月24日(日)
みんぱくシンボルマークをえがく(再)

みんぱく開館40周年にあたる今年のわたしの話題は、「みんぱくシンボルマーク」です。このマークは一見単純そうな形に見えますが、実際にえがいてみると思わぬ発見がありました。そんなエピソードや、創設当時のマークの原版、リニューアルしたマークなどを見ながら、ふたたび、みんぱくシンボルマークに迫ります。

○ 話者
山本泰則(国立民族学博物館准教授)

○ 場所
国立民族学博物館 第7セミナー室(本館2F)


一見単純そうに見える「みんぱくシンボルマーク」に隠された歴史と秘密に迫ります。